『いくつになっても恥をかける人になる』は恥をポジティブに捉えなおせる本。
恥をかくのが好きな人はほとんどいませんよね。でも、新しいことに挑戦しないと恥はかけないんです。
恥はチャンス、恥は投資、恥をかく人は応援される人。恥をかくことを恐れずにがんばっている人を肯定し、恥を恐れている人の背中を押してくれる本です。
★ 『いくつになっても恥をかける人になる』 の要約ポイント★
・恥は投資!恥をかくのはチャレンジしているから
・外的恥と内的恥
・初歩期/研さん期/熟練期の恥
わたしは後者を選びたいと思いました!
この記事では 『いくつになっても恥をかける人になる』 の要約を紹介します。
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目次
要約①:恥は投資!恥をかくのはチャレンジしているから
恥はかきたくない、避けたいもの、嫌なもの、というイメージがあります。
しかし、ポジティブに捉えれば、新しいことに挑戦しているから恥をかく、恥をかくから応援される、恥をかいてもいいくらい情熱的に打ち込んでいる、とも言えます。
恥をかかないということは、責任を放棄すること。責任を取っているからこそ、恥を感じるのです。
恥をかかない=他人のせいにする、責任を放棄
恥をかく =チャレンジしている、責任を取る
なにかうまくいかなかったとき、環境や他人のせいにしたら恥は感じません。「運が悪かっただけ」、「〇〇さんの言うとおりにやっただけ」という姿勢では、顔が熱くなるほど恥ずかしい思いは感じないでしょう。
「自分が一生懸命やったのにうまくいかなかった」、「自分が未熟で思いっきり勘違いをしていた」というようなときは、全力で取り組んだがゆえに自分の限界を痛感して恥ずかしくなります。
でも、恥ずかしい思いが次の原動力になったり、恥ずかしいからこそその体験から多くのことを学べたりします。
第三者の目から見ても、恥をかく人は応援されます。他人のせいにして恥を回避して取り組む人より、恥をかくリスクをとってでも自分の責任で取り組む人のほうが素敵ですよね。
これは能力ではなく、姿勢やマインドセットの問題です。いくら能力が高くても上には上がいます。世界No.1にはなかなかなれません。
でも能力にかかわらず、挑戦する姿勢が人を惹きつけます。応援される理由は姿勢です。
また、恥は投資です。恥をかくと恥に免疫ができます。だから、いま恥ずかしかった経験は、未来に恥をかくリスクを取って挑戦するための投資と言えるのです。
それでも恥をかきたくないと思ったら、それは恥をかいてまでやりたいことではないのかもしれません。恥を超えて情熱を傾けられるものを見つけましょう。その意味で、恥はやりたいことを見つける道しるべとも言えそうです。
要約②:外的恥と内的恥
ひと口に恥と言っても、何に恥ずかしさを感じるかで2つのタイプがあります。
外的恥:他人からどう見られるかが気になる
内的恥:自分の美学やこだわり、理想の自分から外れたら恥ずかしい
外的恥を感じやすい人は、他人からどう見られるかが気になるので、人前で失敗したり評価が低かったりすると恥を感じます(笑われたらどうしよう、変だと言われたらどうしよう、など)。
内的恥を感じやすい人は、自分のなかに一定の基準があり、その基準に達していないと自分が恥ずかしいと感じます(こんな出来で提出するのは恥ずかしい、こんなことができないなんて自分はだめだ、など)。
あなたはどちらのタイプですか?
迷ったら、「1番恥ずかしかったことは何ですか?」の答えを考えてみましょう。
そのとき、他人の目を気にしていたら外的恥、自分の基準と比べていたら内的恥です。
外的恥を感じやすい=相手の気持ちがわかる、内的恥=他人の目を気にせず打ち込める、という長所とも言えます。
要約③:初歩期/研さん期/熟練期の恥
恥をかくことは若者だけの特権ではありません。いくつになっても恥をかくチャンスはあります。
ただ、年齢や習熟度によって感じる恥の種類は異なり、初歩期、研さん期、熟練期にわけて説明されています。
初歩期:
知ったかぶりをしてしまう、できるフリをしてしまう、取り繕ってしまう
初歩期は新入社員や異動直後の時期を想像するとイメージしやすいです。
できない、わからないというのは勇気が要りますよね。だから、恥をかかないためにできるフリをしてしまいます。
でも、そんなときは勇気をもって「わかりません」と言って教えてもらいましょう。
意外と気にしているのは自分だけで、まわりはわからなくて当然と思っているかもしれません。
研さん期:
できないと言えない、得意なことだけやりたい、他人の成果を認めたくない、
がんばっている姿を見せたくない、協力をおねがいできない、など
ある程度慣れてきたら、慣れている分野以外のことに挑戦しにくくなります。慣れていることは失敗しにくいけれど、新しいことは恥をかくかもしれないからです。
また、他人と比べて予防線を張ってしまったり、できない人だと思われるのが怖くて協力をお願いできなかったりします。
研さん期の人は思い切って後輩に教えてもらいましょう。一回勇気を出せば、その後はどんどん聴きやすくなります。
得意なことだけやっていれば失敗はしないけれど、新しい学びの可能性も逃しているのと同じことです。
熟練期:
素直に謝れない、厳しいことを言えない、茶化してしまう、新しいことにチャレンジできない など
まわりから専門家だと思われるほど、自分の間違いを認めて謝るのが難しくなりますし、自分の専門領域から出て新しい分野を学ぶハードルも高くなります。
新しいことを学ぶのは、”新しい一歩ではなく地続きの一歩”です。直接的には役に立たなくても、これまで積み重ねた経験が、思考力や粘り強さ、自信などとなって自分を支えてくれます。
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『いくつになっても恥をかける人になる』 の次に読むなら?
『いくつになっても恥をかける人になる』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『失敗の科学』
失敗との向き合い方・失敗から学習する組織になるために必要なことがわかります。
失敗は学習や進歩の機会であり、失敗を活かすためにはフィードバックのシステムと率直にミスを認められる心理的安全性が重要です。
参考記事:『失敗の科学』の要約まとめ:失敗から学習する組織になるには?
②『命綱なしで飛べ』
カッコ悪い姿をさらしてもいいから望ましいことに挑戦する=命綱なしで飛ぶことで、殻を破って成長できるという内容です。
今まで成果を上げてきた人ほど、今までのやり方で生産性を下げないように乗り越えようとします。つまり、変化しないで済まそうとするのです。
成長したいなら、かっこ悪いことでも取り組む勇気を持ちましょう。
参考記事:『命綱なしで飛べ』の要約まとめ:かっこ悪くてもいいから望ましいことをする
③『Think Again』
思考柔軟性(メンタル・フレキシビリティ)の重要性がわかる本です。
思考柔軟性:既存の考えを新たな視点から見つめ直すこと
謙虚さを持って自分を疑うことで、思いこみから逃れられます。自分はなんでもわかっている、と思った瞬間に成長が止まります。
参考記事:『Think Again』の要約まとめ:思考柔軟性(メンタル・フレキシビリティ)を上げるには?
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