『適職の結論』の要約まとめ:適職の最適解はすでに今、あなた自身が持っている

『適職の結論』の要約まとめ:適職の最適解はすでに今、あなた自身が持っている

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『適職の結論』は、自分の価値観で仕事を選ぶ重要性とそのためにどう実力をつけるかがわかる本。


著者は登録者20万人以上のYoutubeチャンネルをされているUtsuさん(Utsuさん – YouTube)です。

大手外資系企業を渡り歩き、26歳のときには年収1億円を突破したのだとか。ただ、年収やステータスを上げる転職ではなく、自分の価値観で仕事を選ぶキャリア形成をおすすめしています。

★ 『適職の結論』 の要約ポイント★

 

・成功体験を振り返って強みを見つける

 

・「何をどれだけ」を追いかける

 

・人生の目的を軸に、手段として仕事を位置づける

冒頭の”適職の最適解はすでに今、あなた自身が持っている”が心に刺さりました。自分の価値観で仕事を選ばなければ、どんな仕事についてもどこかしっくりこないでしょう。自分で定めた人生の目的を軸に、手段としての仕事を選べる人が、適職についている人です。

この記事では 『適職の結論』 の要約を紹介します。

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要約①:成功体験を振り返って強みを見つける

 

適職は外から探すのではなく、「自分はどうありたいのか?」という価値観や自分が持っている強みから探します。

「しっかりと自分の内面を見つめて自分の強みに気づき、それを何かしらのアウトプットにつなげられる人」に、チャンスの扉は開かれている。

自分が持っている強みは、成功体験を振り返ることで見つけます。失敗をいくら振り返っても、そこからわかるのは失敗しない方法であり、成功する方法はわかりません。

成功した理由を振り返り、どこでも普遍的に発揮できる自分の能力や成功法則として明確に言語化します。

「なぜ成功したんだろう?」と振り返り、そこにあなたなりの法則を導き出す。そして何となく理解するだけではなく、人に説明できるくらい、明確に言語化すること。

 

自分のスキルや強みを発見するため、本書では強みの六角形を描く方法が紹介されています。

正六角形を描き、そこに成功体験の振り返りから導き出したあなたのスキル・強みを書いていきます。

書くときに気を付けるポイントが2つあります。

・実感をもって、「自分の言葉」にできる能力か?

 

・「1つの能力」に絞り込まれているか?

ふわっとした”コミュニケーションスキル”、”営業力”などではなく、自分が実感を持って説明でき、かつ、細分化されている強みを書きます。

たとえば、”営業力”と言っても、プレゼンスキルなのか傾聴力なのか関係を構築する社交スキルなのか、いろいろな能力が含まれます。ピンポイントでこれ!と言えるような強みを見つけます。

著者の20代の強みの1つは”オヤジ殺し力”(60代以上の人からかわいがられる能力)だったそうです。オリジナルの言葉をつくるくらいの気持ちで考えてみましょう。

 

ちなみに、20代で描く六角形はポテンシャルであり、30代で描く六角形は本当に使える能力という意味合いになります。しかし、30代以降でもポテンシャルを発見して真の強みにしていくことはできます。経験がある分、できること/できないことの見極めにかかる時間は20代より短くて済むでしょう。

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要約②:「何をどれだけ」を追いかける

中途採用で転職をするなら、中の上以上の実力を示すことが必要です。そのためには、「何をどれだけ」を追いかけます。

どんな仕事にもノルマがあります。作る側には品質・コスト・納期のノルマが、売る側には売上というノルマがあり、ノルマに追われているとストレスがかかりモチベーションも下がります。

実力をつけるために、追われるから追いかけるへの意識の転換が重要です。

自分が追われているものを分解、可視化し、追いかけられる行動に落とし込みます。

(例)追われているもの(ノルマ):売上1億円

 

可視化:500万円×10+2500万円×2

 

追いかけるもの:500万円×10→1日10件の新規開拓、1日5件の休眠顧客コール

2500万円×2→月に2回役員コール

売上1億円という漠然としたノルマから、追いかける実際の行動が明確になります。できることの積み重ねで自分なりの仕事のスタイルができます。

仕事のスタイルは普遍的な型です。普遍的な型の応用範囲を考えることで、自分のスキルを抽象化でき、業界や会社の規模が変わっても成果を出せる根拠になります。結果的に、自分を活かせる選択肢が広がるでしょう。

