『サラとソロモン』は子どもでも読める引き寄せの法則の本。
少女サラが賢いふくろうソロモンと出会い、引き寄せの法則を学んでいく物語です。
望むものに注意を向け、幸せに生きるためのヒントがわかります。
★ 『サラとソロモン』 の要約ポイント★
・苦しみの鎖を終わらせるためのステップ
・共鳴引力の法則
・重要なのは味わい愛でること
目次
要約①:苦しみの鎖を終わらせるためのステップ
サラはいたずら好きの弟に困っていて、いつも腹を立てています。それは、苦しみの鎖に繋がり続けていることを意味します。
苦しみの鎖
いじわるして仕返しすれば、またいじわるされる。
誰かが傷つき、傷つくきっかけをつくって、次に別の誰かが傷つく。
苦しみの鎖に繋がり続けていれば、幸せにはなれません。
このループを抜け出すには、次のステップを踏みます。
<苦しみの鎖を終わらせるためのステップ>
①自分が欲しくないものは何かを認める
②自分が欲しいものは何かを決める
③自分が欲しいものがどんな感じがするか考え続ける
④願いが実現する
欲しくないものがわかっていれば、欲しいものをみつけるのは簡単です。病気なら健康が欲しいし、貧乏ならお金が欲しいものです。
欲しいものを見つけたら、欲しいものがどんな感じか実感するまで考えます。すると、<<いい感じのエネルギーの流れ>>に繋がります。苦しみの鎖につながったまま、<<いい感じのエネルギーの流れ>>にはつながれません。
それはね、君の感じ方を変えるまでは、実際に何も変えたことにならないからなんだ。<<苦しみの鎖>>につながったままだ。でも感じ方を変えたら、君は別のものにつながることになる。
みんないい気分でいたいし、良い人間でいたいのです。だから悪いことを探して遠ざけようとします。しかしそれが<<苦しみの鎖>>につながる原因となってしまいます。
君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。なぜなら、他の人々が考えることや行うことを、君がコントロールすることはできないからさ。でもね、サラ、自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には、本当に自由になれるんだ。
要約②:共鳴引力の法則
共鳴引力の法則とは、似たもの同士が一緒に集まることです。
『サラとソロモン』には、光の板のたとえが出てきます。何千の豆電球でできた光の板があり、自分が注意を向けたものだけが光ります。光っている豆電球の部分がその時の自分にとっての世界になります。
だから、望んでいることを明確にして感じることが重要です。
サラは弟にいじめられないように、いじめられることに一番注意を向けています。だから、いたずらな弟と調和しているのです。
この宇宙のすべての物事の中には、<<君が望んでいること>>と<<君が望んでいないこと>>という要素の両方が内在しているんだ。どの人の中にも、どんな状況の中にも、どの場所の中にも、どの瞬間の中にも、その両方の要素のどちらかを選べるという選択肢が常に存在しているんだ。いつでもずっとあるんだ。だからね、サラ、ある場所や状況の中に悪いことがあるからという理由でそこを去るなら、次の場所に行っても、ほとんど同じことが起こるってことなんだ。
その場所や状況を離れても、自分の世界の見方が変わらなければ、同じように注意を向けるので同じような問題が起こります。
自分の望むものに注意を向ければ、望むものと同じ感じのするものが集まってきます。
要約③:重要なのは味わい愛でること
味わい愛でる気持ちを感じさせてくれるようなことを考えることが、望むものを引き寄せるポイントです。
<<いい感じのエネルギー>>につながり、自分に流れ込む幸せに向かって<<心の扉>>を開けておく。そのために、注意を向けているものに味わい愛でる気持ちを感じられる考え方を採用します。
つまりね、人々や物事に君の注意を向けて、それと同時に、注意を向けている対象に向かって、あの素晴らしい<<味わい愛でる気持ち>>を感じる時はいつでも、その人々や物事の<<本来の良いあり方>>を増加させるんだ。君の<<味わい愛でる気持ち>>で、みんなにシャワーを浴びせかけるようなものだ。
同じ出来事でも、いろいろな角度から見ることができます。どんな見方が良い感じがするか、役に立つか。自分がどう感じるかを大切にするのが、幸せに生きる秘訣です。
『サラとソロモン』 の次に読むなら?
『サラとソロモン』 とあわせて読みたい本を紹介します。
①『運気を磨く』
引き寄せの法則というとスピリチュアルな本が多いですが、『運気を磨く』の著者、田坂広志さんは工学博士であり、とても論理的な説明で読みやすいです。
究極のポジティブな人生観、絶対肯定の思想はとても感銘を受けました。
参考記事:『運気を磨く』の要約まとめ:人生のすべてを絶対肯定する
②『「感謝」の心理学』
感謝日記で感謝を記録することで、幸せで充実した人生を送れるような世界の見方になっていきます。
感謝する性質を高めるコツや感謝の日記を継続するポイントなど、人生に感謝の習慣を取り入れるためのヒントがたくさん載っていました。
参考記事:『「感謝」の心理学』の要約まとめ:感謝を持続的に生み出すには記録しよう
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