『覚悟の磨き方』の名言・要約:吉田松陰の熱い言葉を知る

『覚悟の磨き方』の名言・要約:吉田松陰の熱い言葉を知る

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『覚悟の磨き方』は吉田松陰の名言がまとめられている本。


吉田松陰は松下村塾で多くの武士を育成した思想家、教育者です。安政の大獄で処刑され、30歳という若さで亡くなります。

心に従って行動すること、人との関わり方、知識を血肉にする方法など、現代に通じる名言がたくさん載っています。

★ 『覚悟の磨き方』 の名言・要約ポイント★

 

・心に従って行動するための名言

 

・チームを導くリーダーになるための名言

 

・知識を血肉にするための名言

お気に入りの名言を見つけてくださいね!

この記事では 『覚悟の磨き方』 の名言と要約を紹介します。

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要約①:心に従って行動するための名言

 

まず、繰り返し言われているのは、夢や目標を持つことの重要性です。

自分が何をしたいのか?それが定まらないうちは、どこに向かえば良いかわかりません。

 

頭のために心をすり減らすほど愚かなことはありません。

頭は心を満たすために使うものです。心から満足できる行いにもっと敏感になりましょう。

 

頭で考えるより、心に従うこと。心がやりたいと思うことに全力を尽くしましょう。

頭は、心が決めたことを達成するために使うものです。

 

幸運とか不運というものは、天から無差別に降ってくるものではなく、すべて自分のほうから求めているものなんです。そのことを思い出すことができれば、他人のせいにしたり、組織のあり方に腹を立てたりすることなく、自分の行動を変えようという発想に行き着くことができるはずです。

うまくいかなくても、心に従ってやったのならばあとは天命を待つ。他人に文句を言っている時間は無駄、自分の行動に集中します。

吉田松陰は30歳で亡くなったのですが、心に従って短くも濃い人生を送ったのでしょうね。

 

この肉体は自分、かつ、一時的なものであり、この心は宇宙、かつ、永遠のものである、というのが私の考え方です。ですから、自分の肉体を誰かのために使っている人はいつもいきいきと輝いていますし、反対に、自分の心を自分の都合に振り回されている人はいつも暗い感じがいたします。

いつか肉体が消失したとしても、まっすぐに生きた心は滅びません。未来永劫、人々の心のなかで生き続けるのです。

肉体は一時的なもの、心は永遠のものだからこそ、心に従って生きることが大切。吉田松陰は自分の肉体が消失した後のことも考えて生きていたのだとわかります。

 

やりますと宣言したことをとりあえずやってはみたものの、まったくうまくいかずに恥をかいた。やりますと宣言したものの、もしうまくいかなかったときに恥をかきそうだからそうなる前にやめておいた。

2人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょう。

なかなか行動に起こせない人にはグサッと響く言葉ではないでしょうか。

吉田松陰は心に従うことの重要性と同じくらい、それを行動に起こすことも重視しています。

 

やらない後悔とやる後悔。死ぬ前に後悔することのなかで、「自分がやりたいことをやればよかった」は上位に挙がります。後悔しないように、自分のやりたい気持ちを行動に移しましょう。

 

凡人は周りから浮いていることを恥じ、賢人は細かいことを気にする自分を恥じます。

凡人は外見が地味であることを恥じ、賢人は中身が伴っていないことを恥じます。

凡人は自分の評価が低いことを恥じ、賢人は自分の才能が使い切れていないことを恥じます。

本当の恥を知らない人間が、わたしは苦手です。

自分の夢や目標に邁進することは、他人から見れば狂気や愚かなことに見える可能性もあります。

でも、周りと同じを求めるのは凡人であり、自分の才能を使い切ろうとするのが賢人です。

どちらでありたいか?問われているような名言でした。

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要約②:チームを導くリーダーになるための名言

 

吉田松陰はたくさんの武士の指導者でした。

チームを導くリーダーとして大切なことは、チームが何のために存在しているかを意識すること、そして自分を客観視することです。

 

あるチームは何をやらせても、利益になるかどうかを考えながら行動します。

あるチームは何をやらせても、周りにとっての最善は何かを考えながら行動します。

結局、大きな利益を手に入れるのは後者なのです。

1人の生き方として夢や目標を持つことが重要でしたが、それはチームにも当てはまります。

自分たちの利益よりもチームが存在する意味を念頭に置いて行動するほうが、結果的に利益もついてきます。

 

