『リーダーシップの旅』の要約まとめ:リーダーは結果的になるもの

『リーダーシップの旅』の要約まとめ:リーダーは結果的になるもの

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『リーダーシップの旅』は、リーダーになるプロセスを旅になぞらえて理解を深められる本。

ひと言でいえば、リーダーはなろうと思ってなるものではなく、結果としてリーダーになるもの、という内容です。


リーダーシップの塾を主宰している野田智義さんとリーダーシップを研究している金井壽宏さんの対談形式になっています。会話で構成されているのではなく、テーマごとに書き手が切り替わる構成です。

★ 『リーダーシップの旅』 の要約ポイント★

 

・リーダーになろうとしてなるのではなく、結果としてリーダーになる

 

・管理職がリーダーシップを発揮しにくい理由

 

・リーダーシップの原動力は自分の内なる声

自分は何を見たいと思うのか?を考えさせられる本でした。リーダーに任命されたけど自分に務まるか心配な人におすすめです。

この記事では 『リーダーシップの旅』 の要約を紹介します。

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要約①:結果としてリーダーになる

リーダーは、なろうとしてなるものではなく、結果としてなるものです。

 

リーダーシップは誰に帰属すると思いますか?

この本を読むまでは、リーダーシップはリーダーに帰属すると思っていました。

 

しかし、リーダーシップはリーダーとフォロワーに生じるプロセスと言うこともできます。

リーダーはまず自分が見たいもののために自分を導き、その過程でフォロワーに出会い、社会からリーダーと公認されるのです。

<リーダーシップの旅>

リード・ザ・セルフ⇒リード・ザ・ピープル⇒リード・ザ・ソサイエティ

リーダーはこの過程をたどるなかでリーダーになっていきます。

最初からリーダーの人はいません。最初は自分1人で始めて、そしてフォロワーを巻き込んでいきます。

 

だから、多くの人から支持されている立派なリーダーを見て「わたしには無理だ」と思う必要はないのです。

リーダーシップは「見えないもの」を見る旅だ。ある人が「見えないもの」、つまり現在、現実には存在せず、多くの人がビジョンや理想と呼ぶようなものを見る、もしくは見ようとする。そして、その人は実現に向けて行動を起こす。

リーダーシップの旅は、まず一人称で始まります。

わたしは何のために生きるのか?という信念や見えないものを見たいという願いのエネルギーが他者を惹きつけ、自分の夢がみんなの夢になるシンクロが起きて、結果的にリーダーになるのです。

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要約②:管理職がリーダーシップを発揮しにくい理由

 

リーダーシップの旅を経たリーダーは、エマージェントリーダー(自然発生的リーダー)です。

理念に共感した人々との関係によってリーダーになります。

 

一方、組織内のリーダーは任命されたリーダーであることが多いです。

部下がトップについていくのは、トップがリーダーシップを発揮した結果によってではなく、ヒエラルキーによってだ。

ヒエラルキー(階層)による支配はマネジメント(管理)と相性がよく、権限によって人を動かします。

 

リーダーシップとマネジメントには次のような違いがあります。

リーダーシップ マネジメント
見えないものを見る 見えるものを分析して問題解決
人としての働きかけ 地位に基づく働きかけ
内的意欲を誘発する 動機づけてコントロールする

リーダーシップは創造と変革のために要求されますが、マネジメントは安定と持続に必要です。

どちらが優れているというわけではありません。

会社などの組織ではマネジメントが求められる場面が多いにも関わらず、リーダーシップを求められると戸惑う人も多いのではないでしょうか。

 

また、リーダーシップを発揮して望む未来を実現するには、一定の地位が必要になる場面もあるかもしれません。

そのとき、手段と目的が逆転してしまわないように注意が必要です。

内なる声は何と叫んでいたのか、自分という個は本当は何をしたかったのかを忘れ、与えられたポジションにおさまって組織のために働くようになる。

要約③:リーダーシップの原動力は自分の内なる声

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リーダーシップの旅は、まず自分の見たいものを見つけることから始まります。

内なる声に耳を傾け、自分のキャリアアンカーを見つけることが、リーダーシップの旅の原動力になります。

キャリアアンカー:自分が一番自分らしいと感じられるキャリアの拠りどころ

アンカーとは、錨(いかり)という意味です。

「何がうまくできるか」「どのような欲求が自分の中で強いのか」「何をしている自分に意味や価値を感じるのか」という問いから、統合的にとらえられる自分の姿を示唆するのがキャリア・アンカーだ。

キャリア・アンカーはただ考えているだけ、情報をインプットするだけでは見つかりません。

自分の経験を振り返って見つけるものです。経験が足りないと思えば、やったことがないことにチャレンジするのも良いでしょう。

 

著者の1人である金井さんはエピファニーという言葉で表現しています。

エピファニー:神の顕現、新たな出来事の深い意味合い、本質的な姿が現れること

私が人生はエピファニーだと思うのは、その経験をくぐらせないと見えてこないものがあまりに多く、その都度、計画はしきれないからだ。計画し、計画通りに運んだことですら、違う世界に気づかせてくれる。人生においては、いろいろな選択肢を節目の度に目前に見て、くぐる度に、新しい自分と新しい世界が見えてくるものだと私は思う。

自分のやりたいことは、自分が経験した中からしかわからない。

様々なことにまず取り組んでみて、それが自分にどんな意味があったのかを振り返る重要性がわかります。

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『リーダーシップの旅』 の次に読むなら?おすすめの本3選

 

『リーダーシップの旅』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『リーダーシップ・チャレンジ』

 

数千ものリーダーシップ体験の研究からわかった、リーダーシップの核となる5つの実践がまとめられています。

 

リーダーに必要な姿勢とマインドがわかります。

参考記事:『リーダーシップ・チャレンジ』の要約:リーダーシップの核となる5つの実践とは?

 

②『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』

 

人格を磨けばリーダーは誰にでもなれる!と背中を押してくれる本。

リーダーの立ち振る舞いやコミュニケーションがわかります。

参考記事:『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の要約まとめ:第5水準のリーダーシップ

③『自分を育てる方法』

 

自分で自分を育てるセルフリードの方法がわかる本。

人に成長を委ねるのではなく、自分で自分の成長に責任を持ち、導いていきます。

 

自分に才能があると信じる力や才能の認知の仕方などが学べます。

参考記事:『自分を育てる方法』の要約まとめ:セルフリードに必要な3つの力とは?

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まとめ:リーダーシップの旅に出よう

・リーダーになろうとしてなるのではなく、結果としてリーダーになる

 

・リーダーシップの旅はリード・ザ・セルフから始まる

 

・自分を導く過程でフォロワーが現れる

 

・組織のリーダーはヒエラルキー(階層)でマネジメントする

 

・リーダーシップは創造と変革、マネジメントは安定と維持に適する

 

・内なる声に耳を傾け、自分のキャリアアンカーを見つける

 

・経験をくぐらせることではじめて見えるものがある

自分がリーダーに向いているのか、リーダーシップがあるのかが不安な人に、

一歩踏み出す勇気を与えてくれる本でした。

 

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