稲盛和夫さん『生き方』の要約まとめ:人生の結果=考え方×熱意×能力で決まる

稲盛和夫さん『生き方』の要約まとめ:人生の結果=考え方×熱意×能力で決まる

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稲盛和夫さんの『生き方』は、人生や仕事の向き合い方がわかる本。

稲盛和夫さんは京セラ・第二電電(現・KDDI)の創業者です。

 

経営論というより人生論・仕事論です。

人として正しく生きる、心を磨く・人格を磨く大切さが語られています。

★『生き方』の要約ポイント★

 

人生の方程式は人生の結果=考え方×熱意×能力

 

・考え方:人として正しいことをする

 

・熱意:強く願うことからはじまる

 

・能力:自分の能力は現在進行形で考える

読もうと思ってなかなか手を出せなかった人も多いかもしれません。

普通の会社員でも、心に響くことがたくさんありました。

この記事では稲盛和夫さんの『生き方』の要約まとめを紹介します。

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【要約①】考え方:人として正しいことをする

 

考え方とは、人として正しいことをすることです。

 

人として正しいこととは、子どものころに習うような普遍的なこと。

たとえば人を傷つけない、ウソをつかない、困っている人がいたら助ける、感謝する等です。

 

当たり前のことですが、知っているのとやっているのはまったく違います。

人として正しいことを実践することが、人格を磨く、心を高めるということ。

人を率いるリーダーには、能力よりも人格が重要です。

 

倫理や道徳に沿った考え方をしなければ、人生も仕事も成果は出ません。

 

人生の結果=考え方×熱意×能力のなかで、考え方だけはマイナスの方向がある要素です。

 

熱意や能力があっても間違った考え方なら、

人をだます等の犯罪に手を染めたり、成功が続かずに転落してしまいます。

 

自分の能力を社会のため、人のために使う。

それが回り回って自分のためになります。

人が1人の力でできることには限界があります。

 

限界を超えて何か達成しようと思えば、

人を思いやる利他の心が必要です。

【要約②】熱意:強く願うことからはじまる

 

熱意をもって強く願うことで、夢は実現します。

願ったら必ずかなうわけではありませんが、願わずに叶うことはありません。

 

著者が松下幸之助さんのダム式経営の講演を聞いたとき、松下さんは”ダムの作り方はわからない、けどダムをつくろうと思わないといけない”と言ったそうです。

 

多くの人は失望したそうですが、著者は思い続けることの重要性を学んだと言います。

 

有意注意を向けることで、

なにげない日常の中からヒントが見つかる等の情報のキャッチ力が上がります。

有意注意:目的を持って意識を集中させることで物事の本質をつかむ

目標達成までのプロセスをずっと考え続けていると、

カラーで完成形がくっきり見えてくるそうです。

 

すなわち、見えるものはできるし、見えないものはできない。したがって、こうありたいと願ったなら、あとは凄まじいばかりの強さでその思いを凝縮して強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に目の前に見えるところまで持っていくことが大切になってきます。

 

稲盛さんの理論では、人間には3つのタイプがいるそうです。

自燃:みずから燃えてエネルギーを分け与える

 

可燃:燃えている人のそばで燃える

 

不燃:燃えない

熱意を持ってみずから取り組む自燃タイプの人は、まず仕事を好きになって打ち込みます。

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【要約③】能力:自分の能力は現在進行形で考える

 

人生の結果=考え方×熱意×能力のなかで、能力は変えられないと思っていませんか?

自分の能力はこれから伸ばせる、今はまだできないけど将来できると考えることが重要です。

 

これは成長マインドセットと呼ばれる考え方です。

成長思考=人間は変われる。成長できる。

 

固定思考=生まれつき才能は決まっている。

ちなみに、成長思考については、『マインドセット やればできるの研究』がわかりやすかったです。

 

『生き方』では”立命”という言葉が紹介されていました。

 

”立命”とは、自分の人生は自分でつくる、

自分でよい行いを選択することでよい人生をつくるという意味の言葉です。

 

また、各々の能力は発揮される適切な場所があります。

新しいアイディアを思いついたときは楽観的な考え方で推進力のあるメンバーに相談し、

実行計画を立てるときはリスク管理に優れたメンバーと進めるそうです。

 

そして実行するときには、楽観的に物事を進められる人に任せるのだとか。

 

楽観的に構想して、悲観的に計画し、楽観的に実行する。

 

適材適所のマネジメントをすれば、

メンバーそれぞれが自分の能力が発揮できている実感を得られます。

”ポジティブは良い、ネガティブは悪い”という風潮がありますが、

どちらも必要ですね。

 

能力を発揮できる場所で毎日真剣に取り組めば、

能力が向上して仕事が楽しくなるはず!

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稲盛和夫さんの『生き方』を無料で読む方法

 

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『生き方』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『生き方』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『GRIT』

 

『GRIT』はやり抜く力がいかに成功にかかわるかを紹介した本。

熱意を持ってやり抜くこと、やればできると信じることが成功につながります。

参考記事:【要約で解説】成功する人に共通する特徴とは?GRITやり抜く力の重要性

 

②『神メンタル』

 

目標達成に向けたマインドセットがわかります。

 

達成したときの感情や周りの状況をありありと思い浮かべるビジュアライゼーションなど、

実践したくなる内容が多いです。

参考記事:【要約】神メンタルで思い通りの人生を手に入れる方法!未来の自分で生きる

③『夢をかなえるゾウ』

 

『夢をかなえるゾウ』は自己啓発小説で、

楽しく読むうちに成功するマインドセットがわかるようになっています。

累計シリーズ430万部突破のベストセラーです。

1~4と0が出ており、どれも笑えます!

参考記事:『夢をかなえるゾウ』の課題まとめと名言:成功するために必要な教えを要約で紹介

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まとめ:利他の心で魂を磨く

・人生の方程式は人生の結果=考え方×熱意×能力

 

・考え方とは人として正しいことをすること

 

・自分の能力を社会のために使う利他の心が大切

 

・熱意を持って強く願うことが夢を叶える必須条件

 

・有意注意を向けると情報のキャッチ力が上がる

 

・自分の能力はこれから伸ばせる、今はできなくても将来きっとできる

 

・適材適所のマネジメントで各々の能力を活かす

「経営者の本は正直、自分には関係ない」と思って敬遠していましたが、

仕事への真摯な向き合い方がわかりました。

仕事に迷いがある人、これから社会人になる人におすすめです!

 

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