『自分の意見で生きていこう』の要約まとめ:正解がない問題に自分で考えた意見を持つ

『自分の意見で生きていこう』の要約まとめ:正解がない問題に自分で考えた意見を持つ

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『自分の意見で生きていこう』は社会派ブロガーとして有名なちきりんさんの本。

自分の意見を表明する大切さがわかります。

 


意見を持つ=考えられる人であり、意見がない・反応ばかりする=考えていない人です。

★『自分の意見で生きていこう』の要約ポイント★

 

・正解がある問題は調べる/正解がない問題は考える

 

・意見を持つ=ポジションを明確にすること

 

・正解があると思いこむ学校的価値観を捨てる

自分の意見に自信がなくて表現できない人は、

正解がない問題にも正解があるはず!と思いこんでいるかもしれません。

 

『自分の意見で生きていこう』を読めば、

ポジションを明確にして言い切る勇気がもらえます。

この記事では『自分の意見で生きていこう』の要約と感想を紹介します。

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要約①:正解がある問題は調べる/正解がない問題は考える

 

世の中のあらゆる問題は、正解がある問題と正解がない問題に分かれます。

正解がある問題:唯一絶対の正解、事実がある

 

(例)1+1の答え、歴史的事実など

正解がある問題は唯一絶対の正解があるので、答えにも正答と誤答しかありません。

 

もし正解のある問題で悩んでいるなら、考えるのはやめてさっさと調べたほうが早いです。

インターネットが普及して、たいていのことは調べればすぐ答えがわかります。

 

唯一絶対の正解がまだ出ていない問題でも、それは調べるのが難しい問題・まだ調べる手段がないだけで、正解があるという意味では変わりません。

宇宙がどうやってできたのか等、まだわからなくてもいつか解明されたときに正答と誤答がわかります。

正解がない問題:唯一絶対の正解、事実がない

 

(例)転職すべきか、子どもをどう育てるべきか等

正解がない問題は、さまざまな意見を持つことができ、それに正解も間違いもありません。

唯一絶対の正解がないので、考えて自分なりの意見を持つことになります。

 

人生の重要な選択に関わる問題は、たいていが正解がない問題です。

いったいなぜ、人生の重要な問題には正解がないのでしょう?

それは「どんな人生がもっともよい人生なのか?」という問いに正解がないからです。

 

考えるクセがついていなければ、自分の意見に自信が持てません。

納得できる選択をするためには、日頃から自分の意見を持つことが重要です。

 

人生をやり直すことはできないので、後から振り返ったときに選択に後悔するか/しないかは自分の主観的判断です。

失敗したな~と思っても、もう一方の選択のほうがもっと失敗したかもしれません。

 

自分の頭でしっかり考え抜いた上で結論を出せば、

後悔しない選択ができるでしょう。

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要約②:意見を持つ=ポジションを明確にすること

 

意見を持つためには、意見と反応を区別します。

意見を持つとはポジションを明確にすることです。

 

賛成なのか/反対なのか、どうすべきなのかという立場を明確にします。

 

Aという案がテーマだとしたら、Aに賛成/Aに反対が明確になっているのが意見です。

・Aに賛成⇒意見

・Aに反対⇒意見

・Aがうまくいく可能性はどのくらいあるか⇒反応

・〇〇のときはAだとうまくいかないのでは⇒反応

反応は考えなくてもできるので、その人の人となりはわかりません。

”意見の束が人格をつくる”という言葉が印象的でした。

 

いいねボタンやコメント欄で反応するのは、他者の発信がなければ何もできない人です。

それに対して、意見を言う=自分の頭で考えられる人=ゼロから1をつくれる人です。

要約③:正解があると思いこむ学校的価値観を捨てる

 

意見を持つ、意見を言うのが難しいのは、学校的価値観が裏側にあるかもしれません。

学校的価値観とは、正解があるはずだと思いこむ価値観です。

 

正解があるはずだ!と思うと、「自分の意見が間違っているかもしれない」と不安になりますし、自分の意見が正解かを確かめたくなります。

 

自分の意見を言うときに、

「とりあえず賛成意見と反対意見を調べてから…」と思ったことはありませんか?

 

本や映画のレビューを見て購入を見送ってしまう人や、

正解がない問題について他人の意見を延々と調べてしまう人は、

まず強引にでも自分の意見を持つ=ポジションを明確にしてみましょう。

 

正解がない問題で人それぞれ意見が異なるのは当たり前と思っていれば、

他人の意見に左右されずに自分の意見を表明できます。

「多様性のある社会」の実現には、全員が他人の目を気にせず、他の人と同じ意見かどうかなど気にせず、自分の意見を言えることが不可欠です。そして、人の数だけ存在する意見を認め合うのが「多様性のある社会」なのです。

”他人を気にせず自分の意見を表明する”というのは、自分勝手な人が増えるわけではなく、

多様な意見を尊重する優しい社会ができるということです。

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『自分の意見で生きていこう』は耳で聴けるオーディオブックがあります。

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『自分の意見で生きていこう』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『自分の意見で生きていこう』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『超決断力』

 

クネビンフレームワークで問題を切り分け、

適切なアプローチでなるべく単純な問題に変えていきます。

 

参考記事:『超決断力』の要約:決められない!に効くクネビンフレームワークの入門に最適!

②『仮説思考』

 

『仮説思考』は複数の選択肢の中から仮説→検証を繰り返して最良のものを選び出す思考法です。

仮説を立てることは、ポジションを明確にすることに通じます。

参考記事:『仮説思考』の要約まとめ:速くて質が高い仕事をするには仮説思考を鍛える

③『リフレクション 内省の技術』

 

自分の意見を持つには、自分の思考や感情を客観視するリフレクションが有効です。

リフレクションについて理解を深めたい人は『リフレクション 内省の技術』がおすすめ。

参考記事:『リフレクション 内省の技術』の要約:経験から学びを得るために自己理解を深めよう

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まとめ:自分の意見を持つ人に人は集まる

・正解がある問題は調べる/正解がない問題は考える

 

・人生の重大な問題はたいてい正解がない問題

 

・後悔しないように自分で考え抜いた意見を持つ

 

・意見はポジションを明確にすることであり、反応とは違う

 

・”正解があるはず”という学校的価値観を手放す

 

・意見が異なるのは当たり前という前提に立てば多様性のある社会になる

知識量で差別化できない社会では、自分の頭でどのくらい考えたかが価値になります。

反応ではなく、自分でゼロからイチを考える習慣をつけましょう!

 

★今回紹介した本★

 


★ちきりんさんの書籍は4部作だそうです★

 

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