『超ファシリテーション力』の要約まとめ:会議は団体戦!全員参加の場づくりのコツ

『超ファシリテーション力』の要約まとめ:会議は団体戦!全員参加の場づくりのコツ

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『超ファシリテーション力』は、会議で成果を出すためのファシリテーションスキルがわかる本。

著者の平石直之さんは討論番組の司会をしているアナウンサーです。

 

会議を大なわとびにたとえるとファシリテーターは縄の回し手になります。

どうやって全員に縄の中に入ってつまづかずに気持ちよく飛んでもらえる。

そのためのテクニックが紹介されています。

★『超ファシリテーション力』の要約ポイント★

 

・誰もが発言しやすい場をつくるコツ

 

・議論がヒートアップしたときの対処法

 

・ファシリテーションで使えるキーフレーズ

具体的なキーフレーズが提示されているので、

そのまま使えるところが参考になりました!

この記事では『超ファシリテーション力』の要約を紹介します。

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要約①:誰もが発言しやすい場をつくるコツ

 

会議で成果を出すには、誰もが発言しやすい全員参加の場をつくります。

結論が決まっているなら議論する必要はありませんし、発言しないなら参加する意味はありません。

 

発言しやすい場づくりのコツをまとめました。

・初めての参加者に寄り添って入りやすくする

 

・全員参加であることを冒頭に伝える

 

・発言のハードルを下げる

初めての参加者は会議の雰囲気がわからなくて議論に入りにくいかもしれません。

一番役職が下の社員や若手社員にも当てはまりますよね。

 

その場合は「〇〇さんのご意見を聞かせてください」等と発言しやすい声掛けをします。

 

全員参加で発言をしてもらうことは冒頭で示しておきましょう。

今日はみなさん全員にご意見をうかがいたいと思います。

 

気になったことはなんでも聞いてください。

 

会議には参加していてもこっそり別の仕事をしていたり、発言する気がなかったりする人もいます。しかし、そんな人に急に話を振ってどぎまぎさせるのは得策ではありません。

 

最初から自分も参加者の1人であることを意識してもらうために宣言してしまいます。

 

全員に発言してもらう代わりに、発言のハードルは下げましょう。

”どんな些細なことでも構いません”、”気になったことはなんでも~”と笑顔で付け加えます。

 

特に最初の意見を出すのは勇気が要るものです。

そのときは1つ目の意見を外部からもってくるのがおすすめ。

〇〇という意見がありますがいかがですか?

 

調査では〇〇という結果が出ましたが、・・・

 

最近は〇〇という言葉をよく聞きますが、・・・

1つ目の意見が呼び水となって、2つ目からはぐっと言いやすくなります。
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要約②:議論がヒートアップしたときの対処法

 

討論番組ほどではなくても、会議で議論が白熱することはありますよね。

ついつい言葉が荒くなってしまう発言者には、言葉遣いをやんわりと修正して対処します。

 

強い否定の言葉をひっくり返して、肯定の言葉+否定形で表現し直すと和らぎます。

最悪だ   ⇒あまりよろしくない

 

卑怯だ、汚い⇒あまりフェアではない

 

頭が悪い  ⇒あまり賢明ではない

すぐに言い直すのがポイント。

ファシリテーターが言葉遣いの規範を示すことで、発言者の言葉遣いも落ち着いていくそうです。

 

もし議論が一方的になっていたら、”ぜひ〇〇さんのご意見ももう少し聞かせてください”と劣勢のほうを少しサポートします。

劣勢の意見の肩を持つのではなく、発言機会のバランスを取るように心がけます。

 

また、専門的な話に突っ込みすぎているときは、あまり前提知識がない人でも発言しやすいように理解を助ける質問をします。

それは~という解釈で合っていますか?

 

今の点をもう少しくわしく説明していただけますか?

専門知識がない人の素朴な疑問がアイデアのタネになることもありますよね。

全員が時間を割いて参加している会議を、協力して実り多いものにしましょう。

要約③:ファシリテーションで使えるキーフレーズ

 

『超ファシリテーション力』では、場面ごとに使えるキーフレーズがわかります。

特に使える!と思ったものを抜粋して紹介します。

 

・なるほど、それは重要なご指摘ですね。

 

・おっしゃるとおりですね。

相手に同調するひと言です。こう言われたら発言してよかった、伝わっていると感じますよね。

 

・残り〇分になりましたが、~

 

・ここまでの意見をまとめますと、~

そろそろまとめに入りますよ!の合図になります。

 

これはぜひ改めて時間を設けて議論したいですね。

脱線しそうなときに使えるキーフレーズ。そもそも論が好きな人に有効です。

本当に時間を設けられるかは気にしなくて良いそうです!

 

貴重なご意見ありがとうございました。

 

大変勉強になりました。

 

新たな気づきがたくさんありました。

しめくくりのひと言。参加者に発言してよかったと思ってもらいましょう。

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『超ファシリテーション力』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『超ファシリテーション力』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『ゼロから学べる!ファシリテーション超技術』

 

ファシリテーションで使える実践的なテクニックがすぐ学べる本。

 

進行の場での質問、声かけ例も多いですが、

意義のある会議にするためのアジェンダの重要性がよくわかります。

参考記事:『ゼロから学べる!ファシリテーション超技術』の要約:アジェンダで80%成否が決まる

②『ファシリテーションの教科書』

 

ファシリテーションスキルが体系的に学べる本です。

ファシリテーションによって参加者の腹落ち感が得られるための準備がわかります。

 

『超ファシリテーション力』はすぐに使える内容ですが、『ファシリテーションの教科書』はファシリテーションを網羅的に学ぶのに最適。

参考記事:『ファシリテーションの教科書』の要約:主体的に行動するための腹落ち感が重要

③『心理的安全性のつくり方』

 

生産性の高い会議を行うには、心理的安全性を高くする工夫が必要。

心理的安全性に1番重要な因子は話しやすさです。

話しかけやすいファシリテーターになっているか?

自分の言動を振り返ってみましょう!

参考記事:『心理的安全性のつくりかた』の要約:脱ぬるま湯職場!心理的安全性の4因子とは?

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まとめ:全員参加の場をつくろう

・誰もが発言しやすい全員参加の場をつくる

 

・初めての参加者に寄り添って議論に加わりやすくサポートする

 

・全員に発言を求めることを事前に伝える&発言のハードルを下げる

 

・荒れた言葉遣いはすぐに柔らかい表現に言い変える

 

・劣勢側の発言機会のバランスを取る

 

・場面ごとに使えるキーフレーズを覚えておくと便利!

アナウンサーの方がどんなことを意識して進行しているのかがわかって勉強になりました。

みながこのようにファシリテーションできれば、生産性が上がりそうですね!

 

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