『すべては「前向き質問」でうまくいく』は質問で行動を変えていく本です。
この記事では 『すべては「前向き質問」でうまくいく』 の要約を紹介します。
★ 『すべては「前向き質問」でうまくいく』 の要約ポイント★
・思考や行動は質問のこたえ
・選択の地図をイメージせよ
・学ぶ人と批判する人の質問の違い
目次
要約①:思考や行動は質問のこたえ
思考や行動は質問のこたえです。自分にどんな質問をするか?で自分の思考や行動が変わります。
たとえば朝の支度をするとき、次のような質問をしています。
「今日の天気はどうかな?」
「今日は何を着ていこうかな?」
「今日はどんなミーティングがあっただろうか?」 など
もしトラブルが起きたとき、「なんでこれが起きたのだろう?」「誰のせいでこれが起きたのか?」と問えば、原因や責任にフォーカスします。
質問を変えて「今できることは何か?」「ここから何を学べるか?」と問えば、建設的な未来に目が向きます。
自分にどんな問いかけをしているかに意識的になりましょう。問いかけを変えるには、まず問いかけに気づくことです。
要約②:選択の地図をイメージせよ
人生は選択の連続です。選択の地図をイメージして、自分がいまどこにいるかに気づきます。
選択の地図には学ぶ人と批判する人の道があります。
・学ぶ人 :考え抜いて選択する、主体性
・批判する人:習慣的に反応する、他責
批判する人の道に進んでいることに早く気づくことが大事です。人は誰でも出来事に反応してしまうときがあります。まったく反応しないことは無理でも、自分が自分に問いかけている質問や悪い予感に気づいて立ち止まります。
気づいたときはスイッチングクエスチョンで学ぶ人の道にスイッチしましょう。
<スイッチングクエスチョンの例>
・わたしは批判する人になっているだろうか?
・これがわたしの望む状態だろうか? など
批判する人になっているときは視野が狭くなっているときです。少し自分と距離を取り、自分やこのままの態度でどういう結果になるかを考えてみます。
要約③:学ぶ人と批判する人の質問の違い
学ぶ人と批判する人は自分に問いかけている質問が変わります。批判する人の質問をしていることに気づき、学ぶ人の質問に変えましょう。
学ぶ人の質問
・何をしたらうまくいく?
・この件から私は何を学べるか?
・あの人は何を考え、何を感じ、何を必要としているのか?
・今できることは何か?別の見方ができないだろうか?
・私の望みは何? など
批判する人の質問
・なんでこれが起きたのだろう?
・誰のせいで起こったのか?
・どうすれば自分が正しいと証明できるのか?
・なんであの人はいつも~なのだろうか?
・彼らのどこがいけないのだろうか? など
個人的にパワフルだと思ったのは、「あの人は何を考え、何を感じ、何を必要としているのか?」という質問です。仮に答えがわからなくても、問いかけることで自分のネガティブ感情から抜け出せそうです。
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