『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の要約まとめ:ダイアロジック・リーディングとは?

『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の要約まとめ:ダイアロジック・リーディングとは?

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『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』は、子どもとやり取りしながらの読み聞かせ(ダイアロジック・リーディング)のやり方と効果がわかる本。

 

親が絵本を読むのを子どもがじっと聴く、という読み聞かせだけでなく、

子どもの思考力や言語化能力を鍛えるために対話(ダイアローグ)しながら読む方法です。

”途中に言葉を挟まない、子どもが世界観に没入するのを邪魔しない”と思いこんでいたので新鮮でした!

★『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の要約ポイント★

 

・ダイアロジック・リーディングとは対話しながら読み聞かせること

 

・ダイアロジック・リーディングで使う質問

 

・ダイアロジック・リーディングのコツ

著者はテレビ番組『世界一受けたい授業』にも出演してダイアロジック・リーディングを解説したそうです。

子どもの言語発達に絵本の読み聞かせを活用したい人におすすめ。

ダイアロジック・リーディングに適した絵本も紹介されています。

この記事では『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の要約を紹介します。

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要約①:ダイアロジック・リーディングとは?

 

ダイアロジック・リーディングとは、子どもとやり取りしながら、対話しながら読み聞かせる方法です。

「これは何?」、「〇〇ちゃんだったらどう思う?」、「次はどうなるかな?」など、子どもに問いかけながら絵本を読みます。

脱線してもOK、子どもの興味関心に従ってやり取りします。

 

ダイアロジック・リーディングを行うと、さまざまな能力が伸ばせます。

・見る力(観察力、注意力、感受性)

 

・聞く力(傾聴力、集中力、記憶力)

 

・知識/語彙力

 

・考える力(論理的思考、分析力、想像力など)

 

・伝える力(主張する力、表現力、文章構成力など)

 

・読解力

見聞きしたものを鵜呑みにせず、自分の意見を持って主張する力・姿勢が身につきます。

 

ダイアロジック・リーディングによって、子どもは批判的・分析的な本の読み方を体験できます。

 

子ども自身が本を読むときやさまざまな媒体から情報を得たときに、

自分で考える力が発揮されるでしょう。

 

日本の読み聞かせのように、おもに親子のコミュニケーションを重視し、

ひざの上にちょこんと座って読み聞かせるのが悪いわけではありません。

(アメリカ人から見るとほほえましい光景だそうです)

 

ただ、子どもの思考力・表現力を鍛えるために、ダイアロジック・リーディングを取り入れるのはどうか?と著者は提案しています。

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要約②:ダイアロジック・リーディングで使う質問

 

具体的にダイアロジック・リーディングで使う質問の種類を紹介します。

・なに質問   :5W1Hで聞く 「これは何?」

 

・答えのない質問:自由に想像させる 「〇〇ちゃんならどうする?」

 

・文章を補う/完成させる質問 :繰り返し部分など

 

・ストーリーを思い出させる質問:順序を説明させる

 

・実生活と関係する質問:動物の絵本⇒「この間動物園に行ったときは…」

ストーリーを思い出させる質問と実生活と関係する質問は難易度が高く、

なに質問は低年齢からでも取り入れやすいです。

 

質問以外の受け答えとしては、子どもの答えを反復して答えたことをほめる&承認します。

具体的にほめることで子どもの自信もアップ!

否定や訂正はNGです。

 

1冊の絵本ですべての質問をする必要はなく、少しずつ子どもが楽しめる範囲で取り入れます。

お勉強の雰囲気がなく、楽しい時間であることが大前提です。

 

また、ダイアロジック・リーディングで使う代表的な質問は、

一緒にテレビや映画を観ているときなど、本以外でも使えます。

情報リテラシーを学ぶ場でも活用できそうですね!
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要約③:ダイアロジック・リーディングのコツ

 

『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の中には、

ダイアロジック・リーディングのコツがたくさん載っています。

 

その中から特に重要だと感じた2点を紹介します。

・ダイアロジック・リーディングをしやすい本を選ぶ

 

・発言しやすい場をつくる

 

ダイアロジック・リーディングをしやすい本を選ぶ

どんな本でもダイアロジック・リーディングは可能ですが、

実践しやすい/しにくい本はあります。

 

ダイアロジック・リーディングがしやすい本の特徴は次のとおりです。

・子どもが好きな本、興味がある本

 

・答えのない質問をする余地がある/解釈の自由度がある

たとえば、次のような本がおすすめとして紹介されています。

『はらぺこあおむし』

「それでもおなかは…?」と繰り返し部分を聞く、さなぎから何が出てくるか想像させるなど。

 

『じのないえほん』

タイトル通り、字がないので自由な解釈ができます。

 

『わたしとあそんで』

生き物がたくさん出てきます。何が見つかるか絵をじっくり見るのも良いです。

 

『ぐりとぐらのおきゃくさま』

おきゃくさまを推理しながら読めます。会話のくりかえしも多いです。

 

発言しやすい場をつくる

ダイアロジック・リーディングは子どもが発言したいと思ってもらうことが重要です。

乗り気でないのに答えさせるようでは読書が嫌いになってしまうかもしれません。

 

子どもが発言しやすい場にするために次のことを気を付けましょう。

・子どもの発言はすべて受け止める

 

・子どもの答えに反応する(繰り返す、話を広げる、承認するなど)

 

・子どもの興味関心に従う(脱線してもよい、無理に読み進めなくて良い)

親がどんな意見を受け止めてくれるというのは、子どもにとって安心と自信を与えてくれます。

きっとお友だちの多様な意見も受け止められる子に育つのではないでしょうか。
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『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』の次に読むなら?

 

『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか』

 

勉強ができる子は学習態度が身についているので日常すべてから学んでいます。

考える力を鍛えるための問いかけがわかります。

 

読み聞かせで日常の観察力が上がれば、あらゆるものから学ぶ姿勢が身につくでしょう。

参考記事:『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか』の要約:勉強ができる子の考え方とは?

②『デジタルで変わる子どもたち』

 

急速に進んだデジタル化が子どもたちの学習や言語能力の獲得にどう影響するかを解説した本。

さまざまな研究結果とその考察がわかりやすく紹介されています。

子どもにどのくらいの頻度でスマホや学習用タブレットを与えるか?

を悩んでいる親におすすめです。

参考記事:『デジタルで変わる子どもたち』の要約:デジタル化と言語能力の関係がわかる

③『13歳からのアート思考』

 

『13歳からのアート思考』は、アート作品を通じて自分だけのものの見方・自分なりの答えをつくる思考が体験できます。

 

答えのないものから自分が感じたものを素直に表現する大切さがわかる本です。

参考記事:『13歳からのアート思考』の要約:自分だけの答えをつくる思考法とは?

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まとめ:ダイアロジック・リーディングをやってみよう!

・ダイアロジック・リーディングはやり取りしながら本を読むこと

 

・見聞きしたものを鵜呑みにせず、自分の意見を持って主張する力が身につく

 

・ダイアロジック・リーディングで使う質問のタイプ

 -なに質問

 -答えのない質問、文章を補う/完成させる質問

 -ストーリーを思い出させる質問

 -実生活と関係する質問

 

・子どもの答えには肯定的に反応する(反復する、承認する、ほめる)

 

・子どもが興味関心のある本、解釈の余地がある本がおすすめ

ダイアロジック・リーディングは絵本さえあればできるので気軽に始められます。

まずは1つ質問してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

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