せどりや転売はクズなのか、後ろめたい副業なのかというテーマです。
なんてネガティブなテーマを選んでしまったのでしょう。
私はブログをやっているので、
世の中の人がせどりの何を知りたいのかな?と調べるために関連キーワードを調べます。
せどり+〇〇とどんな言葉で検索しているかがわかるんですよね。
そこで出てきたのが、”せどり クズ”とか”せどり 後ろめたい”というキーワード。
なるほど、せどりはクズか知りたい人がいるんだな、
せどりをしてるけど後ろめたいなって思う人がいるんだなと思って、
この記事を書いています。
先に断っておくと…
せどりをクズだと思ってる人に
「クズじゃないんだよ」と説得したいわけではありません。
(人の考えは変えられないですし、どんな考えも自由ですからね)
かといって、せどりをする人を別にクズだとは思ってません。
(わたし自身もせどりの副業をやっていますし…)
せどりがクズと言われるのが仕方ないと思う側面もあるし、
でもせどりもれっきとした副業として扱われてもいいと思う側面もあります。
この記事では、せどりや転売がクズと言われてしまう原因を考察しています。
安く買って高く売るというビジネスモデル自体に良いも悪いもないけど、
せどりや転売の中には倫理的にNGな売り方をする人もいる、
というのが私の結論です。
勇気と希望を与えられたらうれしいです。
目次
せどりや転売がクズといわれる原因
まず、せどりや転売がなぜクズだといわれてしまうかと言うと、
倫理的にどうなんだと思われても仕方ない売り方をしているケースがあるからです。
・マスクの高額転売
・ホットケーキミックスの買い占め転売
(外出自粛や学校の休校で家にいる子供のためにおやつを作ろうと思ったら
ホットケーキミックスが買い占められててメルカリで高く売られている)
・チケットの高額転売(法律違反)
・コンビニの限定品を買い占めて転売
・ディズニーのパーク限定グッズを大量買い占め
など
上記のような販売例を見ると、やっぱりクズだと思われても仕方ない気がします。
クズだと思われる売り方に共通しているのは、
買い占めと値段を吊り上げていることです。
個人の倫理観とか価値観によりますよね。
個人的な考えでは、
人命に関わるものや困る人がいるものを転売するのは良くないですよね。
でもいわゆる嗜好品で、
絶版になったもの・もう市場では手に入らないものを定価より高く売るというのは
別に構わないと感じます。
許せない気持ちになるのもわかります。
せどりや転売が後ろめたい原因
せどりや転売がクズだというのは、せどりや転売をしていない人からの意見です。
せどりが後ろめたいというのは、せどりしている側の感じ方ですよね。
せどりが後ろめたく感じてしまう理由は、
仕入れと販売を他人のプラットフォームに乗っかっているからです。
私は本が主なので仕入れはブックオフに頼っていますし、
販売先は Amazon とメルカリを使ってます。
自分で商品を作っていない、自分のリアルな店舗もない。
他人のお店で利益をあげさせてもらっているところが後ろめたく感じるかもしれません。
お金を稼いでいいのだろうかと思わせるのでしょう。
本やCD、DVD などのメディア系に関して言えば、
著者の印税やアーティストに転売だと利益が入らない点も
後ろめたいというか申し訳ない気がします。
【実体験】せどりで倫理的に迷ったケース
基本的に中古本を相場通りに売ることは後ろめたく感じません。
そんな私でも、今までせどりをしていて倫理的に悩んだことはあります。
【倫理的に悩んだせどりエピソード】
多胎妊娠(双子や三つ子)の妊婦さん向けの育児雑誌が、
Amazon が在庫切れで価格が高騰してたんですよね。
定価が1400円ぐらいで、売値が3000円ぐらいになってました。
それを500円ぐらいで見つけたので、転売すれば利益が出ます。
ただ、その本を買うのはほぼ間違いなく多胎妊娠をした妊婦さんかその家族ですよね。
定価より高く買わせるというのはどうなんだろうと迷って、
定価の100円ぐらい安い価格で出しました。
結局利益は取ってるんですけど、
相場の3000円で売るのはどうしても自分の中で折り合いがつかなかったです。
でも店頭で500円で買ったことによって、
もしかしたらそのお店で買うはずの人には高いお金を払わせてしまったかもしれません。
正解があるわけではないんですけど、
たぶん病気や医療系の本は定価の倍以上では売れないな、
