【前提知識なしで読める】行動経済学のおすすめ本まとめ

【前提知識なしで読める】行動経済学のおすすめ本まとめ

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行動経済学とは、人間が合理的に行動しないことに着目し、経済学に心理学の知見を組み合わせた実践的な経済学です。

より賢く判断したい人、人がモノを買うときの心理を理解してマーケティングやセールスに活かしたい人には、すぐ実践につなげられるヒントがたくさんあります。

 

この記事では、前提知識なしでおもしろく読める、行動経済学のおすすめ本をまとめました。

行動経済学のおすすめ本12選

前提知識なしで読める、行動経済学のおすすめ本を12冊まとめました。

こども行動経済学


なぜ人間はときに不合理な選択をしてしまうのか、思考のクセがわかる本です。

イラスト多めで身近な例が多く、「わかる!あるある!」と思いながら読めます。

 

こども向けですが、「行動経済学って難しそう」と思っている大人にもおすすめです。

予想どおりに不合理

 

行動経済学のベストセラーです。人間は合理的には行動せず、感情で判断する生き物であるとわかります。

 

人の固定的な動作パターンからいかに不合理に思われる判断をしてしまうかが、おもしろい事例とともに紹介されています。

無料という言葉の影響や、事前の知識が判断にどう影響するか等、わかっていてもついやってしまう人間の不合理さが楽しく読めます。

参考記事:『予想どおりに不合理』の要約・感想:行動経済学のはじめの一歩に最適!

ダン・アリエリーさんの著作は行動経済学の本が多いです。どれも読みやすくておすすめ!




選択の科学

 

『選択の科学』で紹介されている、ジャムの実験が有名です。

<ジャムの実験>スーパーでジャムの試食会を行った。

 

・24種類のジャム⇒来店客の60%が立ち止まり、3%が購入

 

・6種類のジャム  ⇒来店客の40%が立ち止まり、30%が購入

来店客が100人だとすると、24種類のジャムの試食会で実際に購入するのは1.8人、6種類のほうでは12人です。

種類が多い方がいいと思いきや、そうではないんですね。

 

賢明な選択をするにはどうしたら良いのか、文化的な背景がどう選択に影響を与えるのかがわかります。そして、より自分らしい選択が思い通りに生きることにつながります。

参考記事:『選択の科学』の要約まとめ:選択は自分をつくる創造的な行動

ファスト&スロー

ノーベル経済学賞をとったダニエル・カーネマンの本。

『ファスト&スロー』はバイアスやヒューリスティックス(思考のショートカット)がテーマです。

人間の思考回路にはファスト回路スロー回路があります。

ファスト回路:よく知っていること・何度も繰り返したことに反射的に答えを導く回路

 

スロー回路 :初めてのこと、よく知らないことを処理するときに使われる回路

ファスト回路は脳の負荷が軽いため、脳は自然とファスト回路で問題を処理しようとします。

しかし、その省力化が不合理な行動を導くことがあります。

 

NOISE

 

判断エラーの1つ、ノイズを理解して予防し、判断の質を高めよう!という本。

こちらもノーベル経済学賞をとったダニエル・カーネマン他が書いています。

上下巻と大作ですが、重要な判断を行う人や公平性が重要な仕事についている人、

判断の手続きなど制度をつくる人は必読です!

 

事例では公務員、裁判官、警察官、経営者、医者などが取り上げられています。

参考記事:『NOISE』の要約まとめ:判断のノイズを減らすには?【ダニエル・カーネマン】

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影響力の武器

営業や経営者の必読書ともいわれるくらい、鉄板のビジネス書。

影響力の6つの武器を使って、相手からYESを引き出します。

詐欺に遭わない・騙されないための知識としても知っておく価値あり!

参考記事:『影響力の武器』の要約まとめ:人が動かされる理由がわかる【第三版の内容を紹介】

PRESUASION(プリスエージョン)

 

PRESUASIONとは、persuasion(説得)の接頭辞perをpre(前)にもじった造語です。

説得の前に何に注意を向けているかが、その後の判断に大きく影響します。

顧客の心理状態を把握して注意をコントロールする大切さがわかります。

参考記事:『PRESUASION(プリスエージョン)』の要約まとめ:説得の下準備が大切

経済は感情で動く

 

人間が感じる価値は相対的であり、周りの状況や選択肢の見せられ方で変わります。

価値を認識するには、人の感情を理解することが必要です。

つい人に話したくなるクイズや事例がたくさん載っています!

参考記事:『経済は感情で動く』の要約まとめ:合理的な判断は意外と難しい【行動経済学】

人は感情でモノを買う

 

『人は感情でモノを買う』は、ストーリー性のあるメッセージをつくるときに役立ちます。

相手の立場に立ってどのくらい感情を引き出し、共感を得られるかがポイント。

 

行動経済学をセールスに活かしたい人に特におすすめです。

参考記事:『人は感情でモノを買う』の要約!共感されるストーリーフォーミュラとは?

価格の心理学

 

『価格の心理学』は、心理学を活用した価格戦略がわかる本。

価格をどのように見せるかでビジネスの成功が左右されると言っても過言ではありません。

 

ストーリー仕立てで価格設定の奥深さが学べます。

参考記事:『価格の心理学』の要約まとめ:顧客の心理によって価格の感じ方は変わる

事実はなぜ人の意見を変えられないのか

 


認知神経科学者が書いた本です。

 

他人の意見や行動を変えたいときに客観的な事実がいかに無力であるか、

そして感情や周囲の状況のほうがはるかに影響を与えていることがよくわかります。

参考記事:『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』の要約まとめ:他人を動かすには?

問題解決「脳」のつくり方

 

人間の脳が陥りがちな思考の落とし穴とその対策がわかりやすく解説された本。

思考のバイアスや合理的判断をゆがめてしまう原因がわかります。

問題解決脳のつくり方

参考記事:【要約】問題解決「脳」のつくり方!思考の落とし穴7つを攻略して問題解決に活かす!

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