『「いい質問」が人を動かす』の要約まとめ:良い質問・ダメな質問とは?

『「いい質問」が人を動かす』の要約まとめ:良い質問・ダメな質問とは?

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『「いい質問」が人を動かす』は、相手に行動させる質問術がわかる本。

 

質問は相手に思考させて答えさせるメリットがありますが、質問の仕方で相手に負荷をかけてしまったり、ネガティブな方向に誘導してしまうリスクもあります。

著者は弁護士さん。いい質問の仕方が学べます!

★『「いい質問」が人を動かす』の要約ポイント★

 

・気持ちよく答えてもらう工夫をする

 

・ダメな質問の3パターン

OJTなどの育成担当者、チームリーダーにおすすめです。

自分の質問の仕方を見直してみましょう。

この記事では『「いい質問」が人を動かす』の要約を紹介します。

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要約①:気持ちよく答えてもらう工夫をする

 

質問すると相手は自然と考えはじめ、自分で答えに気づくことができます。

人は命令されたことはやりたくないものですが、自分で気づいたことは率先してやりたくなります。

 

質問を効果的に使うには、相手に気持ちよく答えてもらう工夫が必要。

次の点に気を付けましょう。

・why(なぜ)は負荷が高いので注意

 

・質問の広さを適切に調節する

 

・相手に興味を持つ

 

why(なぜ)は負荷が高いので注意

why(なぜ)の質問は、相手の答えに論理的なつながりを求めます。

論理的につながっているか?を相手に考えさせるので、答えるハードルが高く苦痛を伴う質問です。

 

why(なぜ)を立て続けに質問されていると、尋問されている気分になります。

なぜなぜ攻撃という言葉もあるくらいです。

 

why(なぜ)の質問は他の疑問詞に変えると苦痛が和らぎます。

「なぜミスしたのか?」

 

⇒「どこかわかりにくいところがあった?」

 

⇒「なにを改善したらよいだろう?」

 

⇒「どうしたらミスが起こらないかな?」

質問の広さを適切に調節する

質問にはオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンがあります。

 

オープンクエスチョン:はい/いいえで答えられない 「何が好きですか?」

 

クローズドクエスチョン:はい/いいえで答えられる 「〇〇は好きですか?」

クローズドクエスチョンははい/いいえで答えられるので答えの範囲が狭く、情報の確認に使います。

オープンクエスチョンは自由度が増すので考えさせるのに最適です。

 

しかし、広すぎるオープンクエスチョンは何を答えてよいかわからず、相手は困惑するかもしれません。

オープンクエスチョンに適切な制限をつけて、答えのレベルを調整しましょう。

 

上から順に、答えの範囲が狭まっています。

「この本はどうですか?」

「この本を読む目的は何ですか?」

「この本を仕事上のどのような場面で活かしたいですか?」

「この本は好き?それとも嫌い?」

 

相手に興味を持つ

どんなに質問の技術を磨いても、相手に好かれていなければ人を動かすことはできません。

好かれるためには、まず相手に興味を持ちましょう。

 

興味津々で話を聞いてくれる人には自然と好意を寄せるものです。

 

会話のティッピングポイント(転換点)を見逃さず共感することで、

気持ちよく話してくれます。

会話のティッピングポイント(転換点)になりやすいこと:

相手の関心があること、自信があること、得意分野

相手の会話の熱量が上がった!と思ったら、その話題を広げるように促してみましょう。
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要約②:ダメな質問の3パターン

 

いい質問をするためには、ダメな質問のパターンを知っておくのも重要です。

『「いい質問」が人を動かす』で紹介されているパターンのうち、3つを紹介します。

【ダメな質問の3パターン】

 

①ネガティブ・クエスチョン

 

②ノーアンサー・クエスチョン

 

③答えたらすぐ否定

 

ネガティブ・クエスチョンとは、否定的な質問です。

 

「なぜできないのか?」と質問すれば、できない理由を考えさせてしまいます。

否定的に考えることを強要してしまうからダメな質問です。

代わりに「どうすればできたか?」と問えば、できる条件を考え始めます。

 

ノーアンサー・クエスチョンとは、答えを求めていない質問です。

 

「何回言えばわかるの?」という質問に「3回です」という答えは求められていません。

「すみません、今後気を付けます」と言わせるだけの質問に意味はないでしょう。

 

答えたらすぐ否定するのは、自分の優秀さを証明したい人に多い質問の仕方です。

答えたらすぐに「それは違う」と否定するのは、わざと間違えさせているだけ。

 

質問したら相手の考えをまずじっくり聞くのがマナーです。

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『「いい質問」が人を動かす』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『「いい質問」が人を動かす』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『問いかけの作法』

 

『問いかけの作法』では、質の高い問いかけでチームの魅力と才能を引き出すための本です。

 

メンバーのどういう行動に注意して観察し、どんな仮説を立てるのか?など、

チームリーダーをはじめ多くの人に参考になる内容です。

参考記事:『問いかけの作法』の要約:問いかけのサイクルモデルでチームのアイディアを引き出す

②『人を動かす』

 

『人を動かす』はデール・カーネギーの古典的名著です。

人の信頼を獲得する、心を動かすために知っておくべき原則がまとまっています。

『「いい質問」が人を動かす』の中でも紹介されています。

参考記事:『人を動かす』の要約まとめ:相手の自己重要感を満たすことを習慣にしよう

③『人は話し方が9割』

 

否定のない場の作り方、相手の話を引き出す聞き方がわかります。

話し上手は聞き上手。相手の話を引き出す具体的な方法として拡張話法が紹介されています。

参考記事:『人は話し方が9割』の要約まとめ:拡張話法で相手の話を引き出す【話し上手は聞き上手】

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まとめ:いい質問を使いこなそう

・質問することで相手に考えさせ答えさせることができる

 

・相手に気持ちよく答えてもらう工夫をする

 

・why(なぜ)は負荷が高いので注意

 

・質問の広さを適切に調節する

 

・相手に興味を持つ

 

・ダメな質問の3パターン

 ネガティブ・クエスチョン/ノーアンサー・クエスチョン/答えたらすぐ否定

人を動かすには命令するより質問するほうが効果的。

 

相手が答えやすく前向きに考えさせられる質問ができれば、

仕事や子育てなどさまざまな場面で助けになるでしょう。

質問力をアップしたい人にぜひおすすめです!

 

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