『座右の書「貞観政要」』の要約まとめ:古典から学ぶ世界最高のリーダー論

『座右の書「貞観政要」』の要約まとめ:古典から学ぶ世界最高のリーダー論

『座右の書「貞観政要」』は「貞観政要」のエッセンスがわかる本。

貞観政要は唐の第2代皇帝、太宗・李世民の言行録であり、マネジメントの原理原則がわかる中国の古典です。

北条雅子、徳川家康、明治天皇などが貞観政要から学んだと言われています。

 

著者の出口治明さんはライフネット生命の創業者で立命館アジア太平洋大学の学長。

貞観政要を座右の書にしているそうです。

★『座右の書「貞観政要」』の要約ポイント★

 

・リーダーは権力の感覚を持つ

 

・部下の小言を聞き続ける能力が必須

中国古典はあまり馴染みがなかったのですが、

歴史背景や現代に当てはめた例などわかりやすく解説されています。

この記事では『座右の書「貞観政要」』の要約を紹介します。

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要約①:リーダーは権力の感覚を持つ

 

リーダーは自分の役職や権力を正しく理解して行動することが大切。

権力は正しく使う、そのためには正しい人間でいることです。

 

正しい人間でいるために、常に学び続ける、教えを乞うことが求められます。

太宗の考えの根本には、常に、公正さ、謙虚さ、自制心、自律心が根付いています。太宗の思想の根底にあるのは、権力の感覚であり、秩序の感覚です。

 

リーダーの器が組織の器に直結しますが、人間の器はそう簡単に大きくなりません。

器を大きくする代わりに、器の中身を捨てることで新しい考え方を吸収します。

器の中身を捨てる=感情、価値観、見栄、欲、思いこみなどを捨てる

 

リーダーは部下に気持ちよく働いてもらうことが仕事。

部下に厳しくしすぎて生産性を落としている上司は、自分の首を絞めていることになります。

要約②:部下の小言を聞き続ける能力が必須

 

リーダーは部下の小言を聞き、自分と違うものの見方を知る姿勢が大切です。

同じ出来事でも見方によって多様な解釈があります。

 

この人が好きだから、優秀だから、という理由で話を聞く態度を変えず、

相手を選ばずに人の話に耳を傾けましょう。

リーダーには、相性の悪い人、嫌いな人、厳しいことをいう人の意見にこそ耳を傾け、それを正面から受け止める姿勢が求められているのです。

 

著者の座右の銘として三鏡という考え方が紹介されていました。

人の鏡になるような部下が身近にいれば、謙虚さや自制心を忘れずに済みます。

<三鏡>

 

銅の鏡 :部下が自然についてくるいい表情をしているか

 

歴史の鏡:過去を教材にして将来のために学んでいるか

 

人の鏡 :「あなたは間違っている」と言ってくれる人がいるか

 

銅の鏡(実物の鏡)を持っているリーダーが少ない気がします。

 

部下が目指したくなるリーダーになっているかを振り返れば、

自然と立ち振る舞いが変わるのではないでしょうか。

部下にとって、上司の存在が労働条件そのものであり、すべての労働条件でもあるわけですから、上司はいつも機嫌がいいほうが、組織は間違いなくうまくいくと思います。

 

”上司の存在が労働条件そのもの”というところにドキッとしました。

 

部下がメンタル不調になったり成果が出せなかったりするのは、

労働条件(上司)のせいかもしれません。

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『座右の書「貞観政要」』の次に読むなら?

 

『座右の書「貞観政要」』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』

 

人格を磨けばリーダーは誰にでもなれる!と背中を押してくれる本。

リーダーの立ち振る舞いやコミュニケーションがわかります。

東洋哲学を参考にしている点が多く、通じるところがありました。

参考記事:『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の要約まとめ:第5水準のリーダーシップ

②『メンタリング・マネジメント』

 

チームメンバーを変えたければリーダー自身から変わる、

リーダーは見本/信頼/支援という行動基準で行動するという内容。

 

部下のせいにせず、自分からまず変わるリーダーの姿勢が学べます。

参考記事:『メンタリング・マネジメント』の要約まとめ:相手を変えたければまず自分を変える

 

③『ウィニング 勝利の経営』

 

20世紀最高の経営者と言われるジャック・ウェルチさんの経営哲学がわかる本。

 

リーダーシップ8つのルールや人材育成、人事権の行使など、

リーダーのふるまいや権力の使い方に関する考え方がわかります。

時代は違いますが、東西の経営哲学を読み比べるのも楽しいかも。

参考記事:ジャック・ウェルチ『ウィニング 勝利の経営』の要約まとめ:リーダーシップと仕事選び

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まとめ:「貞観政要」で帝王学を学ぶ

・「貞観政要」は唐の第2代皇帝、太宗・李世民の言行録

 

・権力を正しく使える正しい人間であるために謙虚に学ぶ

 

・器の中身を捨てて新しい考え方を取り入れる

 

・自分とは違う見方を知るために相手を選ばずに話を聞く

 

・厳しいことを言ってくれる人こそ側に置く

 

・三鏡:銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡

中国古典が苦手な人でも、新書サイズで読みやすい本でした。

「貞観政要」に取り組む前の入門書、エッセンスだけ知りたい人におすすめです。

 

★今回紹介した本★

 

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