『最強リーダーの「話す力」』の要約まとめ:影響力を持つリーダーの話し方とは

『最強リーダーの「話す力」』の要約まとめ:影響力を持つリーダーの話し方とは

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『最強リーダーの「話す力」』は、影響力を持つリーダー向けの話し方がわかる本。

著者はNHKでキャスターをしながら、スピーチコンサルタントを行っているそうです。

話し方の本はたくさんありますが、嫌われないように話す・わかりやすく話すのさらに上のレベル、人を動かすような話し方が学べます。

人前でプレゼンする機会がある人、言葉に力強さや説得力を持たせたい人にはおすすめです。

★ 『最強リーダーの「話す力」』 の要約ポイント★

 

・セルフパペットを操る

 

・最強リーダーの話すスキル

 注目を集める/高揚感を高める/基準を示す

話し方の本を読んでも物足りない…という人は、この本を待っていたのかも!

この記事では 『最強リーダーの「話す力」』 の要約を紹介します。

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要約①:セルフパペットを操る

 

リーダーは、本当の自分と理想のリーダーとしての自分を分けて考えるのが重要です。

理想のリーダー像を演じることは、心理学で自己呈示と言われます。

自己呈示:自分にとって望ましい印象を与えるように意図的に振るまう

 

理想のリーダーと本来の自分が常に一致しているとは限りません。しかし、リーダーとしてのふるまいが求められる場面が多いでしょう。

そのときに本来の自分とリーダーとしての自分が分かれていると、理想のリーダーとしてふるまうことができます。

 

本書ではセルフパペット(自分で自分の人形を操る)のイメージで説明されています。

つまり、本来の自分が、理想のリーダーとしての自分をパペット人形のように操っているイメージです。

リーダーには戦略的な自己演出が必須であり、リーダーの自分を客観的にチェックする視点を持つ必要があるのです。

<セルフパペットのつくり方>

 

①なりたいリーダーのイメージを言語化する

 

②なりたいリーダーのイメージに相応しい立ち振る舞いをする(モノマネ)

 

③一度設定したら変えない(最短でも10か月)

セルフパペットをつくると、仕事とプライベートの切り替えも容易になります。

セルフパペットのスイッチのON/OFFの感覚を身につけると、仕事でネガティブな出来事があったときにもプライベートと切り離すことができます。

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要約②:最強リーダーの話すスキル

影響力を持つリーダーの話すスキルは5つの要素で成り立っています。

①注目を集める

 

②高揚感を高める

 

③信頼感を与える

 

④基準を示す

 

⑤器の大きさを見せる

このうち、注目を集める/高揚感を高める/基準を示すの3つを紹介します。

注目を集める

 

もし話を聞いてもらえていないとしたら、それは注目を集められていないからかもしれません。

聞いていないのは話し手が悪いのです。

 

注目を集めるポイントは次のようなものがあります。

・登場を制する

 

・まばたきせずに名乗る

 

・レトリカル・クエスチョン(答えを求めない問い)

 

・沈黙する

 

・キーフレーズを刻み込む

話し始めが登場ではなく、聞き手に姿が見えたときから勝負は始まっています。登壇する立ち振る舞い、靴音に至るまで与える印象を確認しましょう。

おじぎをする前にまず相手を見ることで、聞き手に話を聞く体勢を取らせることができます。

 

まばたきは焦っているときや嘘をついているときに増えます。名前を名乗るときはまばたきをしません。視線移動は一文・一方向です。

 

疑問形を使うと聞き手の注目を集められます。

<日ハム新庄監督のスピーチ例>

暴れてもよいですか?感動させてもよいですか?泣き笑いさせてもよいですか?

