『コンサル一年目が学ぶこと』の要約:ビジネスパーソン必須の普遍的スキルまとめ

『コンサル一年目が学ぶこと』の要約:ビジネスパーソン必須の普遍的スキルまとめ

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『コンサル一年目が学ぶこと』は、ビジネスの基本スキルがまとまった本です。

スキルは話す技術/思考術/デスクワーク術/ビジネスマインドに分けて紹介されています。

 

コンサルタント一年目が学ぶことは、どんな業界でも役に立つ基本的・普遍的なスキル。

新入社員・若手社員はもちろん、生産性の高い仕事のやり方を知りたい人におすすめです。

★『コンサル一年目が学ぶこと』の要約ポイント★

 

・話す技術:期待値をマネジメントする

 

・思考術 :仮説を持つ/雲→雨→傘がそろっているか

ビジネススキルのポイントをぎゅっとまとめた1冊。

さらに詳しく学びたい人のために、各章ごとにおすすめの本が紹介されています。

この記事では『コンサル一年目が学ぶこと』の要約を紹介します。

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話す技術:期待値をマネジメントする

 

話す技術のポイントは次のとおりです。

・結論から話す

 

・talk straight(率直に、かけひきなしに話す)

 

・ファクト(事実)で話す

 

・期待値マネジメント

1つずつ紹介します。

結論から話す

報連相やプレゼン資料のときは、結論ファーストが基本です。

日本語は語順からして重要なことが文の終盤にくるので、

はじめは意識しないと背景情報から話し始めてしまうかもしれません。

 

PREP法という型に当てはめて話すと、論理的に理解しやすくまとまります。

【PREP法】

 

P(Point)  :結論、要点

 

R(Reason) :理由

 

E(Example)  :例

 

P(Point)  :結論、要点

「結論はなに?」、「何が言いたかったの?」と言われないように、

結論ファーストで話す・書くクセをつけましょう。

 

talk straight(率直に、かけひきなしに話す)

talk straightとは、率直に・かけひきなしに話すことです。

 

たとえば上司から「〇〇の資料作成は終わっている?」と聞かれたとき。

「すみません、△△の調査に予想以上に時間がかかって~~終わっていません。」

と言い訳をくどくど言うのはやめましょう。

 

まず「終わっていません」とyes/noで答えてから、

理由やどのくらいで終わりそうかを付け加えます。

 

talk straightで話すには、心理的安全性が高くて生産性に対して強くコミットしているチームでないと難しいかもしれません。

報告を受ける側の上司の器も試されます。

心理的安全性:他人からどう思われるかを気にせず、率直に意見が言えること

 

心理的安全性は生産性の高いチームの最重要条件とも言われています。

参考記事:『心理的安全性のつくりかた』の要約:脱ぬるま湯職場!心理的安全性の4因子とは?

参考記事:『恐れのない組織』の要約:心理的安全性を高めたいリーダーにおすすめの本

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ファクト(事実)で話す

 

まだ経験が浅いうちから経営層など経験豊富の人の理解を得るには、

ファクト(事実)を元に話します。

 

強力なファクト(事実)は数字です。多様性のある人たちと働くときには、認識のズレが起きないコミュニケーションを心がける必要があります。

 

日本はハイコンテクストの文化と言われますが、価値観が多様化している現在では、たとえ日本人だけのチームでもローコンテクストを心がける必要があります。

ハイコンテクスト(高文脈):言わなくてもわかる、空気を読む

 

ローコンテクスト(低文脈):言わないことはわからない、はっきり言う

どんな文化背景の人でも共通認識を持ちやすい数字を使い、論理的に論を展開することで、

説得力のある話やプレゼンになるでしょう。

 

⇓異なる価値観を持つメンバーと働く人には『異文化理解力』が必読です。

参考記事:『異文化理解力』の要約:カルチャーマップで自分と相手の文化を知る

 

伝わらないのは誰のせい?

