ピーター・ティール『ゼロ・トゥ・ワン』の要約まとめ:新しい価値を創造するためには?

ピーター・ティール『ゼロ・トゥ・ワン』の要約まとめ:新しい価値を創造するためには?

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『ゼロ・トゥ・ワン』はゼロから1を生み出す企業をどう立ち上げるかがわかる本。

著者のピーター・ティールさんはPaypalの共同創業者で、多くの企業の立ち上げやエンジェル投資をしています。

 

起業なんて興味ないよ~という人も、未来に対する考え方や世界的企業の見方が変わると思いますよ!

★『ゼロ・トゥ・ワン』の要約ポイント★

 

・テクノロジーによる垂直的進歩を起こせ

 

・独占企業がイノベーションを起こす

 

・全体の利益を1つで取れるところに投資する(べき乗則)

当たり前のことを疑う姿勢、多くの人が学ばない隠れた真実への探究心がゼロからイチを生み出す秘訣です。

この記事では『ゼロ・トゥ・ワン』の要約を紹介します。

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要約①:テクノロジーによる垂直的進歩を起こせ

進歩には2種類あります。垂直的進歩と水平的進歩です。

垂直的進歩:テクノロジーによるイノベーション(0 to 1)

 

水平的進歩:グローバリゼーションによる拡張(1 to n)

ゼロからイチを生み出すのは垂直的進歩であり、限りがありません。

 

一方、水平的進歩は成功例である1をコピーしたり移動させたりして広げること。

拡大範囲に限界があり、垂直的進歩に取って代わられる場合もあります。

日本のガラケーがコツコツ水平的進歩をしながら国内で市場を争っているうちに、スマホにとってかわられました。

 

水平的進歩は継続しないので、垂直的進歩を目指すべきというのがピーター・ティールさんの主張です。

突き詰めて考えれば、未来とは、まだ訪れていないすべての瞬間だ。でも、未来がなぜ特別で大切なのかといえば、それが「まだ訪れていない」からではなく、その時に「世界が今と違う姿になっている」からだ。

 

今と違う姿の未来になっているためには、垂直的進歩がカギになります。

 

要約②:独占企業がイノベーションを起こす

イノベーションを起こすためには、競争を避けて社会や未来のことを考える時間的・資金的なゆとりが欠かせません。

そのために、独占企業である必要があります。

 

日々、ライバルとの攻防に明け暮れていたら、垂直的進歩を起こすような投資や長期的な取り組みは難しいでしょう。

 

独占企業=進歩がない、良くないイメージがありませんか?

しかし、競争の心配がないからこそ、イノベーションを起こすためのリソースが割けるという面があります。

 

非独占企業は「わたしの会社は独自性がある」と主張し、本当の独占企業は規制や法律を警戒していかに独占していないかを強調します。

非独占企業⇒独自性を主張

 

独占企業⇒大きな市場の一部としてカモフラージュ

企業が主張する独自性は本当に価値のある独自性か?を考えると、

単に自分が持っているものの組み合わせを言っているだけであまり意味のないことがあります。

 

〇〇地域にあるイギリス料理のレストランはここだけ!と言ったところで、

イギリス料理の中だけでしかレストランを検討しない人はごく少数派です。

 

実際にはイタリア料理も和食もファーストフードもラーメン屋も同じ土俵に乗ります。

 

グーグルは検索エンジンという市場では約70%を占める独占企業ですが、広告市場に広げると3%ほどと影響力が小さく見えます。

独占企業も非独占企業も、自分の都合の良い市場を設定して見せ方を変えているんですね。

 

独占企業の特徴は次のとおりです。

・プロプライエタリ・テクノロジ:2番手より10倍優れている優位性

 

・ネットワーク効果:ユーザーが増えるほど価値が高まる

 

・規模の経済:拡大しやすさ

 

・ブランディング:上記3つがあってこそのブランド、ブランドから始めるのは危険

どんな大きな企業も、はじめは小さな市場を支配して周辺に拡大していきます。

確固たる優位性で独占をして、それをネットワーク効果と規模の経済で広げていきます。

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要約③:全体の利益を1つで取れるところに投資する(べき乗則)

べき乗則とは、物事の分散に極端な偏りが出ること。

べき乗則

 

分散というと正規分布の山なりの形を思い浮かべますが、世の中の事象の多くにべき乗則が当てはまります。

 

パレートの法則(80対20の法則)もべき乗則の一部です。

パレートの法則(80対20の法則):20%の要素が全体の80%を生み出している

(例)2割の優良顧客が店の売上の8割を占めている

たとえばベンチャー投資では、1つの会社のリターンがその他すべてのリターンの合計と同じかそれ以上になるそうです。

 

広く分散投資するより、大きく成長する可能性が高い企業を見つけることが重要。

キャリアや人生に当てはめれば、将来大きな価値が見込めるかを検討した上で得意なことに集中するのが良い戦略です。

 

べき乗則のように、重要だけれど広く意識されていない法則があります。

そのような隠れた真実を探究すると、ゼロからイチを生み出すヒントが得られます。

 

隠れた真実を探究する壁は、”当たり前の常識”と”問題は解決し尽くされたという誤解”です。

 

社会通念、社会の当たり前を盲目的に信じていると、隠れた真実は見つかりません。

たとえばイノベーションを妨げる固定観念は次のようなものがあります。

・漸進主義(コツコツやる、少しずつ進歩するのが正しい)

 

・リスク回避(間違いや失敗は避けるべきこと)

 

・現状への満足(エリートだから安心)

 

・フラット化(世界の誰かがもう見つけているから自分がやっても遅い)

 

隠れた真実は見つかるかわかりませんが、見つけようとしなければ見つからないことは確かです。

多くの人が学ばない領域、学校教育で教わらない領域にチャンスがあるかもしれません。

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『ゼロ・トゥ・ワン』のオーディオブック

 

『ゼロ・トゥ・ワン』は耳で聴けるオーディオブックがあります。

 

『ゼロ・トゥ・ワン』は聞き放題対象外ですが、

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『ゼロ・トゥ・ワン』の次に読むなら?

 

『ゼロ・トゥ・ワン』とあわせて読みたい2冊を紹介します。

 

①『未来に先回りする思考法』

 

テクノロジーの変化の流れを認識して少し先の未来を予測する方法がわかる本。

未来が見えているみたいな人は、テクノロジーの原理を理解しているんですね。

参考記事:『未来に先回りする思考法』の要約まとめ:原理から考えると変化の流れがわかる

 

②『ORIGINALS』

 

普通の人でもオリジナルな存在になれる!と勇気をもらえる本。

 

オリジナルなアイディアを思いつくのは一部の天才ではありません。

普通の人が圧倒的に量をこなした結果、創造性が発揮されることが多いです。

チャレンジの数は大切!

参考記事:本『ORIGINALS(オリジナルズ)』の要約と感想:普通の人でも創造的になれる?

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まとめ:ゼロからイチを生み出す秘訣がわかる

・ゼロからイチを生み出すのは垂直的進歩(水平的進歩は1を拡大)

 

・イノベーションを起こすのは競争から自由になった独占企業

 

・独占企業には2番手より10倍優れる優位性が必要

 

・まずは小さな市場の支配を目指す

 

・べき乗則であふれている世の中では分散投資より集中投資

 

・”当たり前の常識”と”問題は解決し尽くされたという誤解”を捨てる

起業家の「僕はこうやって成功した」というだけの本ではなく、

どこにゼロ・トゥ・ワンのヒントがあるか、その考え方を教えてくれます。

 

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