何が得られるかは後、自分たちがやる意味が先です。群れから抜け出したかったら、考え方の順番を思い切って変えてみることです。

それぞれが個人の利益だけ見て集まるのはチームとは言えません。自分たちがチームとなって取り組む意味を共有していることが重要です。

これは、昨今言われるパーパス経営や学習する組織にも通じるのではないでしょうか。みなが同じパーパス(存在理由)を共有しているから、1人ひとりの強みを活かしてチームとして最高のパフォーマンスが出せます。

 

ですが、人はひとたび輪の中に入ってしまうと、どんなに賢い人でもそのなかに埋もれて、自分のやっていることに気づかなくなることがあるんです。

ですから、ときどき自分たちの行いを客観的に考えてみることが大切です。もしかしたらわたしたちはどうかしているのかもしれない、と。

江戸時代に、アンコンシャスバイアス(無意識の思いこみ)の危険性に気づいていたことに驚きました。

吉田松陰はクレイジーだと言われることもありますが、「もしかしたらわたしたちはどうかしているのかもしれない」と自分を省みる冷静さも持ち合わせていたのですね。

 

他人への影響力は自分への影響力に比例します。他人の考え方を変えたいと思うのなら、まず自分の考え方を変えてみることです。

他人に文句を言いたくなったときに思い出したい名言です。

他人が話を聞いてくれない、行動を変えてくれないと思う前に、自分に何ができるか?と視点を変えることができます。

 

もっと他人に優しくしたいなら、自分のことをもっとよく知れば良いのです。自分のなかにあるものを認めれば認めるほど、他人のなかにあるものをもっと大切に扱えるようになることでしょう。

個人的に一番心に響いた名言です。

自分を許せない人は他人を許せないし、自分に優しくできない人は他人にも優しくできない。

いつでも自分が変わって外側が変わる。だから自分から始めるのが重要なんですね。

要約③:知識を血肉にするための名言

 

知識をただインプットするだけの頭でっかちには辛辣な言葉を残しています。

自分で体験すること、知識を行動に移すことの重要性が繰り返し語られています。

 

生きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って話を聞き、その目で見て、その手で触れるのが一番早いでしょう。

自分で体験する一次情報が大切。江戸時代の情報収集も現代も同じなんですね。

なんでも簡単に検索できる現代だからこそ、実体験の価値はますます高まっているかもしれません。

 

頭のなかを空っぽにして、本の世界に飛び込む感じです。頭じゃない、魂のこもった著者の心を体全体で受け止めるんです。

知識のインプットとして本を読むことは有意義ですが、自分の前提知識や解釈を脇に置いて読むことを勧めています。

せっかくの知識も自分の解釈を通してしまうと、その価値がわからないかもしれません。先人の知恵はなるべく先入観を介さずにそのまま受け取りましょう。

 

つまり、自分は才能がない、性格が悪いと落ち込むよりも、人の才能や知識を、まるで自分の持ち物であるかのように考えたほうが賢いということです。人の優しさとか思いやりも口先で褒めるのではなく、まるで自分のもののように愛せばいいのです。そうすれば、あらゆる人たちの力が加わっていまよりもっと素晴らしいことができるはずなんです。

本当に知恵のある人は質問することが好きです。ソクラテスみたいですね。

人に自分の知識を自慢しても自分の知識は増えません。人の才能や知識を引き出すことで、自分の本当の賢さにもつながります。

質問で良いところを引き出してくれる人の周りには人が集まります。そうすれば、チームとして大きなこともできるでしょう。

 

内側にあるものというのは、人を思いやる気持ち、損得を考えずにやるべきだと思うことをやる気持ち、礼儀を守る気持ち、知らなかったことを知ろうとする気持ち、仲間との約束を守ったり本音を言いあったりする気持ち。これらの気持ちは求めれば誰でも無限に手に入れることができます。そして求めれば求めるほど、自分と自分を取り巻く世界が好きになるのです。

外側にある評価や名声は、自分でコントロールできません。しかし、自分の内側にあるものは尽きることなく、自分の力になってくれます。

自分でコントロールできないものに振り回されて生きるのか、内側にある善きものを求めて自分を取り巻く世界を自分の好きな世界にしていくのか、問われている気がしました。

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本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

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