『ザ・マジック』は、感謝のワークを実践するための本。
マジック（魔法）は感謝を指します。いわゆる、引き寄せの法則の本です。
引き寄せの法則（波動の法則）
思考も感情もエネルギーであり、同じ波動のものが引き寄せられる。
良い気分でいれば良い気分になるものが、悪い気分でいれば悪い気分になるものが引き寄せられる。
感謝をすることで、感謝するようなことが起こりはじめるという内容です。
引き寄せの法則を信じるか信じないかはあなた次第ですが、感謝の効用については科学的にも証明されています。感謝を日常に取り入れたい人におすすめです。
★ 『ザ・マジック』 の要約ポイント★
・感謝のワークの前に自分の夢を明確にする
・基本の感謝のワーク2つ
・印象に残った感謝のワーク
毎日やるのはちょっと大変なのですが、基本のワークだけでも続けると幸福感が上がります！
この記事では 『ザ・マジック』 の要約を紹介します。
目次
要約①：感謝のワークの前に自分の夢を明確にする
感謝は与えることであり、感謝することで人生で望むものを受け取ることができます。
「受け取る」ためには「与え」なくてはなりません。それが法則です。
感謝とはお礼を「与える」ことであり、それをしないでいると、あなたは自分を魔法から切り離し、人生で望むものすべて受け取ることから遠ざけてしまいます。
感謝のワークを始める前に、まず自分の夢を明確にしましょう。そのほうが、望むものを受け取りやすくなります。
＜自分の夢を明確にする＞
・自分が何を欲しているかリストをつくる（できるだけ詳細を書く）
・どうやって手に入れるかは考えなくてよい
・カテゴリーごとに考える
健康／仕事／金銭／人間関係／物質的なもの／個人的な願望
要約②：基本の感謝のワーク2つ
感謝のワークは28日分ありますが、毎日繰り返すワークが2つあります。
感謝ワーク①：感謝できることを数えよう
朝一番、人生で感謝できるもの10項目のリストをつくります。それぞれ、感謝できる理由も書きます。
1つひとつを読み、読み上げるごとに「ありがとう」を3回言います。
たとえば、次のような文章です。
・私は（ ）を持っていて、心から感謝しています。その理由は～
・私は（ ）に対して心から感謝しています。その理由は～
やっているうちに、「これにも感謝できる！」と気づく力が上がった気がします。
感謝ワーク②：魔法の小石
手で握りしめられるくらいの大きさで、触ると気持ちいい小石を探します。
ベッドの脇に置き、寝る前に握りながらその日起きた最高の出来事を思い出して「ありがとう」と言いましょう。
「今日の最高の出来事はなんだったかな？」と考えることで、良い出来事がどんどん浮かぶから不思議です。
要約③：印象に残った感謝のワーク
基本の2つのワーク以外に、印象に残った感謝のワークを紹介します。
感謝のワーク：魔法の1日を過ごしましょう
朝、その日の計画を思い浮かべ、一日の終わりに感謝している自分をイメージしながら、すべてうまくいったことに「ありがとう」と言います。
また、「今日届くすばらしい知らせにありがとう」と言います。
その日にはピンと来なくても、「あのとき見たあれがあのときのすばらしい知らせだったんだ」と気づくかもしれません。どんな知らせが届くかワクワクして過ごせます。
感謝のワーク：全ての願いを叶えましょう
あなたの夢を明確にするワークで書いたリストから10個選び、「～しました。ありがとう、ありがとう、ありがとう。」と言います。
そして、1つひとつについて次の質問を考えます。
・受け取ったとき、どんな気持ちになりましたか？
・受け取ったとき、一番はじめに誰にどのように知らせましたか？
・受け取ったとき、まずどんなことをしましたか？
すでに受け取ったかのように表現するのがポイント。いわゆる予祝（よしゅく）です。
感謝のワーク：魔法の鏡
鏡にうつる自分を見るたびに、心を込めて「ありがとう」と言います。
そして、自分について感謝できることを3つ言いましょう。
自分に対するネガティブな感情が自分の人生に最大の損失を与えています。それはあなたが人や物に対して抱く感情の中で最も強力なものだからです。
そして、健康なことに感謝できます。
感謝のワーク：魔法のヒント
感謝を忘れないきっかけを見つけるワークです。
今日の出来事から最低7つの魔法のヒントを見つけます。
（例）
・パトカーを見た⇒安全、無事に感謝
・ATMを見た⇒貯金があることに感謝
・友人から連絡がきた⇒友人に感謝
・家電が壊れた⇒壊れていない家電に感謝
・「おはよう」と言われた⇒すばらしい朝に感謝 など
『ザ・マジック』 の次に読むなら？おすすめの本
『ザ・マジック』 とあわせて読みたい本を紹介します。
①『「感謝」の心理学』
感謝日記で感謝を記録することで、幸せで充実した人生を送れるような世界の見方になっていきます。
感謝する性質を高めるコツや感謝の日記を継続するポイントなど、人生に感謝の習慣を取り入れるためのヒントがたくさん載っていました。
参考記事：『「感謝」の心理学』の要約まとめ：感謝を持続的に生み出すには記録しよう
②『THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福』
脳内で幸福物質が分泌されている状態を幸福と定義し、幸福を感じる方法を教えてくれます。
心身のエネルギーをチャージする方法がわかります。特に感謝を書き留める感謝日記がおすすめです。
参考記事：『THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福』の要約まとめ：幸せには順番があった
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