本もたくさん出ているけど、どれがいいのかな?
Webライターやブログで稼ぎたい人はもちろん、
会社員にもおすすめです。
本業・副業に限らず、文章術やライティングスキルを求められる機会は多いです。
リモートワークが浸透してきて、文字ベースのコミュニケーションも増えました。
わかりやすい文章が書ける、相手に行動を促すような一言が生み出せるのは、
仕事の生産性にも影響します。
わかりやすい文章が書ける、印象に残る文章が書けるのは強力な武器です。
副業でもWeb ライターやブログ、アフィリエイトやインスタで文章術の知識が活かせます。
この記事では、私が実際に読んだ20冊以上の文章術の本の中から、
おすすめの本を紹介します。
コピーライティングやセールスライティングなど人の心理に訴えかける本もあります。
それぞれの目的に分けて紹介します。
目次
読みやすい・わかりやすい文章が書ける文章術の本
読みやすい、相手に伝わりやすい文章を書きたい人におすすめの本を3冊紹介します。
・『新しい文章力の教室』:Web上で読まれる文章を書く人
・『20歳の自分に受けさせたい文章講義』:文章を書くことを仕事にしたい人
・『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』:
文章を書くのが苦手な人
おすすめ本1:新しい文章力の教室
『新しい文章力の教室』は、
Web上のメディア『ナタリー』のライターに指導している内容を書籍化したもの。
Web 媒体で文章を書きたい人、
たとえばWeb ライターやブログを仕事にしたい人にはぴったりです。
Web上で読まれる=ぱっと見たわかりやすさを重視する必要があります。
文章を読むものとしてだけでなく、+目で見るものとしても意識するのが特徴的です。
でも、Web上の無料で読める文章は、つまなかったらすぐにブラウザバックして別の記事に行ってしまいます。
Web上ではかんたんに離脱されるので、
ひと目でわかりやすく自分が知りたい情報が載っているとわかるように書きます。
自分の書いた文章と本の内容を照らし合わせてチェックすると、
読みやすさ・わかりやすさがアップするでしょう。
おすすめ本2:20歳の自分に受けさせたい文章講義
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は
『新しい文章力の教室』よりも若干抽象度が上がります。
相手の心が動く文章はどういうものか、文章を書く心構えや考え方の部分が多く、
個人的には一番勉強になった文章術の本です。
”読者の椅子に座る”という言葉が印象に残ってます。
単に相手の立場に立って考えるだけではありません。
椅子は基本的に一人しか座れないので、漠然とした読者ではなく、
特定のあの人や過去の自分のようなたった一人を想定して書くということです。
たった一人の狭いターゲットに向けた内容を、誰が読んでもわかりやすい文章で書く。
文章を書く上で読者の存在を強く意識すべきということがわかりました。
論理構造がしっかりしているからこそテンポよく読める、
内容と文体を一体に考えているところに学びがありました。
参考記事:『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の要約まとめ:伝わる文章を書く力が身につく
おすすめ本3:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
「文章を書くこと自体が苦手だから、あんまり難しい本は読みたくないな」、
「自分の文章を問題がないレベルまで引き上げたいんだよなぁ」という人には、
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』がおすすめ。
これは文章術の本100冊から、どの本でも言われているテクニックを紹介した本です。
だから大事なところから順番に少しずつ自分の文章を良くしていきたい人に向いています。
逆に、ある程度Webライターの経験や文章術のテクニックを学んだことがある人には、
物足りないかもしれません。
文章術の本が初めてという人にはぴったりだと思います。
次にコピーライティングのおすすめの本を紹介しますね。
コピーライティングの勉強におすすめの本
コピーライティングは、人の注意を引きつけるようなキャッチコピーを作るスキルです。
人の注意を引いて検索結果の中からクリックしてもらう、
メールボックスの中からメールを開いてもらう等、
消費できないほど情報が溢れた社会でスルーされないために必要なスキルです。
・『キャッチコピー力の基本』:まずはじめの1冊に
・『ザ・コピーライティング』:コピーライティングの古典的存在
・『売れるコピーライティング単語帖』:良いフレーズが思いつかないときに
おすすめ本1:キャッチコピー力の基本
一番おすすめの本は『キャッチコピー力の基本』です。
紹介されている77個のテクニックは、3種類に大別されます。
自分に関係あると思わせること、強い言葉にすること、相手に何でを作り出すことです。
1400円程度とコスパの良い価格がおすすめポイントです。
おすすめ本2:ザ・コピーライティング
『ザ・コピーライティング』はコピーライティングの古典的存在です。
もちろん、コピーライティングの勉強になるんですが、ちょっと古いんですよね。
(2008年発行の本)
記載されている例が古い上に英語なので、
日本人が活用するには『キャッチコピー力の基本』の方がよいです。
その点キャッチコピーの基本はお手頃です。
古典と言われるくらいなので、
コピーライティングを深く学びたい人は知識を深めるために一読する価値はあります。
※仕事でテクニックを活かしたいだけなら、個人的にはお手頃な本で十分だと思います。
おすすめ本3:売れるコピーライティング単語帖
コピーライティングはスワップファイルと言われる、
使えそうなフレーズを抜き出して集めている本もあります。
何冊か読んだうち、1番検索しやすくて状況に応じて使いやすいのは、
『売れるコピーライティング単語帖』でした。
PASONAの法則に応じて、どの段階でどんな言葉が有効かを教えてくれます。
ただ、最初にコピーライティングを勉強するなら、
いきなり単語帖よりもきちんと解説にページを割いている本を読む方がわかりやすいです。
コピーライティングについて3冊紹介しました。
『キャッチコピー力の基本』を読んで、
もっと知識をつけたい人は『ザ・コピーライティング』や
『売れるコピーライティング単語帖』を合わせて読むのがおすすめです。
興味がある方はあわせて参考にしてくださいね。
参考記事:ザ・コピーライティングの要約!キャッチコピー力をつけるおすすめの本を紹介! |
セールスライティングの勉強におすすめの本
セールスライティングは、読者に購入を促す文章術のこと。
セールスレターやチラシ、営業メールやプレスリリース、販売用Webページなどで使えます。
アフィリエイトや自分の商品を販売して稼ぎたい人、営業職の人に必須のスキルです。
・『人を操る禁断の文章術』:アフィリエイターにおすすめ
・『ネットで「女性」に売る』:女性をターゲットにした商品を売りたい人
・『人は感情でモノを買う』:セールスに抵抗がある人
おすすめ本1:人を操る禁断の文章術
『人を操る禁断の文章術』はメンタリストDaiGoさんの本。
アフィリエイターやビジネス系情報発信者がおすすめしていることが多いです。
ネットで注文すれば問題なし!
