悪気はないけど失礼な人・無礼な人の対処法とは?【Think civilityの要約】

悪気はないけど失礼な人・無礼な人の対処法とは?【Think civilityの要約】

記事内に広告を含みます

悪気はないけど失礼な人に対して、どう対処したら良いか困ったことはありませんか?

 

いじわるやハラスメントに該当するなら申し立てる手段もありますが、

本人が自覚していない・本当に悪気はない場合は困ってしまいますよね。

 

『Think civility 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』を読んで、

悪気はないけど失礼な人・無礼な人の対処法がわかりました!

 

【悪気はないけど失礼な人・無礼な人の対処法】

 

・「自分が成功している」と思えるようにする

⇒自分がうまくいっていれば、相手のことが気にならない

 

・「この状況から学べることはないか」と未来に目を向ける

⇒自分の学びに活用する

 

相手を変えるのではなく、相手からの悪影響を抑える対処法なので、

明日からでもすぐ実践できそうですね。

 

さらに自分の幸福度や人間性も向上しそうです。

 

『Think civility 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』は

10万部以上売れているビジネス書です。

 

職場環境をよくしたい人、失礼な人の対処法に困っている人、

自分の態度を見直したい人などにおすすめ。

この記事では、悪気はないけど失礼な人の対処法とThink civilityの要約を紹介します。

悪気はないけど失礼な人・無礼な人の対処法

 

Think civilityで紹介されている対処法のうち、

悪気はないけど失礼な人・無礼な人に有効な方法は2つあります。

・「自分が成功している」と思えるようにする

⇒自分がうまくいっていれば、相手のことが気にならない

 

・「この状況から学べることはないか」と未来に目を向ける

⇒自分の学びに活用する

1つずつ詳しく紹介します。

 

「自分が成功している」と思えるようにする

「自分が成功している」と思えるときには、

失礼な人・無礼な人の言動でダメージを受けにくいです。

 

失礼な人・無礼な人に働きかけるのではなく、

自分の防御を上げて影響を受けないようにする対処法ですね。

 

具体的には、目標を定めて進歩を実感できるような取り組みを持つようにしましょう。

遠い目標よりも、今まちがいなく進んでいると感じられることが大切です。

 

経営者がゴルフ好き・筋トレ好きなのは、

数字で進歩が見える=精神の安定につながるからと言われます。

 

責任が重い役職や先行きが見えにくい事柄に取り組む方には、

目に見えて進歩が分かりやすい趣味が好まれるようです。

 

進歩がはっきり確認できたほうが良いので、

自分でコントロールできるもの・数字で測れるものがおすすめ。

 

本の中では、資格取得が紹介されていました。

 

TOEICなどの資格取得はもちろん、筋トレ、ウォーキングなど、

自分が達成感を感じやすい趣味や活動を持つと失礼さも軽く流せるでしょう。

 

「この状況から学べることはないか」と未来に目を向ける

失礼な態度を受けたとき、「この状況から学べることはないか」と自分に問いかけます。

 

具体的に学べることがなかったとしても、

意識を未来に向けて、プラスの面に焦点をあてるだけで悪影響を緩和できます。

 

反面教師にするもよし、

ピンチを切り抜ける力や自分の感情コントロール力を試す場

と考えるもよし。

 

Think civilityで紹介されているほかに、

自己啓発書で知ったものを列記してみました。

【失礼な人に対処する前向きな言葉】

 

・「この状況から学べることはないか」

 

・「このことはどんな意味があるか」

 

・「じゃあどうする?」

 

・「ピンチこそチャンス」

 

など

結論が出なくても問いかけるだけで良いのが取り組みやすいですね。

 

また、失礼な人の対処法としてだけでなく、

ピンチや課題に直面したときにも有効な声掛けです。

無礼は伝染する!自分の行動を振り返ってみよう

失礼な人・無礼な人の対処法はわかったところで、

その失礼・無礼な態度を自分が引き起こしていないか振り返ってみましょう。

 

「自分は礼儀正しく接しているのに相手が失礼なだけ」

と思っていませんか。

 

『Think civility』によれば、礼儀正しさも無礼さも伝染するそうです。

 

失礼な人の中でも「失礼に接してやろう」と思っている人はごく一部で、

自分が失礼だなんて夢にも思っていない人がほとんど。

 

だからこそ、

自分が知らないうちに失礼な態度を取っていないか振り返ることが重要です。

 

振り返る方法として、フィードバックを受ける・日記をつける等が紹介されていました。

自分を客観的に見つけるメタ認知が有効です。

 

メタ認知:自分を客観視すること、自分を第三者として俯瞰して見つめること

メタ認知

 

礼儀正しさや無礼さが伝染する、というのは、

『自分の小さな箱から脱出する方法』と共通点がありました。

 

小さな箱(=自己欺瞞)に入っていると相手も箱に入れてしまうのと同じですよね。

 

興味があればこちらもあわせてどうぞ!人間関係の悩みに効果的な1冊です。

参考記事:自分の小さな箱から脱出する方法の要約まとめ!自己欺瞞を克服して人間関係を改善

スポンサードリンク





 

Think civilityの要約ポイントを紹介

 

Think civilityは無礼であることの害、自分の礼節を高める方法、

失礼な人の対処法などが載っています。

 

職場環境をよくしたい、失礼な人の対処法に困っている、

自分の態度を見直したい人におすすめです。

 

Think civilityの要約ポイントを紹介します。

 

「自分はどういう人間になりたいか」を問う

Think civilityの一貫したメッセージは、

「自分はどういう人間になりたいか」を問い続けようということです。

 

失礼な人になりたいと願う人はいませんよね?