「仕事を追いかける自分」になると、「今より大きな環境を求めるか、それとも今いる環境を拡大するか」という2つの選択肢が生まれる。これは、大いに前向きな変化ではないでしょうか。というのも、この選択肢が生まれるのは実力をつけた人だけであり、そういう人はどちらをとっても成功するといえるからです。「仕事を追いかける自分」への変貌が、より成功できる「人生の選択肢」を増やすというわけです。

要約③:人生の目的を軸に、手段として仕事を位置づける

 

今はインターネットで情報がたくさん手に入るので、「あっちのほうがいいかもしれない」と思いやすく、今いる場所でがんばろうという意欲を持ちにくい時代です。

そんな迷いやすいときだからこそ、自分の価値観を軸に仕事を選ぶことが重要です。

重要なのは、自分が定めた人生の目的にいかに近づいていくか。そのための「手段」として会社、仕事を位置づけられる人は、そのどちらにも依存しない、本当の意味で自立した個人と言っていいでしょう。

自分の軸がないと、わかりやすい給料などの数字に流されてしまいます。

人生の目的を持ったら、自分のしたい+できるから人生の目的にどう向かうか考えます。

たとえば、広告会社に勤めていた人が社会貢献に目覚めて『国境なき医師団』に入ろうと思い立ったとします。しかし、これはしたいしか考えておらず、できるの観点では『国境なき医師団』で広告会社で培ったスキルがどう役立つのかわかりません。

したい+できるを考え、「福祉の網からこぼれ落ちる人たちをなくしたい」と人生の目的を設定し、「広告会社で培ったスキルを活かして東北の復興事業を盛り上げたい」としたら、今の自分の延長線上に人生の目的を位置づけることが可能です。

この転職で収入は下がるかもしれません。でも、人生の目的に近づくなら、それは良い転職なのです。

 

転職の面談や昇進の決め手になるのは、人から好かれるソーシャル・スキルであり、定性的な部分です。感じのよさは自信によってつくられ、自信は自分の軸をもって「何をどれだけ」を積み上げてきたことによって生まれます。

人との比較からくる「相対評価」では自信はつきません。必要なのは「自分はこういうことをこれだけやってきたんだ」という絶対評価なのです。

何のために働くのか?世の中に何をもたらしたいのか?自分の強みは何なのか?など、自分軸を定めて仕事をすることは、周囲の人にも伝わり、それが高い定性評価にもつながっていくのです。

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『適職の結論』 の次に読むなら?おすすめの本3選

 

『適職の結論』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『転職の思考法』

 

『転職の思考法』は、市場価値とやりたいことの軸の決め方がわかります。

転職を考えたらまず情報収集!…ではなく、軸を持つことが大切です。

 

市場価値の高い場所に身を置くために未来を先回りすることが必要。どこにいるかの重要性を痛感します。

参考記事:『転職の思考法』の要約まとめ:市場価値の軸とやりたいことの軸を考える

②『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

 

本当にやりたいこと=好きなこと×得意なこと×大事なことを見つけるための本。

 

自己理解には3つの重要な柱があります。

①好きなこと:情熱がある分野

 

②得意なこと:才能、無意識でできること

 

③大事なこと:価値観、「なんのために働くのか?」の答え

この3つが重なり合うことが本当にやりたいことです。

自分の価値観を明確にするための質問がたくさん載っています。ぜひノートを用意して書き出してみましょう。

参考記事:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の要約まとめ

③『苦しかったときの話をしようか』

USJをV字回復させたことで有名な森岡毅さんが、就活を控えたお子さんのために書き溜めたものが元になっています。

自分の特徴を知り、その特徴が強みとなる環境を選択することがキャリア戦略にとって重要です。

やりたいことを見つけるには、自分のなかに軸を持つこと。自分の軸があるかどうかは、Self Awareness(セルフアウェアネス:自分を知っている度合)の高さに依存します。

 

苦しかったときのエピソードを通じて、仕事とはどういうものか?を改めて考えることもできます。

社会人になるタイミングで、ぜひおすすめしたい1冊!

参考記事:『苦しかったときの話をしようか』の要約まとめ:就活・転職で悩む人におすすめ

 

★今回紹介した本★


 

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