セールスライティングのゴールは相手を動かすこと。
読者が購入するくらい気持ち・テンションを高められるかというテーマです。
「損したくない」、「みんなが持っている」など、メンタリストDaiGoさんが著者なので、
読者の心理を刺激するようなテクニックが満載。
どんなテクニックが使われているかわかるようになります。
さらっと読める厚さで、セールスライティングの入門にぴったりです。
参考記事:『人を操る禁断の文章術』の要約まとめ:心理学・メンタリズムを使った人を動かす文章とは
おすすめ本2:ネットで「女性」に売る
女性をターゲットにセールスライティングする人におすすめの本が、
『ネットで「女性」に売る』です。
これはセールスライティングの本というだけでなく、
女性向け商品・サービスのマーケティングの本としても勉強になります。
「女性をターゲットにした美容関連商品などを売りたい」、
「インスタで紹介してアフィリエイトしたい」と人には1番役に立つ本です。
広告の文章をほんの少し変えただけで通販の売上が全然変わったそうですよ。
Udemyで【これだけでOK!】プロが教える「売れる」チラシの作り方講座も受けましたが、チラシを題材にセールスライティングを学べます。
↓Udemyの講座(割引セールをしているときがお得。3000円くらいで受けられました)
【これだけでOK!】プロが教える「売れる」チラシの作り方講座
おすすめ本3:人は感情でモノを買う
『人は感情でモノを買う』は文章術というよりセールスの本ですが、
セールスレターの組み立て方がセールスライティングに役立ちます。
お客様の感情を引き出して共感して、
お客様から見た現実をもとにをストーリーを組み立てていく、
という内容の本です。
人が惹かれやすいストーリーの型、ストーリーフォーミュラが紹介されています。
(フォーミュラとは法則・公式という意味)
これは映画などのストーリーでもよく使われている手法です。
最初は何の変哲もない主人公が一度失敗して、発見や運命の出会いにより成功。
その成功体験を分析・体系化して他の人も成功する。次はあなたの番(購入を促す)。
セールスライティングはセールスに対するメンタルブロックがあると書けません。
『人は感情でモノを買う』はメンタルブロックの解除にもおすすめです。
セールス=無理矢理売りつけるのではなく、
相手の視点にとことん立って解決策を提供すると考えられるようになります。
本当にできるセールスマンってことですね。
↓『人は感情でモノを買う』はこちらでくわしく要約しています。
参考記事:『人は感情でモノを買う』の要約!共感されるストーリーフォーミュラとは?
文章術の本をたくさん読んでも文章は上手くならない
文章術の本を読んでライティングスキルを上げるぞ!と思った方へ、
自分の反省も込めて注意点をお伝えします。
それは、文章術の本をたくさん読んでも文章は上手くならないということです。
わかりやすい文章を書くための基本的な約束事や、
人の興味を引くためのテクニックを知るのは意味があります。
ただ、たくさん本を読んだからといって自分の文章力がアップするわけではありません。
★文章力をアップさせる地道な方法★
1冊文章術の本を読んで、実際に自分で文章を書いてみる。
⇒自分で書いた文章を本のテクニックを参照しながら自分で直してみる。
⇒また自分で書いてみる・・・
自分で文章を書かずして文章力は上がらないというのが、
Web ライターやブロガーやってみた実感です。
インプットは20~30%くらいで、あとはガンガン書きましょう!
文章が上達する一番効果的な方法は、自分の文章を他人に読んでもらうことです。
「ここが分かりにくかった」、「ここをもっと知りたい」など、
率直なフィードバックをもらうことで上達できます。
むしろ改善点を言ってくれる相手は貴重です。
他人に見せるのが恥ずかしかったら、自分で音読するのもおすすめ!
もし今回紹介した本の中でいいなと思ったら、まずは1冊だけ読んでみましょう。
次々と文章術の本を読んでいくより、
学んだら一つ実践してみるというサイクルの方が身に付きます。
文章術の本を無料で読む方法
今回紹介した本のうち、下記の本は耳で聴けるAudibleがあります。
Amazon Audibleの無料体験を活用すれば1冊無料で読むことができます。
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Audibleがない本でも、Amazon Kindle で電子書籍版があります。
(『ザ・コピーライティング』は紙の本のみ)
副業や本業で成果を出しましょう!
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モチベーションが下がってきた・・・
アクセスが来るように&楽しくブログが続けられるように
お手伝いします。
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検索キーワードの選定やタイトルの付け方、見出し構成など、
アクセスを得るために必要なことをよ~くチェック!
レポートにまとめてお送りします。
レポート内容についての質問もお受けしています。
ぜひ一度あなたの記事を読ませてください!
本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
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