『ライフピボット』は、先行きが見えない時代にキャリアを築く方法、ライフピボットについて解説した本。
バスケットボールのピボットのように、軸足は置きつつ、360度いろいろな方向にキャリアの可能性を模索していく生き方です。
可能性を広げるために、スキル/人的ネットワーク/自己理解をどう蓄積するか。
具体的なアクションがわかります。
★『ライフピボット』の要約ポイント★
・経験の蓄積+偶然=転換(ライフピボット)
・スキル/人的ネットワーク/自己理解を蓄積する
・可能性を広げる具体的なアクション6つ
選択肢が多い=キャリアを選べる自由があるということ。
自分の経験を貯めること・新しいことに挑戦することの重要性がわかります。
この記事では『ライフピボット』の要約を紹介します。
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目次
要約①:経験の蓄積+偶然=転換(ライフピボット)
ライフピボットをするには、自分の軸足となる経験の蓄積とポジティブな偶然が必要。
経験の蓄積とは、スティーブ・ジョブズのスピーチで有名なconnect the dots(点と点がつながる)です。
将来の資産になる経験として意識的に今の仕事に取り組みます。
漫然と取り組むのではなく、この経験から何を学ぶ・何を得るのかを考えましょう。
キャリアは思い通り計画できるものではなく、8割は偶然に形成されます。
【計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)】
・キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される
・ポジティブな偶然を引き寄せるように働きかける
偶然によって形成されるからどうしようもない、ではなく、
偶然によって形成されるから良い偶然を引き寄せよう!と考えます。
ポジティブな偶然を引き寄せるには、次の要素が重要だと言われています。
好奇心:視野を広げたい、なんでも知りたい・やってみたい
持続性:粘り強く取り組む
柔軟性:臨機応変に対応する、こだわらない
楽観性:良い方向になると信じられる
冒険心:リスクを恐れず挑戦できる
自分の今の仕事から学ぶ姿勢、新しい経験や出会いがありそうなことを積極的に選ぶことで、ライフピボットの選択肢がどんどん広がります。
要約②:スキル/人的ネットワーク/自己理解を蓄積する
ライフピボットに必要な経験の蓄積を分解すると、以下の3つになります。
・スキル:テクニカルスキル/ヒューマンスキル/コンセプチュアルスキル
・人的ネットワーク:信頼関係を築く
・自己理解:感情と思考を振り返る
自己理解が必要なのは、”努力は夢中に勝てない”からです。
夢中になれることはそれだけで報酬・幸せなことと言えますよね。
この3つを蓄積することで、ピボットの隣接可能性が拓きます。
『ライフピボット』では、ハニカムマップというツールを紹介しています。
ハチの巣のような6角形が並んだ図で、
自分の今のスキル・経験から隣の6角形にどんな仕事・経験があるかを考えられるツールです。
たとえば、今の職業がライターでライティングスキルを持っている場合、
スポーツライターやインタビュアーが隣接可能性として挙げられます。
スポーツライターでスポーツの知識やスポーツ関連の人的ネットワークが得られれば、スポーツ雑誌の編集者やスポーツメーカーのメディア運営というキャリアの可能性が拓けるかもしれません。
インタビュアーに進んでインタビュースキルを積めば、インタビュアー講師やインタビューメディアの道もあり得るでしょう。
要約③:可能性を広げる具体的なアクション6つ
スキル/人的ネットワーク/自己理解を蓄積して可能性を広げるために、
具体的にはどのようなアクションをしたらよいのでしょうか。
『ライフピボット』では具体的に6つ紹介されています。
・マッチングサービスを利用する(yenta、バーチャルランチクラブ等)
・発信し続ける(ブログ、SNSなど)
・イベントに登壇する/主宰する
・コミュニティに参加する/運営に関わる
・ギグワークをする(ココナラ、タイムチケット等)
・ギブワークをする(お金以外の報酬を得る)
それぞれ取り組みやすいように、小さなステップに分けて紹介されています。
共通点は、新しい人や経験を積極的に得ようとしていること、先に価格以上の価値提供をして信頼関係を築くことです。
特にギブワークはお金をもらわずに「勉強中だからやらせてくれない?」と言って、
とにかく打席に立たせてもらいます。
本業はそのままで実験的に取り組むことで、ほぼリスクなしで取り組めます。
経験や信頼を得ていると思えば気軽にチャレンジできますね。
ちなみに、ココナラはわたしも使っています。
「これならわたしにもできるかも?」、「こんなことでも出品できるんだ!」と、
出品されているサービスを見るだけでも参考になります。
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『ライフピボット』を無料で読む方法
『ライフピボット』は耳で聴けるオーディオブックがあります。
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『ライフピボット』の次に読むなら?
『ライフピボット』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『LIFE SHIFT』
長寿化するなかで従来の教育→仕事→引退型のライフプランから
柔軟なマルチステージへの基本戦略がわかります。
参考記事:【LIFE SHIFT(ライフシフト)の要約】人生100年時代のマルチステージの生き方とは?
②『仕事は楽しいかね?』
『仕事は楽しいかね?』は人生の成功哲学をストーリー仕立てで学べる本。
仕事に閉塞感があるときに、どんどんチャレンジして実験してみることでチャンスをつかみます。
チャレンジして実験する=ライフピボットで提唱されている具体的なアクションだと感じました。
インターネットのおかげで気軽にチャレンジできるようになりましたね!
参考記事:『仕事は楽しいかね?』の要約:試し続けて成功をつかむ【名言がいっぱい】
③『メモの魔力』
自分は何が好きで、どんなことなら努力を努力と思わずにずっとやっていられるのか。
自分の価値観を把握するのは後悔しない職業選びに必須のステップです。
メモで自分と対話・内省する方法がわかります。
まとめ:ライフピボットの素材=経験を貯めよう
・経験の蓄積+偶然=転換(ライフピボット)
・connect the dots(点と点がつながる)になるように今の仕事に取り組む
・計画的偶発性理論:キャリアの8割は偶然の出来事で形成される
・ポジティブな偶然を引き寄せる行動をしよう
⇒好奇心/持続性/柔軟性/楽観性/冒険心
・スキル/人的ネットワーク/自己理解を蓄積する
・まずはお金より新しい人や経験、信頼関係を得る
ハニカムマップで自分の将来のキャリアを想像するのが楽しかったです。
360度を意識することで、思わぬ選択肢が出て来たりしました。
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