『「感謝」の心理学』の要約まとめ:感謝を持続的に生み出すには記録しよう

『「感謝」の心理学』の要約まとめ:感謝を持続的に生み出すには記録しよう

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『「感謝」の心理学』は、感謝を持続的に生み出すベストな方法がわかる本。

感謝日記で感謝を記録することで、幸せで充実した人生を送れるような世界の見方になっていきます。

 

感謝する性質を高めるコツや感謝の日記を継続するポイントなど、人生に感謝の習慣を取り入れるためのヒントがたくさん載っていました。

★『「感謝」の心理学』の要約ポイント★

 

・感謝は選択するもの

 

・感謝する性質が高い人の共通点4つ

 

・感謝日記のワークをしよう

わたしも感謝のワークを21日間やってみて、

あらためて感謝と幸福感は大きく関係するのだとわかりました。

この記事では『「感謝」の心理学』の要約を紹介します。

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要約①:感謝は選択するもの

 

『「感謝」の心理学』や他の本でも多く触れられているとおり、感謝のメリットはたくさんあります。

・幸せを感じやすくなる

 

・睡眠時間が増える

 

・運動習慣が続く

 

・自己肯定感が上がる

 

・困難に対する回復力(レジリエンス)が高まる など

どうしたら幸せになれるかを研究するポジティブ心理学が注目されるようになり、感謝に関する科学的な検証がたくさん行われています。

 

感謝のメリットを享受するためには、感謝を選択することです。

 

たとえば、誕生日会でプレゼントをもらうAくんとBくんがいます。

Aくんは、1つ1つのプレゼントをゆっくり開けて、喜びを味わいながら言葉を尽くして感謝します。

Bくんは、包装紙をビリビリ破いてさっさと中身を確認し、他にもないかキョロキョロします。

 

AくんとBくんは生まれ持った性質や育った環境が違うので、Bくんが悪いと責めることはできません。

でも、これから先の人生で、幸せになれそうなのはどちらでしょうか。

与えられたものが同じだったとしても、どう反応するか・どう受け止めるかで随分と人生の幸福度が変わります。

 

ミネソタ大学の研究では、感謝の遺伝率は約40%と推測されています。

感謝しやすい/しにくいは40%遺伝で決まってしまうようですが、裏返せば60%は選択できるということ。

 

幸せな人生を送りたいなら、感謝を選択するのが近道です。

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要約②:感謝する性質が高い人の共通点4つ

感謝する性質が高い人は、感謝に対する姿勢について4つの共通点があります。

それは、強さ/頻度/範囲/密度です。

強さ:同じ出来事でも感謝の気持ちを強く感じる

 

頻度:1日に何度も感謝を感じる

 

範囲:幅広い生活環境に感謝を感じる

 

密度:1つの出来事に対してたくさんの人・ことに感謝する

強さと頻度は読んで字のごとくですが、範囲と密度がわかりにくいかもしれないので補足します。

 

感謝の性質が高い人は、仕事、家族、健康、生活そのものなど、さまざまな生活環境で感謝を感じます。

仕事の場面では感謝を感じて伝えている人でも、家庭でのパートナーの貢献には感謝を示していないかもしれません。その場合は感謝の範囲が狭いということです。

 

感謝の密度が高い人は、1つの出来事に対して多くの人に感謝できます。

たとえば希望の仕事に就職できたとして、感謝の密度が高い人はこれまで関わった多くの人に感謝を感じます。教師、親、友だち、就職先の会社はもちろん、近隣住民や政府、自分の健康や生まれてきたことにまで思いを馳せるかもしれません。

 

要約③:感謝日記のワークをしよう

 

感謝を習慣にするには感謝日記で感謝を記録します。

『「感謝」の心理学』では、7種類のワークを3周する21日間のワークが紹介されています。

①3つの恩恵

 

②誰に、何を?

 

③恵まれた自分

 

④将来を見据えて

 

⑤恵みの欠如

 

⑥感謝の手紙

 

⑦悪いことを良いことへ

この中から3つをピックアップしました。

 

①3つの恩恵

今日起こったことの中で他者を称賛できそうな良いことを3つ書きます。

 

その良いことがなぜ起こったのか、うまくいった理由まで考えましょう。

具体的に書くと、自分で改めて良いこと・ありがたさを認識できます。

 

⑥感謝の手紙

感謝すべきなのに伝えられていない人を選び、なぜ感謝しているか・あなたの人生にどんな影響を与えたのかを意識して感謝の手紙を書きます。

手紙を実際に渡すかどうかは別にして、受け取った相手は手紙を読んでどう感じるかを想像しましょう。

 

⑦悪いことを良いことへ

人生最悪の日、深い悲しみがあった日、試練のときをどう乗り切ったかを思い出し、ポジティブな面に目を向けます。

そのことがあったからこそ自分はどう成長したか、どんな強みを得たか、この出来事がもたらしたポジティブなことにどのように感謝できるかを書きます。

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『「感謝」の心理学』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『「感謝」の心理学』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福』

 

脳内で幸福物質が分泌されている状態を幸福と定義し、幸福を感じる方法を教えてくれる本。

どうすれば心身のエネルギーをチャージできるのかがわかります。

 

まさに感謝を書き留める感謝日記が紹介されています。

参考記事:『THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福』の要約まとめ:幸せには順番があった

 

②『ポジティブ・インパクト まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』

 

まわりにポジティブな影響を与える意味と方法がわかる本。

”感謝することを選ぶ”ことと”良い影響を与えると決める”ことには共通点があります。

参考記事:『ポジティブ・インパクト まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』の要約まとめ

③『ホメ出しの技術』

 

最大の肯定からはじめて、相手のホメるポイントをどんどん見つけよう!という本。

コピーライターの思考法を、褒めることにどう生かすかがわかります。

 

相手の資産になる言葉を贈り、社会を元気にしよう!というコンセプトがとても良かったです。

参考記事:『ホメ出しの技術』の要約まとめ:ダメ出しよりホメ出しで社会を良くしよう

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まとめ:感謝日記で幸せな人生を主体的につくる

・感謝のメリットはたくさんある(幸福度アップ、健康向上など)

 

・感謝は自分で選択するもの

 

・どんな捉え方をするかで人生の幸福度は変わる

 

・感謝の性質が高い人の共通点:強さ/頻度/範囲/密度

 

・密度が濃い=1つの出来事で多くの人に感謝できる

 

・感謝したこと+感謝した理由を具体的に記録する

 

・ネガティブなできごとがもたらしたポジティブなことを考えてみる

感謝は、”知っている”と”やっている”のギャップが大きいことの1つですよね。

感謝を実践している人になろう!と強く思いました。

 

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