メタ思考トレーニングを要約!Why型思考とアナロジー思考の例題が満載

いろんな本に出てきて気になっていた『メタ認知』、『メタ思考』という言葉。

次はメタ思考をテーマにした本を読もうと手に取ったのが『メタ思考トレーニング』でした。

トレーニングの例題があって考えながら読み進める本です。

新書で薄い本ですが、例題を解きながらどんどん視野が広がるのを感じました!

★この本を読むとわかること★

 

・メタ思考とは何か

 

・メタ思考の方法2つ(Why型思考とアナロジー思考)

 

・アナロジー思考をビジネスに適用した例

 

この記事では、メタ思考トレーニング』の要約を紹介します。

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メタ思考トレーニングの目次で全容をチェック!

まずは『メタ思考トレーニング』の目次から、全体の流れをみてみましょう。

第1章  ウォーミングアップ編

 

第2章  Why型思考のトレーニング

 

第3章  アナロジー思考のトレーニング

 

第4章  ビジネスアナロジーのトレーニング

1章はメタ思考とは何か、メタ思考を行うときの心構えについて、

2章と3章は具体的なメタ思考の考え方を紹介しています。

 

4章ではアナロジー思考をビジネスに当てはめるとどうなるのかについてです。

 

ビジネスでアナロジー思考=ビジネスモデルを考えることでした。

『ビジネスモデル図鑑』の系統が好きな人は好きだと思います。

メタ思考トレーニングの心構え

メタ思考とはもう1つ高い視点から物事を見ることです。

 

メタとは”高次の”という意味。

自分の認知をメタ思考することはメタ認知と言います。

 

1つ上の位置から見ると、

自分が見えていなかった・気づいていなかったことに気づける利点があります。

 

自分が問題の渦中にいると根本的な問題が見えないときもありますよね。

 

山の頂上から眺めるとずっと視界が拓けるように、

本当の目的や解決策を見つけるために役立つのがメタ思考です。

無知の知からメタ思考がはじまる

メタ思考の心構えは”無知の知”

 

無知の知は古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉で、

自分が知らないこと・知識がないことを自覚することです。

 

まず、無知の知がないと、メタ思考をしようと思いません。

 

自分の見方が正しいという考えに固執し、視野が狭くなっているので、

他の視点やもっと本質的な問題や解決策があることに気づかないのです。

 

本書の中では、メタ思考がない人を無知の無知と呼んでいます。

 

そういう人たちは、自分はすべて知っていると思っているので、

自分に見えていない領域があるなんて思いもつきません。

 

メタ思考をするためには、無知の知に気づいて自分の思い込みから脱却すること。

そして、Why型思考とアナロジー思考を駆使してメタ思考を深めていきます。

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メタ思考トレーニングの方法1:Why型思考

メタ思考トレーニングの具体的な方法1つ目はWhy型思考です。

「なぜ?」と問いかけることで、上位の目的に気づくことができます。

 

例えば、「〇〇をやっておいて」と上司に言われたとき、

言葉の通りにやったら不満げな顔をされたことはありませんか?

 

「〇〇を調べておいて」、「〇〇の資料を作っておいて」などの指示の裏に、

どのような目的があるのかを考えるのがWhy型思考です。

 

上司はその調査結果や資料を何に使うのか、

その目的が分からなければ目的に叶ったアウトプットを出すことはできません。

 

質問のコツの1つとして、5W1Hを使うというものがあります。

5W1Hの中でもWhyだけは他の疑問詞と違う働きをします。

 

Why以外の疑問詞は具体化するときに使われます。

 

しかし、Whyは上位の目的を確認することができ、抽象的な思考のきっかけになります。

Whyは時間軸の中で関係性を考えるときに使えるのです。

 

過去のWhy:原因と結果の関係を探る(なぜ起こったのか?)

 

未来のWhy:手段と目的の関係を探る(なぜそれをやるのか?)

