『越境学習入門』の要約まとめ:冒険者マインドで組織を変える

『越境学習入門』の要約まとめ:冒険者マインドで組織を変える

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『越境学習入門』は、越境学習とは何か・個人や組織にどんなメリットがあるかがわかる本。

これまでのやり方や常識が通用しない世界に飛び込むことが越境であり、

越境学習とは、”ホームとアウェイを行き来することによる学び”と定義されています。

 

新しい価値観やものの見方を知ることは、革新的な変化の源泉です。

イノベーションを起こせる人材は、越境学習の体験・飛び込む冒険者マインドがあります。

★『越境学習入門』の要約ポイント★

 

・越境学習とはホームとアウェイを行き来することによる学び

 

・越境学習で冒険する力が高まり、組織に変化が起こせる

 

・越境学習のプロセスで2度の葛藤を経験する

ずっとホームにいたいのが人間ですが、アウェイに飛び出すことでホームの変えるべき点や自分が見えていなかった点に気づけます。

この記事では『越境学習入門』の要約を紹介します。

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要約①:越境学習とは?

 

『越境学習入門』では越境学習を次のように定義しています。

越境学習:ホームとアウェイを往還する(行き来する)ことによる学び

 

自分の慣れ親しんだ場・やり方やものの見方が自分に馴染んでいる場はホーム。

対して、これまでの経験ややり方が通用せずにモヤモヤしたり葛藤があったりする場がアウェイです。

 

たとえば、長年勤めた会社はホームであり、子どもが生まれて初めて参加するPTAはアウェイかもしれません。

逆に、地域活動がホームであり、長いブランクの後に復職したら会社がアウェイの場合もあります。

どこがホームでどこがアウェイかはその人次第です。

 

単なる越境で終わらず、越境学習につながるポイントは行き来することです。

 

ホームからアウェイの一方通行では、アウェイに適応して新しいホームになるだけかもしれません。

アウェイで試行錯誤のうえに身につけた価値観ややり方を、ホームに持って帰って変化を起こすのが越境学習の醍醐味です。

 

越境学習になり得るアウェイの特徴は3つあります。

アウェイの特徴:上下関係のなさ × 異質性 × 抽象性

ただ上司の指示に従うだけでは自分で試行錯誤する余地がありません。

アウェイ先で主体的に考えて行動することが学びになります。

 

今までの経験が通用しない異質な人たちとコミュニケーションを取りながら、抽象的なゴールに向かって挑戦することが求められます。

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要約②:越境学習で冒険する力が高まり、組織に変化が起こせる

 

『越境学習入門』では、越境学習で得られる力を”冒険する力”と定義しています。

具体的には次のような力です。

・レジリエンス力が高まる

 

・自分を見つめ直し、深く理解できる

 

・イノベーションが起こせる

越境学習のメリット:レジリエンス力が高まる

レジリエンス力とは、困難や逆境からの回復力です。

自分にとって未知の世界、価値観が違う人との協働は対立が起きやすくストレスもかかるでしょう。

 

その中でもアウェイに貢献しようと諦めずに取り組むことで、不安定・不確実な状態でも心の安定を保って学習を継続できます。

 

越境学習のメリット:自分を見つめ直し、深く理解できる

越境学習ではホーム以外の価値観を学ぶことができます。

長く務めた部署では良しとされていたことが、アウェイでは通用しないかもしれません。

 

ホーム以外のモノサシを知ることで自分の世界が広がります。

また、多様な人たちと意見をぶつけるなかで、自分が本当に大切にしたいことややりたいことが見えてくる場合もあります。

 

越境学習のメリット:イノベーションが起こせる

越境学習は”分かったつもり”の打破に役立ちます。

 

同じ環境にいると、知らないうちに同質性が上がって新しいものを受け入れなくなります。

「今までこうやってきた」、「こういうやり方がうちらしいんだ」で物事が決まっている場では、変化に対するハードルがとても高いです。

 

みんなが同じものを同じように見ていたら、イノベーションは起こりません。

越境学習で多様な解釈の重要性に気づくことができます。

組織の中の人についても同じで、全員が同じものを見て同じ方向に進むことは、目標達成の近道である一方、実社会においては全く異なる見方をしていて、全く異なる解釈をしている人がいることも知っていなければ、環境の大きな変化が起きたときに、自分たちの味方に固執するあまり、変化に対応できない、ということが起きてしまいます。

大切なことは、分かり合えないことを知りつつ、分かろうと努力することです。

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要約③:越境学習のプロセスで2度の葛藤を経験する

 

越境学習のプロセスでは、大きく2度の葛藤を経験します。

「越境学習者は二度死ぬ」と表現されています。

そのくらい大きな壁にぶつかる、ということですね!

 

一度目の葛藤はアウェイでこれまでの常識が通用しないとき、二度目の葛藤はホームに帰ったときの逆カルチャーショックです。

 

一度目は想像しやすいですが、二度目にも葛藤がある(しかも一度目より大きい)というのが重大な発見だったそうです。

①越境中の葛藤:今までの経験や常識が通用しない

 

②越境後の葛藤:ホームが今までと違って見える

「ホームが物足りなく感じる」、「ホームの人と距離を感じる」等を越境後に感じるのだとか。

「周りの人がみんなゾンビに見えた」という言葉で表現する人もいたそうです。

 

葛藤がありつつもホームの人たちと新しい信頼関係を築き、少しずつ変革を進めていきます。

 

アウェイで多様な人たちと信頼関係を築いた力がここで役に立ちます。

さらに、アウェイに行ったからこそわかる、ホームの良さも見えるでしょう。

 

越境学習者の学びを組織に活かすには、迫害や風化を予防する必要があります。

迫害:めんどうでやっかいな人という扱いを受ける、煙たがられる

 

風化:どうせ変わらないから越境学習前の自分に戻ってしまう

具体的には、経営層が冒険を奨励する姿勢を示し、越境学習者との交流の支援・変革を進める際の伴走者になることが求められます。

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『越境学習入門』の次に読むなら?

 

『越境学習入門』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『多様性の科学』

 

多様性が組織に与えるプラスの影響がわかる本。画一的な組織の弱さ、怖さもわかります。

個人的に、2021年おすすめベスト3に入る本です!

参考記事:『多様性の科学』の要約と感想:多様性がなぜ必要なのか?がわかる本

②『insight』

 

越境体験は自己認識力を高めるメリットがあります。

自分で自分を知る内的自己認識と他人から見た自分を知る外的自己認識を高めるのがポイント!

参考記事:本『insight』の要約まとめ:自分を正しく知る自己認識(セルフ・アウェアネス)とは?

 

③『主体的に動く』

 

アカウンタビリティとは自分で現状を変える力。

 

他人のせいにせず、現実を自分の行動の結果だと受け止めることで、

現実を変える力になります。

参考記事:『主体的に動く』の要約まとめ:アカウンタビリティを持って自分の力を信じる

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まとめ:越境学習で変化を怖れない人材になる

・越境学習=”ホームとアウェイを行き来することによる学び”

 

・これまでの経験ややり方が通用しない場での葛藤が冒険力を高める

 

・越境学習でレジリエンス、自己理解、変化を起こす力が身につく

 

・越境学習では2度の葛藤を経験する

 ー①今までのやり方が通用しないアウェイでの葛藤

 ー②ホームに帰ってからの逆カルチャーショック

 

・経営層が冒険を奨励&越境学習者の伴走者になることで迫害や風化を防ぐ

価値観の多様性が人や組織を強くすることがよくわかりました。

越境学習の機会を逃さず、新しい環境・居心地の悪い環境にも積極的に飛び込んでいきましょう!

 

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