『読書脳(新版読んだら忘れない読書術)』は、自己成長につながる読書術がわかる本。
著者は精神科医の樺澤紫苑さんです。
読書は記憶に残り、かつ、自己成長につながるから意味があります。インプットで終わらせず、アウトプットを意識するのがポイントです。
★ 『読書脳(新版読んだら忘れない読書術)』 の要約ポイント★
・読書した内容を1週間で3回アウトプットする
・スキマ時間で集中して読書する
・読書した内容を議論できるくらい深く読む
この記事では 『読書脳(新版読んだら忘れない読書術)』 の要約を紹介します。
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目次
要約①:読書した内容を1週間で3回アウトプットする
何度も引き出される情報は、脳の海馬がふせんをつけて長期記憶に移します。
読書した内容は1週間に3回以上アウトプットすることで、「これは大事な情報なんだ」と脳に伝えましょう。
具体的なアウトプット方法には難易度順に次のようなものがあります。
・線を引く、気づきを書き込む
・他の人にすすめる
・感想をシェアする
線を引いたり気づきを書き込んだりすると、脳の複数の領域を使うことになります。視覚や手を動かすなど複数の領域を活性化させると記憶に残りやすいです。
他の人にすすめるときには、具体的にどこがおもしろかったか、ためになったかを伝えるようにしましょう。単に、「おもしろかった」、「ためになった」だけでは記憶に残りません。
ジャパネットたかたのテレビショッピングのように、複数の切り口からどうしておすすめなのかを紹介します。たとえば掃除機なら、きれいになる・時短になる・力がいらない・音が静か・安い等たくさんのセールスポイントがありますよね。本のおすすめポイントを様々な視点から考えることで内容が記憶に残ります。
また、第三者に読まれるプレッシャーがあるところに感想をシェアするのがおすすめです。自分のノートに書くよりも緊張感がありますし、感想の内容もよく吟味するはず。SNSやブログ記事に感想を書いてみましょう。
最初は、本の中から気に入った文章・名言+自分の感想を気軽に投稿するのが始めやすいです。反応がもらえると楽しく、続ける動機にもなります。
要約②:スキマ時間で集中して読書する
多くの人には、平均して1日に2時間のスキマ時間があるそうです。人生の1割にあたるスキマ時間をどう活用するか、スマホを見てなんとなく過ごすより、読書に使うほうが自分の成長につながります。
著者は、”読書術は時間術”と言っています。たしかに、読書で挫折する大きな原因は「本を読む時間がない」ですよね。時間の使い方は何の時間を優先するかで決まります。まず、読書時間の優先順位を上げると決めましょう。
人間には90分のサイクルが組み込まれており、15ー45ー90の法則があります。
15分:最も深く集中できる時間
45分:通常の集中ができる時間
90分:集中力が保てる限界の時間
たしかに小学校は50分、大学は90分の授業時間でした。高い集中力が必要な同時通訳者は15分で通訳者が交代するそうです。
いくらスキマ時間を活用するといっても、2~3分の時間では本を開いて集中する前に時間が来てしまいます。1日の中で15分単位のスキマ時間を見つけて読書に充てるのが効果的です。
また、タイムリミットを決めるのも記憶に残りやすく、スキマ時間を活用するモチベーションがわきます。たとえば、「今日はこの本を読み切るぞ」と決める、もしくは、「今日から3日間でこの本を読み切るぞ」と宣言することで、目標と制限時間を意識することができます。
要約③:読書した内容を議論できるくらい深く読む
読書は自己成長につながる、自分の行動が変わるからこそ意味がある、というのが著者の一貫した主張です。だから、読んでも記憶に残らず行動も変わらなければ意味がありません。
そのため、速読や多読の前に、深く読む深読(しんどく)を勧めています。
深読(しんどく):内容を説明できる、議論できるレベルで読む
議論というと堅苦しいですが、同じ本を読んだ人たちと20分くらい盛り上がれるくらいが目安です。
自分の感想や意見が言えないのであれば、アウトプットできないということ。アウトプットできなければ自己成長につながりません。自分の読書方法は自己成長につながっているか?ただインプットした気になって自己満足しているだけでないのか?を見直してみましょう。
もし深読できているのであれば、できるだけ短い時間で読めたほうが効率が良いです。深読できてはじめて速読や多読を考えることができます。
また、必ずしも最初から一字一句読む必要はありません。おすすめの読む順番は次のとおりです。
目次などで全体を把握する→本を読む目的を決める→本の読み方を決める
まず全体を見たうえで、なんのためにこの本を読むのかという目的を決めます。そして目的に合わせた読み方(じっくり読むのか、必要なところだけ読むのか等)を決めます。
全体を把握したときに一番知りたい部分や興味が惹かれる部分があれば、そこから読んでよいのです。知りたい!と思ったときに読むのが一番記憶に残ります。
「全部読まないともったいない」、「この本を買っても役に立たなかったらどうしよう」と思う人は、1冊ずつの本で元を取ろうとしすぎているのかもしれません。どんなに慎重に選んでも、ハズレだと思う本はあります。あたりの本だけ読み続けるのは難しいです。本は全体で元が取れていれば良いと考え、本選びに時間をかけすぎないようにしましょう。
著者のおすすめは、本の予算を決めてしまい(たとえば月1万円)、そのなかで買うという方法です。それならば予算を超えない限り、1冊ごとの損得を考える手間を省くことができます。
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『読書脳(新版読んだら忘れない読書術)』 の次に読むなら?
『読書脳(新版読んだら忘れない読書術)』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『インプット大全』
脳科学に裏付けられたインプット術がわかる本。著者は同じく精神科医の樺沢紫苑さんです。
インプットは量より質であり、アウトプット前提のインプットをすることで記憶に定着します。
質を高めるとは、的を絞って必要な情報を選別し、それ以外は捨てるということです。
参考記事:『インプット大全』の要約まとめ:アウトプット前提のインプットが自己成長を加速させる
②『知識を操る超読書術』
メンタリストDaigoさんの読書術がわかる本。
本を読む前の準備・読み方・アウトプットのコツが学べます。
何を得ようと思って読むのかを意識して、能動的な読書をすると効果的なインプットができます。
Daigo著『知識を操る超読書術』の要約まとめ:記憶に定着する本の読み方がわかる
③『東大読書』
『東大読書』は、本を能動的に読む・対話しながら読む方法です。
まず本を読む目的を明確にし、本に質問したり、要約したりしながら知識を吸収します。
具体例が多くて理解を深めたい人におすすめです。
参考記事:『東大読書』の要約まとめ:情報を知識に変える読書のやり方【本との対話が重要】
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本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
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