話が伝わらないのは、伝える側の責任です。

相手が理解してはじめて伝わったといえます。

 

話が伝わらないのは、相手に合わせて伝えていないからです。

 

前提知識がまったくない人に聞いてもらって、

細かいところはわからなくても論理に納得できるか確認してみましょう。

期待値マネジメント

仕事の指示を受けるとき、期待値を正確に把握しておくことは重要です。

 

明確に言われていないことは、自分の都合の良いように解釈しているかもしれません。

下記の点に注意して、期待値を把握してから期待を超えるアウトプットを目指しましょう。

・仕事の目的(何に使うのか)

 

・アウトプットの枚数、項目数

 

・優先順位(期限かクオリティか、他の作業との兼ね合い)など

完成してから「イメージと違った」と言われないように、

詳細データを調べる前のアウトラインだけで一度見てもらうのも効果的です。

成果イメージを共有してから作業に取り掛かりましょう!
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思考術 :仮説を持つ/雲→雨→傘がそろっているか

思考術で大切なのは2点あります。

・仮説思考

 

・雲→雨→傘がそろっているか

1つずつ紹介します。

 

仮説思考

いきなり情報収集したりデータを分析したりするのではなく、

まず仮説を持ち、その検証のために情報収集・分析をします。

 

仮説思考は犯人の推理に例えられていました。

犯人や犯行方法の仮説を立て、仮説に合う証拠があるか調べていきます。

もちろん、仮説に合わない証拠が見つかったら仮説を立て直しますが、

仮説なしにすべての証拠をただ集めるのは効率が悪いです。

 

仮説はアルゴリズム(答えを出すための手続き、論理)に似ています。

旅行に行くならどこに行くかの仮説を持っておけば、急に休みが取れたとき、休みの日数・休みの時期などの具体的なデータから瞬時に答えが割り出せます。

 

休みが取れてから慌てて旅行先を決めるのではなく、

旅行に何を求めるのか、旅行先を決めるための判断ロジックを考えておきましょう。

 

⇓仮説思考をもっとくわしく知りたい方はズバリ『仮説思考』がおすすめです。

参考記事:『仮説思考』の要約まとめ:速くて質が高い仕事をするには仮説思考を鍛える

雲→雨→傘がそろっているか

雲→雨→傘は、論理思考の例として有名です。

自分の話に雲→雨→傘がそろっているかを確認します。

黒い雲が出てきた(事実/データ)

 

 

雨が降りそうだ(解釈/意見)

 

 

傘を持っていこう(行動/提案)

事実/データだけの資料を持っていくと、何が言いたいの?となります。

事実/データなしで解釈/意見だけだと、ただの根拠のない感想です。

行動/提案がなければ、現実はなにも変わりません。

 

3つが揃っているか確認することに加えて、3つを分けて伝えることも重要です。

特に事実と解釈/意見を分けることを意識しましょう。

 

この記事で紹介した以外にも、生産性を上げるデスクワーク術やビジネスマインドについて紹介されています。
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『コンサル一年目が学ぶこと』を無料で読む方法

 

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コンサル一年目が学ぶこと』の次に読むなら?

 

『コンサル一年目が学ぶこと』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『一番伝わる説明の順番』

 

相手の聞きたい順に整理してわかりやすく説明する方法がわかる本です。

 

「何から話していいかわからない」、「話がわかりにくいと思われたらどうしよう」

と悩む人におすすめ。

論理的思考を鍛えるヒントもわかります!

参考記事:『一番伝わる説明の順番』の要約:相手が聞きたい順番で話そう【プレゼン・報連相】

②『採用基準』

 

リーダーシップはリーダーだけが必要なのではなくメンバー全員が持つべき、という内容。

リーダーになる前からリーダーシップを発揮していれば、成長スピードが格段に上がります。

「コンサルタントの採用基準に興味ないよ!」という人も、

リーダーシップに関する章はとてもおすすめです!

『採用基準』の要約まとめ:いつでも誰でもリーダーシップは発揮できる

③『問題解決』

 

『問題解決』は、問題解決の定番教科書をイメージして書かれた本。

問題解決の手順をWhere⇒Why⇒Howの順で進めていきます。

 

Whereでどこに問題があるのかを明確に設定し、Whyで広く深く掘り下げます。

コンサルタントの問題解決スキルを学びたい人におすすめ!

参考記事:【本の要約】『問題解決-あらゆる課題を突破するビジネスパーソン必須の仕事術』

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まとめ:ビジネススキルをアップデートしよう

・『コンサル一年目が学ぶこと』は普遍的なビジネススキルが学べる本

 

・PREP法で結論から話す

 

・ファクト(事実)ベースで論理的に話すと説得力が持てる

 

・仕事に取り掛かる前に期待値を把握する

 

・仮説の検証として情報収集/分析を行う

 

・雲雨傘の論理がそろっていることを確認する

 

・事実と解釈は分けて伝える

「ビジネススキルの基本が学べる本はありますか?」と新入社員や若手社員に聞かれたら、

自信を持っておすすめできる本です。

期待値を知ることと仮説思考は、

仕事の生産性を大きく上げるポイントだと感じました!

 

★今回紹介した本★

 

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