⇒返事を求めているわけではない

レトリカル・クエスチョンの後には間を取りましょう。

問いかけ以外にも、大事なメッセージの前や重要なことを言いきった後などに沈黙を活用することができます。

 

最も伝えたいメッセージを13文字以内のキーフレーズにまとめて繰り返しましょう。

聞き手の記憶に残るには、このくらい短く・インパクトの強いメッセージが必要です。

キーフレーズのお手本として、近畿大学の卒業式のスピーチが挙げられていました。

(youtubeで観ることができます。)

 

高揚感を高める

 

リーダーとしての感情と理性をコントロールし、意図的に高揚感をつくりだします。

高揚感をつくるテクニックには次のようなものがあります。

・対極に置く(勝利ー敗北、幸せー不幸、豊かさー貧しさなど)

 

・恩/誇り/公の怒りを思い出させる

 

・声のエネルギーを変える

描くゴールは大きくします。現実味がありすぎると高揚感は生まれません。

勝利ー敗北の対極を使って描く勝利のイメージは、手堅い勝利ではなく大勝利にしましょう。

 

恩や誇り、公の怒りを思い出させるには、創業者や過去のリーダーのエピソード、一緒に乗り越えた成功体験を持ち出すのが効果的です。

 

声のエネルギーには高低/大小/速度があり、伝えたいところに変化をつけます。

内容によって声のエネルギーレベルを事前に設定しておき、練習しましょう。

 

高揚感を高めるには実際に素晴らしいスピーチを聴くのが効果的です。

・モデリング:素晴らしいスピーチを聴いたら、何が素晴らしいのか分析する

 

・自分で話してみる:素晴らしいスピーチに合わせて話してみて違いを確認する

 

・生で聴く:エネルギーを身体で感じることができる 

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基準を示す

基準を示すのが重要なのは、基準が明確なら自分で判断して動けるからです。

 

京セラ創業者の稲盛和夫さんは、基準を”心の中の座標軸”と表現したそうです。

リーダーの基準は、周囲に共有されていなければなりません。

 

基準を示すポイントは次のとおりです。

・判断基準を明確に示す:何を大切にするか、何を許し/許さないか

 

・能動態で語る:私は~します ✖受け身、~させていただく

 

・言い切る:✖~と思います

 

・定義する:意味づけを示す

 

・約束する:わたしを主語にして約束する

受け身や言い切らない形は、他人事、責任の所在があいまいな印象を受けます。

本来の自分では勇気がいることでも、リーダーのセルフパペットなら言えるかもしれません。

 

リーダーとしての定義・意味づけを示すことで、出来事を主体的に捉えている力強さと安心感があります。

 

約束することもリーダーの本気やコミットメントを伝えることができます。

特に、”私が〇〇(立場)として約束できることは~です”と主語を明確にすると、強い意思が伝わり、誰がどの立場で約束したのかについての誤解も防げます。

言い切る・約束する等は責任を取れる立場だからこそ安心させられる話し方ですね。

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『最強リーダーの「話す力」』 の次に読むなら?おすすめの本3選

 

『最強リーダーの「話す力」』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『人を動かす』

 

『人を動かす』はデール・カーネギーの古典的名著です。

人の信頼を獲得する、心を動かすために知っておくべき原則がまとまっています。

参考記事:『人を動かす』の要約まとめ:相手の自己重要感を満たすことを習慣にしよう

②パブリック・スピーキングの教科書

 

セミナーや講演会などでのスピーチの心構えとテクニックがわかる本。

話し方だけでなく、集客やセールスについても詳しいです。

 

商品を販売するためのプレゼンやセミナーをしている人、営業職の人にはとても実践的でおすすめ。

参考記事:『パブリック・スピーキングの教科書』の要約まとめ:心をつかむ話し方とは?

③『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』

 

人を動かすためのストーリーテリングがわかる本。

ストーリーには心を揺さぶる要素があり、相手に考える余地を与えます。

参考記事:『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』の要約まとめ:情報より信用

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まとめ:リーダーとしての自分を演出する

・リーダーには人を動かす影響力のある話し方が必要

 

・セルフパペットで本来の自分と理想のリーダーの自分を分ける

 

・注目を集めるスキル

登場を制する/まばたきせずに名乗る/問いかけ/沈黙/キーフレーズ

 

・高揚感を高めるスキル

対極に置く/恩・誇り・公の怒りを思い出させる/声のエネルギーを変える

高揚感を高めるには素晴らしいと思うスピーチを聴く・観るのが効果的

 

・基準を示すスキル

能動態で語る/言い切る/定義する/約束する

リーダーたるもの、自分の言動がどう伝わるか・人からどう見られているかを自分でチェックする視点が必要だとわかりました。

まずはセルフパペットをつくってマネすることから始めます!

 

★今回紹介した本★

 

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