 

Whyというメタ思考に最適な疑問詞を活用することで、

目の前の具体的な事象に捉われず、本来の目的や隠れていた問題を見つけ出すことができます。

 

具体的な解説策に飛びつくのではなく、まず問題に注目する。

これは『イシューからはじめよ』にも通じるところがありました。

メタ思考トレーニングの方法2:アナロジー思考

アナロジーとは推論のこと。

 

具体的な事象から関係性や構造を抜き出して、

それを別の事柄に当てはめることで新しい発想を得ます。

 

具体  :具体的な特徴や関係性を抜き出す

抽象  :思い切り抽象化する

具体  :他の領域に具体的に適用

 

ポイントは過度な一般化をしないこと。

広く何にでも当てはまる関係性を抜き出しても凡庸なアイデアになってしまいます。

 

同じ構造が当てはまると気づいたときのアハ体験が醍醐味!

アナロジー思考≒謎とき(〇〇とかけまして、~ととく)だそうです。

 

アナロジー思考について詳しく知りたい方は、

『問題解決力を高める「推論」の技術』もおすすめです。

『問題解決力を高める「推論」の技術』の要約

問題解決力を高める「推論」の技術

『メタ思考トレーニング』より難易度は高め。

 

『メタ思考トレーニング』→『問題解決力を高める「推論」の技術』

の順に読むと理解が深まります。

 

ちなみに、アナロジー(推論)とロジック(論理)の違いも興味深かったです。

 

★アナロジー★

メリット :現実の延長線上にはない新しいアイデアが出せる

デメリット:不連続で確固とした論拠は示しにくい

 

 

★ロジック★

メリット :事実と論理の積み重ねで確からしい結論を導ける

デメリット:誰でも同じような結論にたどり着いて飛躍したアイデアが出にくい

 

メタ思考トレーニングの例題に挑戦!

 

『メタ思考トレーニング』には34問の例題が載っています。

帯の”信号機と特急の停車駅の共通点は?”という問題が個人的には一番難しかったです。

 

他には、

・回転ずし以外の回転〇〇を考える  (いろんなものを頭の中で回してみる)

 

・年賀状がたくさん来るのはどんな人?(年賀状から生き方が見える)

 

・タクシーと土産物屋さんの共通点は?(ビジネスモデルの話)

など

 

答えを知るのが大切ではなく、

自分で考えていると視野が広がる体験ができました。

 

読む本というより、考える本・実践の本というイメージです。

メタ思考は感情のコントロールや目標設定にも使える

 

『メタ思考トレーニング』では、新しい発想と問題解決にメタ思考を活用する例が多かったです。

 

わたしが最近読んだ本では、他にもいろいろな場面でメタ思考が使われていました。

・自分の価値観を知って、本当にやりたいことを見つける/『神メンタル』

 

・自分を客観視して感情(特に負の感情)をコントロール/『怒らない人の頭の中』

 

・脳内会話で自分の意見を深化/『言葉にできるは武器になる』

 

⇓『神メンタル』のメタ認知の要約

メタ認知

 

メタ思考を使えると、ビジネスでの生産性や創造性だけでなく、

ストレスの少ない人間関係や人生の優先順位を理解するのにも使えると感じました。

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まとめ:メタ思考は自分で考えることで身につく

 

メタ思考とは何か?を知るのはかんたんですが、

メタ思考を実践するのはトレーニングが必要です。

 

だからこそ、『メタ思考トレーニング』には例題がたくさん載っているのだと思います。

 

自分の思考のクセや思い込みを手放すのは、意識しないと難しいですよね。

 

でも、”自分には思考のクセや思い込みがあって見えていない側面がある”気づいたあなたはもう無知の知。

 

身近な事象に「なぜ?」と疑問を持ち、

具体⇔抽象のレベルを操作して考えることを楽しみましょう!

 

★今回紹介した本★

 

細谷功さんは思考法の本をたくさん出されています。

『具体⇔抽象トレーニング』は『メタ思考トレーニング』の姉妹本です。

こちらのほうが『メタ思考トレーニング』より難易度低めに感じました。

 

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