というのが私の中の倫理的な基準です。
自分でも確固たる基準があるわけではないので、
そのとき自分が納得できる価格で売ってます。
私もその時は0歳の子どもがいたので、妊婦さんにすごく共感したのかもしれません。
だから人によって何が許せて何が許せないかも変わるのでしょうね。
せどりや転売のビジネスモデル自体は悪くない
批判されがちなせどりや転売ですが、
私自身はせどり自体をクズだとか後ろめたいとは思ってないです。
(思ってたらやってないですしね)
ただ、”せどりの売り方にその人の倫理感が出る”とは思っています。
転売自体は良いも悪くもなく、
個別のケースにちょっとそれはどうなんだろうっていう売り方がある。
安く仕入れて高く売るっていうのはビジネスの基本ですし、世の中に溢れています。
せどりのビジネスモデルとなぜ利益が出るのかについては、
↓こちらで詳しく紹介しています。
【せどりのビジネスモデル】せどりはなぜ儲かるのか?理由は価格差別にあり
転売が感謝される事例
以前どこかで野菜の転売の話を読みました。
主婦がそこら辺のスーパーで野菜を買って、ちょっと山奥のところまで車で運んで、
自分で移動スーパーをして買い物に行けない高齢者に利益を乗せて売る事例です。
売る場所を変えただけの転売といえば転売なんですけど、
高齢者も喜ぶし主婦も儲かるしWin-Winですよね。
食べ物という生活に欠かせないものを転売していたら、
足元を見ていると批判されそうですけど、
たぶん利益の乗せ方が批判されないぐらいのところをついてるのでしょうね。
売り手・買い手の双方が満足していればクズでもないし後ろめたくもないですね。
違法orグレーなせどりや転売を取り締まるには?
転売の販売先プラットフォームが規制すれば、高額転売の解決はカンタンです。
転売先はメルカリが代表的ですが、
あまり積極的に規制されていないように感じるのは手数料収入が大きいからでしょうか。
購入者側でできることは、あきらかに転売の商品を買わないことです。
ライブのチケット等、ファンだったら買いたくなってしまう気持ちもわかりますが、
売れなければ値下げするしかないですし、
チケットや食品のように期限があるものは転売する側も早く売り抜けたいはずです。
転売する側の倫理観に訴えるのは無理でしょう。
せどりをやる/やらないは自己責任
せどりや転売自体には良いも悪いもなく、
せどりや転売をしている人の売り方にそれぞれ個性?があって
クズと思われても仕方ない売り方をしている人もいます。
そして、自分ではクズだと思っていなくても、
せどりや転売を目の敵にしている人から批判を受けることもあります。
副業でも何でも自己責任で、
副業から得られる利益も自分のものだし、
副業に対する批判も自分の中で対処していかないといけないです。
自分が納得してやっていればそれでいいのではないでしょうか。
せどりや転売によって明らかに悲しむ人がいないなら、
法律と自分の倫理観に反しないかで判断したらよいです。
(もちろん、やらなくてもいいです)
自分の倫理観に反しながらやってくと、それがストレスになって続かないですからね。
ちょっとでも気持ちが晴れたらうれしいです。
まとめ:せどりや転売がクズか・後ろめたいかは売り方次第
・買い占めと価格のつり上げはクズと思われるせどりのやり方
・仕入れや販売を相乗りしている、転売の利益が生産者に入らないのが後ろめたい原因
・病気や医療本は高値で売るのに躊躇する
・せどりや転売のビジネスモデルに良い・悪いはない。運用する人次第。
・転売の販売先で取り締まること、転売品を買わないことで高額転売に対抗できる
・せどりをやる/やらないは自己責任。批判も自分で折り合いをつける。
せどりや転売の風当たりは強いので、
副業としてチャレンジするのを躊躇してしまう人もいるかもしれません。
副業は小さくても自分がビジネスオーナーになること。
自分がやるビジネスに自信を持ちましょう。
せどりは向いていないかもしれません。
副業はせどり以外にもたくさんあるので、
自分が迷いなく取り組める副業を選んでくださいね。
参考記事:初心者でも分かる!せどりって何?違法なの?せどりと転売の違いは?
参考記事:【せどりのビジネスモデル】せどりはなぜ儲かるのか?理由は価格差別にあり
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