 

「自分はどういう人間になりたいか」を意識していれば、

自然と笑顔になり礼儀正しさを伝染させる人になるはずです。

 

これは世界的なビジネス書のベストセラー『7つの習慣』の第2の習慣、

”終わりを思い描くことからはじめる”と通じるところがあります。

 

『7つの習慣』の第2の習慣は、

自分のお葬式であなたはどんな人だったと言われたいか

を想像するところから始まります。

 

これは「自分はどういう人間になりたいか」の問いと同義です。

 

『7つの習慣』はベストオブ自己啓発書だと思っているので、

読んだことがない方はぜひ一度読んでみてくださいね。

 

偏見は認識することから始まる

 

失礼な態度の原因の1つは、偏見を持っていることです。

 

偏見と聞くと悪いものに思えますが、

脳の省エネをしているというプラスの面もあります。

 

脳に入ってくる情報は膨大なので、無意識のうちに処理されています。

 

”目の前にあったのに気付かなかった”とか、

”言われたはずなのに覚えていない”とか、

無意識下で重要でないと処理されたものは意識に上ってきません。

 

このように脳はショートカットしながら日々たくさんの情報を処理しています。

ファスト回路と呼ばれるものですね。

 

無意識で処理されるのですから、

いくら「絶対に偏見は持たないぞ!」と決めても無駄です。

 

まず、”脳の仕組み上、偏見を持ってしまう可能性は誰にでもある”

と知りましょう。

 

気づけないと改善でいないですからね。

 

その上で、ネガティブな感情が浮かんできたときには、

「今、偏見で判断していないかな?」

「ファスト回路で短絡的に判断していないかな?」

と自分の感情をチェックします。

 

相手の言葉を早とちりしていたり、

勝手に相手の状況を決めつけていたことに気づくかもしれません。

 

『7つの習慣』の有名なエピソード

『7つの習慣』に、思い込みで見方がまったく変わる有名なエピソードがあります。

 

電車の中で騒ぐ子どもたちを注意しない父親に著者はいらだっていました。

しかし、母親をなくしたばかりの子どもと途方に暮れている父親だとわかります。

 

その瞬間、著者の父親を見る目は180度変わり、

いらだちはどこかに行ってしまったそうです。

 

『7つの習慣』はベストオブ自己啓発書だと思っているので、

読んだことがない方はぜひ一度読んでみてくださいね。

 

イラっとしたとき、怒りを感じたとき、

「なんでこんな態度を取るんだろう?」と悲しくなったとき、

自分が相手に偏見を持っていないか、相手の状況を想像できているか考えてみましょう。

 

この際、事実はどうでもよくて、

「相手にも事情があったのかもしれない」と思えるだけで

ネガティブな感情に引き込まれるのを防げます。

『Think civility』のオーディオブック

 

『Think civility』は耳で聴けるオーディオブックがあります。

 

『Think civility』は聞き放題対象外ですが、

Amazon Audibleの無料体験を活用すれば12万冊以上が聞き放題です。

 

いつでも解約が可能なので、気軽に耳からインプットしましょう!

Audible(オーディブル)を無料でお試し!

 

⇓⇓登録手順や解約手順はこちら!

【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】課金前に解約しても1冊無料でもらえる!

まとめ:悪気はないけど失礼な人の影響を無力化しよう

・「自分が成功している」と思えると悪影響を受けない

 

・進んでいることが数字で確認しやすい活動をする

 

・失礼な言動に遭遇したら未来やプラスの面に目を向ける

 

・無意識に無礼になっていないか振り返ろう

 

・「自分はどういう人間になりたいか」を意識すると礼節さが上がる

 

・誰でも偏見を持ってしまう可能性がある、と知る

相手は変えられない、自分が礼節を重んじることで良い影響を与えるスタンスが

とても良い本だと思いました。

 

相手を変えようとすると、自分がイライラするばかりですよね。

自分の考え方1つで失礼な人の言動が気にならなくなります。

 

職場の雰囲気を良くしたい人、悪気はないけど失礼な人の対応に困っている人は

ぜひ読んでみてくださいね。

 

★今回紹介した本★

 

 

Amazon Audibleで聴く読書もできます。

初回の体験で1冊無料でオーディオブックがもらえます。

Audible(オーディブル)を無料でお試し!

 

⇓⇓登録手順や解約手順はこちら!

【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】課金前に解約しても1冊無料でもらえる!


★Audible版★

本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

自分を信じて行動が続けられる方法:コーチングを受けてみませんか?