『レバレッジリーディング』は、投資としての読書方法(多読)を紹介した本。
レバレッジとはてこの原理のこと。
読書でレバレッジをかけて、大きな成果を出すことが目的です。
今までの読書の常識が気持ちいいくらいに覆されます。
本は全部読まない、本を読まないから時間がない、本は読み終わったら捨てる等、
読書に対する考え方が変わる本です。
★『レバレッジリーディング』の要約ポイント★
・読書は100倍のリターンも見込める投資
・本選びは投資物件選びである
・読書後のフォローが重要!アウトプットを意識して読書する
本でインプットしても自己満足で終わっている気がする人、
成果につながっていないと感じる人にぜひ読んでほしい1冊。
小説など娯楽の読書ではなく、ビジネス書・専門書などの実践につなげる読書が対象です。
この記事では『レバレッジリーディング』の要約まとめを紹介します。
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目次
要約①:読書は100倍のリターンも見込める投資
『レバレッジリーディング』における読書は投資活動です。
投資ということはリターンを見込んで行うもの。
読書は100倍のリターンも夢ではない、非常にコスパのよい自己投資です。
いきなり100倍のリターンは得られませんが、
多読してどんどん人的資本の含み益を増やし、それが金融資産の増加につながります。
本には他人の試行錯誤の軌跡がまとめられており、
本で得た知識を自分の課題に応用し実践することでリターンが得られます。
自分で試行錯誤する手間をショートカットし、実践することに労力を集中させられるのです。
逆に言えば、実践しない読書は意味がありません。
自分自身に置き換えてどう実践するか?はアナロジー思考や抽象化思考が求められます。
本の事例が自分の状況とまったく同じことはないので、
本質的に重要な部分を抽象化して自分にあてはめる思考力が必要です。
思考力を鍛える方法は『レバレッジリーディング』では扱っていませんが、
『メモの魔力』や『具体⇄抽象トレーニング』がおすすめです。
参考記事:『メモの魔力』の要約:知的生産としてのメモで抽象化能力を鍛える
参考記事:『具体⇄抽象トレーニング』の要約まとめ:抽象レベルを合わせることで理解し合える
要約②:本選びは投資物件選びである
読書が投資活動と考えると、投資対効果のよい本を選ぶ必要があります。
アウトプットしてこそ意味があるので、
自分のお金と時間を投資して得られるリターンが大きい本を選びましょう。
本を選ぶときに最も重要なのは、本を読む目的を明確にすることです。
自分の目標から逆算して、今どんな本が必要か?を考えます。
実践が前提のため、”こうやったらうまくいった/失敗した”という経験型の本が応用しやすいです。
学者や研究者の本は教養型で、理論的なことを学びたいときには適しています。
経験型の本は生存者バイアス(本を書くのは成功者だけ)があるので、
1冊だけで信じ込まずに何冊か読んで共通するところを抽出しましょう。
また、特定の分野を勉強したいときには、
同じジャンルをまとめて読むカテゴリー集中法がおすすめです。
同じテーマの本を読むと、どの本でも出てくる=重要な箇所がわかったり、
比較しながら読むので共通点・相違点を考えながら批判的に読めたりします。
そのほか、口コミや書評を参考にする、信頼できる人にすすめてもらった本は即購入する、
などで選ぶとハズレに当たりにくいそうです。
Amazonの口コミより、書評サイトのほうがプロのライターが書いているので参考になります。
⇓わたしはフライヤーを使っています。
参考記事:本の要約サービスflier(フライヤー)の料金プランはどれがおすすめ?【お得に試せる】
本のセンスが信頼できる人や尊敬する人にすすめられた本は、
読んで意見交換をすると理解が深まります。
好感度もアップで一石二鳥です!
要約③:読書後のフォローが重要!アウトプットを意識する
投資としての読書は、本の読み方もアウトプットを意識します。
どう実践できるか?が肝心なので、読書後のフォローが特に重要です。
<『レバレッジリーディング』式の読書法>
・目的を明確にする:目的に必要なところを読む
・制限時間を決める:基本は1~2時間
・全体を俯瞰する:まえがき、目次、あとがき
・緩急をつけて読む:大切なところに書き込み、折り目
・重要な箇所のメモをつくって繰り返し見る:反射的に行動できるまで
”目的を明確にする”のは本選びでも重要でしたが、
本を読む前にも目的を意識すると目的に沿った箇所が目に入りやすくなります。
本全体の流れを俯瞰してから、制限時間内に大事なところを拾います。
本の中で本当に重要なことは20%以下だそうです。
大事なところは人によって違うので正解はありません。
目的のために必要な箇所に線を引いたり、折り目をつけたりしながら読みます。
重要な箇所はメモにまとめ、日常のスキマ時間に繰り返しチェックしましょう。
ボロボロになったらまた印刷するそうです。
読んだけど内容を忘れてしまう、読んだ内容を実際に活かせていないという人は、
目的がぼんやりしていてなんとなく読んでいるのかもしれません。
まず最初に、今の自分が解決したいこと・叶えたい目標を明確にして本選びをしたほうがよいです。
実践しなければ、ただの自己満足です。
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『レバレッジリーディング』の次に読むなら?おすすめ本3選
『レバレッジリーディング』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『読書の技法』
著者の佐藤優さんは元外務省主任分析官であり、月300冊以上を読む読書家だそうです。
超速読/速読/熟読を使い分けて、読むべき本を絞り込むのがポイント。
参考記事:『読書の技法』の要約まとめ:真に読む本を見極める超速読術
②『東大読書』
『東大読書』は、本を能動的に読む・対話しながら読む方法です。
まず本を読む目的を明確にし、本に質問したり、要約したりしながら知識を吸収します。
参考記事:『東大読書』の要約まとめ:情報を知識に変える読書のやり方【本との対話が重要】
③『リミットレス 超加速学習』
読書法に限らず、学び方を学ぶメタ学習の本です。
知能や能力は生まれつきのものではなく、
自分が脳にどのような刺激を与えるかで変化させることができます。
参考記事:メタ学習におすすめの本『リミットレス 超加速学習』の要約:自分の限界を超える
まとめ:読書=投資の意識で本を使い倒す
・読書は100倍のリターンも見込める最強の自己投資
・本で得た知識を自分に当てはめて応用することでリターンを得る
・本選びは投資物件選びと同じ
・自分の課題から逆算して今必要な本を読む
・本の中で本当に大切なことは20%以下しかない
・読書後に重要な箇所をメモにまとめて何度も見る
読書を投資になぞらえた考え方が新鮮で、
たしかにアウトプットしなければ意味がないと意識が変わりました。
目標達成のために読書を活用したい方はぜひ読んでみてくださいね!
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