『すぐ動ける人の週1ノート術』は、行動の量と質を上げていく方法がわかる本。
行動のブレーキになる不安に対処し、仮決めで行動しながら振り返ることで行動の量と質を上げていきます。
”「不安だから、行動しない」を「不安だからこそ、まず動いてみる」に変える”という考え方が響きました。
★『すぐ動ける人の週1ノート術』の要約ポイント★
・行動を妨げる不安の対処法
・仮決め/仮行動で行動量を増やす
・振り返りで行動の質を上げる
バレットジャーナルに週1の振り返りをプラスして活用しています。
この記事では『すぐ動ける人の週1ノート術』の要約を紹介します。
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目次
要約①:行動を妨げる不安の対処法
行動を妨げる大きな原因は不安です。
不安が解消されるのを待つ思考パターンだと、「失敗したらどうしよう」、「状況や条件が整ったらやろう」、「正解が見つかったらやろう」と行動を先延ばしにしてしまいます。
不安な中でも行動できるのは、正解や先の状況が見通せなくても仮決めして行動できる人です。
少し行動してみて結果を振り返り、軌道修正できる人は行動が止まらずに先に進むことができます。
不安から抜け出してまず一歩踏み出すために、不安の対処法を知っておきましょう。
<不安の対処法>
・不安はなくならないと知る
・不安は悪者ではない
・不安を受け入れる
・不安の度合いをコントロールする
まず、不安は脳の防御本能なのでゼロにはできません。なんにも不安を感じなければ、危険に飛び込んでいって命を危険にさらしてしまうでしょう。
不安は事前にリスクを察知したり予防策を実施したり、身を守るために役に立っているという側面もあります。絶対的な悪者ではなく、うまくコントロールするのが重要です。
不安は打ち消そう、無視しようとすればするほど、苦しくなります。「今は不安なんだね」と受け入れて、不安になっていることをすべて書き出して眺めてみましょう。
ひと呼吸置いてから対策や今できることを書くと、客観視できて前向きな行動に転換できます。
要約②:仮決め/仮行動で行動量を増やす
行動力を上げるには、まずは仮決めで行動量を増やします。
仮ということは、その行動に十分な根拠がなくていい・後で変えてもいいという気楽さがあります。
世界三大言い訳は”時間がない/お金がない/自信がない”だそうです。
時間とお金と自信がそろうのを待ってたら動けませんよね。
あるものでとりあえずやる、というスタンスが大切です。
仮でもいいので自分で決めるのは良いことばかり。
行動を起こしやすくなるのはもちろん、自分で決めたことがうまくいけば達成感が得られ、うまくいかなくても失敗から学べます。
他人が決めたことは、うまくいっても他人のおかげ、うまくいかなかったら他人のせいになります。
仮決めする具体的な方法は次のとおりです。
・最初の仮決めは”~する/~しない代わりに・・・する”の2択から決める
・しっくり来たらそのまま試す、しっくり来なければ変える
たとえば、転職するか迷っているとすると、仮決めの例は次のようになります。
・転職する/転職しないで今の会社で出世を目指すの2択から、転職するを選んだとする
・転職活動を始めてしっくりこなければ、次は今の会社で出世を目指すほうを試す
・どちらも違ったら、別の選択肢(異動願いを出す、独立する等)を試す
行動を起こすコツは、”~しない”という回避目標ではなく、~するという接近目標にすること。
”転職しない”を選ぶと、どういう行動をするのかわかりません。
今の会社で出世を目指すなら、昇進試験の条件を調べる・出世した先輩の話を聞きに行くなどの具体的な行動を思い浮かべられます。
また、10秒アクションを設定すると行動しやすくなります。
たとえば”転職する”の10秒アクションなら、転職サイトを検索する等が10秒でできるアクションです。
要約③:振り返りで行動の質を上げる
仮決めで行動量を増やしたら、振り返りで軌道修正して行動の質を上げていきます。
おすすめの振り返り期間は1週間です。年に50回リセットでき、週の入りを意識することでその週の充実度がアップします。
振り返りをすることで、うまくいった要因を見つけ、再現性のある要因を仕組み化することができれば、成功は持続しやすくなります。
具体的には週のはじめに次の4点を振り返ります。
ステップ①
先週の良かったこと・うれしかったこと・感謝したいこと3つ書く
ステップ②
今週が最高の1週間になるとしたらどんないいことがあるか?を3つ書く
ステップ③
現時点での悩み・課題・不安を書く
ステップ④
①をバージョンアップするため、②を実現するため、③を解決するためのアクションを書く
(10秒アクションもあわせて設定し、完了したら消す)
ステップ①で、まず意図してポジティブなことを振り返ります。
これは気分一致効果を狙ったものです。
気分一致効果:気分が良ければ物事の良い面が見える
良かったこと・うれしかったこと・感謝したいことは、”お茶を飲んだらほっとした”、”健康のありがたみを感じた”等のささいなことで構いません。
ステップ②では、少し背伸びした目標を設定します。
to doリストや予定を列記するのではなく、ワクワクするようなことを書きましょう。
メンタルリハーサル:イメージの中で理想の展開、理想の結末を先取りして味わう
①②でポジティブな振り返りをすることで、ステップ③でネガティブなことを考えても必要以上に自分を責めません。不安と自分の間に距離を置いて客観視することができます。
不安と自分が一体になりすぎると、どうしても視野が狭まり、思考も硬直化しがちです。そうなると解決策も見つけにくいですし、対策を立てることも難しくなります。
不安について文字化することで、客観視することができるようになります。
ステップ④では具体的なアクションを書きます。
①と③で現在地を、②で目的地を認識することで、そのギャップを埋めるためのto doが選びやすくなります。
①②③との対応関係に捉われずに、やりたい!と心が動いたことを書くようにしています。
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『すぐ動ける人の週1ノート術』の次に読むなら?
『すぐ動ける人の週1ノート術』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『複利で伸びる1つの習慣』
習慣の作り方が網羅的にわかる本です。
小さな習慣も長期間継続していれば複利で効果が積み重なって大きな成果になります。
つい先延ばしにして習慣が身につかない人は合わせて読むと効果的!
参考記事:『複利で伸びる1つの習慣』の要約まとめ:小さな習慣の積み重ねが大きな成果をもたらす
②『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』
先延ばしには方程式があり、タイプ別に対策がわかります。
不安の対処法や誘惑の打ち勝ち方がわかるので行動力がアップするはず!
参考記事:『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』の要約まとめ:先延ばしの方程式と対処法
③『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』
心の悩みに向き合う方法がわかる本です。
自分でも認識できていない感情と向き合い、悩みから脱する方法が学べます。
参考記事:『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』の要約まとめ:理想像の執着から自由になる
まとめ:仮決めで軽やかに行動しよう
・不安だから行動しないのではなく、不安だからこそ行動する
・不安は受け入れて客観視することでコントロールできる
・自分で決めることが大切!仮決めで行動量を増やす
・10秒でできるアクションを設定して行動しやすくする
・振り返りで軌道修正すると行動の質が上がる
・まずポジティブなことを振り返ってから不安や課題を振り返る
・メンタルリハーサルで理想の未来を先取りする
理想の1週間を先取りすると、週明けから良いスタートが切れます。
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