『読書の技法』の要約まとめ:真に読む本を見極める超速読術

『読書の技法』の要約まとめ:真に読む本を見極める超速読術

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『読書の技法』は効率よく読書から知識を身につける技法が学べる本

超速読/速読/熟読を使い分けて、読むべき本を絞り込むのがポイントです。

著者の佐藤優さんは元外務省主任分析官であり、月300冊以上を読む読書家だそうです。

平均して4~5冊を熟読し、後は速読か超速読で処理しているそうですよ。

★『読書の技法』の要約ポイント★

 

・時間は有限!超速読で読むべき本を見極める

 

・超速読/速読/熟読を使い分ける

効率よく知識をインプットさせるにはどうしたらよいか、

読書をどうやって定着させるか、を知りたい人のヒントになる本です。

この記事では『読書の技法』の要約と感想を紹介します。

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『読書の技法』の要約①:読むべき本を見極める重要性

 

効率よく読書するためには、何を読まないかを決めることが重要です。

なぜなら人生の時間は有限だから。

 

人生で読める本、得られる知識は限られています。

だから自分が読むべき本を見極める必要があるのです。

 

読むべき本は人によって違います。

職業作家になってから、読書法について若手ビジネスパーソンから相談を受けることが多くなったが、自分の学力を客観的にとらえることができず、消化できない基本書や専門書に取り組んで時間を浪費している例が多い。

無理して難解な本に挑戦するのは、かえって時間のムダです。

 

高校レベルの基礎学力の中で自分に足りない部分を補ってから、

基礎知識に進みましょう。

『読書の技法』の要約②:超速読/速読/熟読を使い分ける

 

読むべき本を見分けるために超速読を使います。

 

超速読は1冊5分の試し読みであり、

読む価値があるか見極めること・読むべき場所のアタリをつけることが目的です。

 

超速読の具体的なやり方は次のとおりです。

<超速読のやり方>

 

・ポストイットとシャーペンを準備する

 

・最初の1ページ、目次、結論の最終ページを読む

 

・上記以外のページは強調箇所だけ見る

 

・気になる場所にポストイットやシャーペンで印をつける

 

1冊5分の超速読で、超速読で終わるか/速読するか/熟読するかに仕分けします。

 

速読すると決めた本は、1冊30分で速読します。

<速読のポイント>

 

・目的意識を持って読む

 

・重要な部分とそれ以外のメリハリをつけて読む

 

・インデックスをつけるイメージで

1冊30分で読む場合、すべて理解しようと思ったら時間が足りません。

完璧主義を捨て、この本から何を学ぶかという目的意識を持ちます。

 

速読はどこにどんなことが書いてあったか=インデックスをつける読み方です。

将来必要になったときに情報が引き出せればよいそうです。

Kindleなど電子書籍のほうが保管しやすいかもしれませんね。

 

1冊30分で読んだあと、さらに30分程度でノートをまとめます。

必要な情報を取捨選択して手書きすることで、記憶が定着します。

 

このときも完璧主義は捨てて、きれいなノートを作らなくて良いそうです。

 

さらに熟読すべきだと感じた本は次のように読みます。

<熟読のやり方>

 

・1回目:シャーペンで印をつけながら読む

 

・2回目:特に重要な部分を囲んでノートに写す

 

・3回目:目次構成を頭に入れて結論部を3回読む

本によってこんなに読み方にメリハリをつけるんですね。
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『読書の技法』の感想

 

『読書の技法』を読んで、個人的に心に残ったポイントを紹介します。

 

真ん中くらいというのは、実はその本のいちばん弱い部分なのである。あえて、このいちばん弱い部分をつまみ読みすることで、その本の水準を知るのである。

最初の方は読者を惹きつける部分、最後は著者の言いたいことがまとまっている部分です。

あえて真ん中の出来で本の水準を知るとは、目からウロコでした。

 

「時間は有限であり希少財である」という大原則を忘れてはいけない。速読はあくまで熟読する本を精査するための手段にすぎず、熟読できる本の数が限られるからこそ必要となるものだ。速読が熟読より効果を挙げることは絶対にない。

熟読と同じように速読できることを夢見てしまいがちですが、

速読は所詮速読ということですね。

 

読書以外でも人生の時間の使いみちを考える上で、

時間は有限であることは忘れずにいたいです。

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『読書の技法』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『読書の技法』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『レバレッジリーディング』

 

『レバレッジリーディング』は投資としての読書方法(多読)を紹介した本。

本は全部読まない、本を読まないから時間がない、本は読み終わったら捨てる等、

読書に対する考え方が変わること間違いなしです。

参考記事:『レバレッジリーディング』の要約まとめ:読書を投資にする方法【多読のススメ】

②『東大読書』

 

『東大読書』は、本を能動的に読む・対話しながら読む方法です。

まず本を読む目的を明確にし、本に質問したり、要約したりしながら知識を吸収します。

アウトプットが大事!

参考記事:『東大読書』の要約まとめ:情報を知識に変える読書のやり方【本との対話が重要】

③『リミットレス 超加速学習』

 

読書法に限らず、学び方を学ぶメタ学習の本です。

 

知能や能力は生まれつきのものではなく、

自分が脳にどのような刺激を与えるかで変化させることができます。

参考記事:メタ学習におすすめの本『リミットレス 超加速学習』の要約:自分の限界を超える

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まとめ:『読書の技法』で効率よく知識を得る

・時間は有限なので何を読まないか決める

 

・1冊5分の超速読で読むべき本か判断する

 

・1冊30分の速読では目的意識を持って読む

 

・完璧主義を捨てて、必要な部分を読む(ノートも完璧を目指さない)

 

・重要な情報を選んで手書きすることで記憶が定着する

 

・熟読すべき本はじっくり3回読む

読書にこれだけのポリシーを持っている人は周りになかなかいませんよね。

 

月300冊以上も読書をしてきた経験から編み出した読書の技法を知れて、

とても良かったです。

 

各分野ごとの基礎学力のつけ方や、

読書の時間・場所についてのTipsも載っています。

 

読書のモチベーションも上げてくれる本です。

 

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