『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』の要約まとめ

『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』の要約まとめ

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『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』は、部下の考えや思いを聞くテクニックと問いかけが具体的にわかる本。

 

 

『できるリーダーは、「これ」しかやらない』の続編です。

参考記事:『できるリーダーは、「これ」しかやらない』の要約まとめ:部下への任せ方がわかる

 

リモートワークが進んで接点を持ちにくかったり、世代間の価値観の差が大きくなっているなか、できるリーダーの聞き方・話し方に特化した考え方やテクニックが学べます。

★ 『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』 の要約★

 

・できるリーダーは部下から教わるスタンスで聞く

 

・拡大質問とクッション言葉で話を引き出す

 

・部下と絆をつくり成長させる質問とは?

はじめて部下を持つリーダーにおすすめの本です。

この記事では 『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』 の要約を紹介します。

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要約①:部下から教わるスタンスで聞く

 

できるリーダーは部下から教わるスタンスで話を聞きます。上司が正しい、答えや情報を持っているというスタンスだと、部下は話しにくいです。

 

上司が教えるスタンスだと、相手を試す質問をしてしまいます。

相手を試す質問

「~は知っている?」「どれだと思う?」⇒裏に上司の持論に基づいた正解がある

部下は上司の答えを探りながら答えますし、人によっては自尊心がふみにじられたと感じるかもしれません。自分は知らないから教えてほしい、というスタンスなら、相手を試す質問は出てこないでしょう。

 

相槌にもちょっとした工夫をすることができます。

「そうですよね」 ⇒知っている前提

 

「そうだったんだ」⇒知らない前提

部下の話に「そうですよね」と返す場合、上司も知っているというメッセージになります。情報は多いほうから少ないほうに流れるので、上司が知っていると示せば部下はもう話す必要はないと思うかもしれません。

”聞き上手は教わり上手”という言葉が印象的でした。

部下の話を聞きたいなら、素直に教わるのが大事ですね!

 

できるリーダーは自分の聞きたいことではなく、相手が何を思っているかを聞きます。

・hear :自然に聞こえてくる

 

・ask :自分の聞きたいことを聞く

 

・listen:相手が何を思っているか聞く

askで自分が聞きたいことばかり聞いていると、取り調べや尋問のようになってしまいます。

聞きたいことを聞くときは、listenとaskをセットで聞きましょう。具体的には「どんな感じ?」と聞き、文章で自分の感じたことを答えてもらいます。

要約②:拡大質問とクッション言葉で話を引き出す

 

対話には部下の考えや思いを引き出すのが重要です。考えや思いを聞くには拡大質問を使います。

拡大質問:どんな/どうして/どのようにを聞く質問

 

限定質問:はい/いいえや単語で答えられる質問

拡大質問は考えや状況を文章で答える必要があるので、部下に考えさせることができます。

<使いやすい拡大質問の例>

・どんな感じ?

・それでどうしたの?

・どうしたらできる?

部下の考えを知りたい!という思いからでも、質問攻めにされると部下もやはり答えにくいです。

そんなときは、クッション言葉を使って質問されている感をやわらげましょう。

・差し支えなければ聞いてもいいですか?

 

・〇〇さんだからこそ聞きたいのですが、いいですか?

 

・そうだとしても、それはどうしてなんだろうね?

 

また、なかなか本音が見えない部下にはas if質問も効果的です。

as if質問:もしあるとすれば、教えてくれませんか?

たとえば、なにかモヤモヤを抱えてそうなのに「大丈夫です」と言ってしまう部下は、「もし気になるところがあるとすれば、教えてくれませんか?」と聞かれたら、対話のきっかけがつかめるかもしれません。

 

本音が見えない部下をつきあいにくい人と切り捨ててしまうのは簡単です。しかし、聞き方を変えれば胸の内を話しやすくなる可能性もあります。

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要約③:部下と絆をつくり成長させる質問とは?

 

部下の成長を促すには、できない理由よりできる方法に目を向けさせるようにサポートしましょう。

できない理由のための悪い他責から、解決志向の良い他責に切り替える質問があります。

「だとしたら、どのようにするのがいいかな」

こう問われれば、できる方法に意識が行きます。それでもまだできない理由から離れられない部下の場合は、同じ状況でうまくいっている事例を提示しながら、自分にできることを考えさせます。

この質問は部下を成長させる反面、追い詰めるケースもある厳しい質問です。だからこそ、問いかけるときは穏やかに笑顔で、安心して答えられる環境をつくりましょう。

 

部下との絆をつくるには共感の姿勢が重要です。同情では絆はつくれません。

共感:相手の場所に行って自己開示する

 

同情:自分がいる位置のままアドバイスする

穴に落ちた人がいたら、一緒に穴のなかに来て自分が落ちた時のことを話してくれるのが共感であり、穴の上からのぞき込んで「大変だね~」と必要なものを上から差し出すのが同情です。

ちなみにこの共感と同情の違いについての解釈は、ヒューストン大学ブレネー・ブラウン教授の解釈だそうです。TEDでもスピーチされていました。

 

相手のところまで行って自己開示するのは勇気が必要です。でも勇気を見せた人だからこそ、信頼されて絆がつくられるのではないでしょうか。

共感はテクニックではなく、勇気の選択ともいえる行為なのです。

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『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』 の次に読むなら?

 

『できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編]』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『できるリーダーは、「これ」しかやらない』

 

できるリーダーがやる「これ」は、部下ののびしろを信じて任せることです。

任せることで部下が成長し、リーダーの仕事に時間を使うことができます。

参考記事:『できるリーダーは、「これ」しかやらない』の要約まとめ:部下への任せ方がわかる

②『フィードバック入門』

 

部下育成に欠かせないフィードバックについて理論と実践の両面から学べる本

対話で部下の言語化をサポートし、これからどうするか?を自分で決めさせるのが重要です。

嫌われるのが怖くてフィードバックはできないリーダーは必読!

本書のフィードバックのなかでも紹介されている本です。

参考記事:『フィードバック入門』の要約まとめ:情報通知と立て直しで部下が育つ

③『できる上司は会話が9割』

 

部下を成長させて成果を出すためのコミュニケーションがわかる本。

解決したい・アドバイスしたい気持ちをガマンして、教えないマネジメントを徹底します。

人から言われたことより、自分で気づいたことのほうがやる気が出やすいです。

参考記事:『できる上司は会話が9割』の要約まとめ:答えない勇気を持てば部下が動く

 

 

★今回紹介した本★

 

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