『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の要約:お金の価値観を変える

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の要約:お金の価値観を変える

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『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、

お金の稼ぎ方を4つに分類して、経済的にどうなりたいかを考えられる本です。

 

ただ資産が多いのがお金持ちではありません。

自分が働かなくても生活できる時間が裕福さです。

 

どのクワドラントを目指すのか、そのための心構えがわかります。

お金に対する価値観がガラッと変わりました。

★『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の要約ポイント★

 

・キャッシュフロー・クワドラントには4つある

 

・クワドラントを移るには感情のコントロールが必要

 

・Be(なる)ーDo(する)ーHave(持っている)の法則

クワドラントに優劣はありませんが、

長寿化・終身雇用が崩壊した今、お金を稼ぐ選択肢は多い方が良いです。

この記事では『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の要約を紹介します。

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要約①:キャッシュフロー・クワドラントには4つある

キャッシュフロー・クワドラントとは、お金がどこから入ってくるかをタイプわけしたもの。

クワドラントは”象限、円を4分割したもの”という意味です。

 

キャッシュフロークワドラントは次のとおりです。

金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント

多くの人はemployee(従業員)だと思います。

リスクを取らずに仕事の安定を求めるタイプです。

 

弁護士、医師など独立開業している専門職、

またはフリーランスで働いているエンジニアなどはself-employeeです。

 

自分で決められる自由と裁量を重視します。

人に任せられないのがデメリットです。

 

ビジネスオーナーは人を雇って自分が働かなくてもお金が入る仕組みを保有しています。

投資家はお金を働かせて、ビジネスオーナーの保有するビジネスモデルに投資します。

 

左側は経済的に成功できる人もいますが、経済的自由にはなれません。

なぜなら、自分がシステムの中に組み込まれているからです。

 

もし自由な時間がほしければ、右側のクワドラントに移行する必要があります。

今流行りのFIREもIに移ることを推奨していますね。

 

クワドラントに優劣はありません。

どのクワドラントにもメリット/デメリットがあり、個人の価値観に合っていれば良いのです。

 

しかし、employee(従業員)の働き方しか知らないで雇用されているのと、

4つのクワドラントがあると知った上でemployee(従業員)を選ぶのでは意味が違います。

4つのクワドラントがあり、自分はどのクワドラントに所属したいかを考えてみましょう。
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要約②:クワドラントを移るには感情のコントロールが必要

 

クワドラントは自分で意識的に選んでいればどれでも問題ないのですが、

長寿化で人生100年時代といわれる社会では誰にでもI(投資家)になることを迫られます。

 

終身雇用はなくなり、年金も持つかわからない。

I(投資家)のクワドラントから収入を得ることは長寿化社会を生きるのに必須です。

 

しかし、お金の教育を受けておらず、今まで左側のクワドラントしか経験していない人には、I(投資家)のクワドラントはリスクが高いでしょう。

 

左側から右側のクワドラントを移行するにはお金の知識が必要です。

お金の知識といえば簿記・会計などを思い浮かべますが、感情面のコントロールが大部分を占めると著者は言います。

クワドラントが違えば世界の見え方が違い、

その違いが顕著に表れるのがリスクに対する感情の反応だそうです。

 

頭ではクワドラントを移行する方法がわかっていても、感情が追い付かずに行動に移せない。

人は感情で行動を決めるので、お金に対するリスクの考え方から手放す必要があります。

 

人生100年時代の生き方は、『ライフシフト』が参考になりました。

参考記事:ライフシフト2の要約:人生100年時代の行動戦略を自分でデザインしよう

参考記事:【LIFE SHIFT(ライフシフト)の要約】人生100年時代のマルチステージの生き方とは?

要約③:Be(なる)ーDo(する)ーHave(持っている)

 

クワドラントを移行する順序として、

著者はまずB(ビジネスオーナー)になってからI(投資家)を目指す順をおすすめしています。

 

なぜなら、いきなりI(投資家)になっても資本が足りない、

投資すべきビジネスが見極められないからです。

 

まずB(ビジネスオーナー)になってからI(投資家)を目指すメリットは次のとおりです。

・ビジネス感覚が身につく

 

・資本が貯められる

 

・I(投資家)の勉強期間にB(ビジネスオーナー)から収入を得られる

インデックス投資などローリスク・ローリターンの投資なら、

勉強期間はさほどいらないかもしれません。

 

ただ、ローリターンなので資本力は必要です。

 

クワドラントを移行するときは、なりたいクワドラントにいる人の考え方を学びましょう。

Be(なる)ーDo(する)ーHave(持っている)

お金持ちの人のしていることや持っているものをマネするのは簡単です。

 

しかし、どういう価値観・考え方を持っているのかを知り、

自分の価値観を変えないと右側のクワドラントでは成功できません。

 

具体的にお金持ちになるための方法も紹介されています。

・自分の使う言葉を変える

 

・自分の財務諸表を見直して不労所得の目標を立てる

 

・自分の周りにいる人を、自分のなりたいクワドラントにいる人にする など

具体的に…と言っても、投資すべき対象や始めるビジネスの分野を教えてくれるわけではありません。

お金持ちがお金に対してどういう価値観を持っているかを知れる本です。

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『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』の次に読むなら?

 

『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『幸福の資本論』

 

幸福の条件を自由/自己実現/共同体=絆と定義し、

その3つに対応した資本に基づいて幸せになる戦略を立てようという本。

 

自分はどの資本を増やせばよいか?が見直せます。

参考記事:『幸福の資本論』の要約まとめ:3つの資本を増やして幸せになる戦略がわかる

②『ライフシフト』&『ライフシフト2』

 

 

人生100年時代の生き方がわかる本です。

 

『ライフシフト』が基本的な人生戦略、

『ライフシフト2』が年代や職業など様々なケースによる実践編になっています。

 

まずは『ライフシフト』を読むのがおすすめ!

参考記事:【LIFE SHIFT(ライフシフト)の要約】人生100年時代のマルチステージの生き方とは?

参考記事:ライフシフト2の要約:人生100年時代の行動戦略を自分でデザインしよう

③『サイコロジーオブマネー』

 

お金とつきあうマインドがわかる本です。自分の感情と行動をコントロールし、長期・安定的に資産形成するための心構えを知ることができます。

 

お金・投資の本をよく読む人には既知の内容が多いかもしれませんが、

紹介される事例が示唆深くて読みものとしても面白かったです。

参考記事:『サイコロジー・オブ・マネー』の要約:お金持ちになるには感情のコントロールが大切

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まとめ:お金の流れを知るとお金の価値観が変わる

・キャッシュフロー・クワドラントはお金の入口を4つにタイプわけしたもの

 -従業員:リスクを取らずに安定を好む

 -個人事業主:自由と裁量を好む

 -ビジネスオーナー:人を雇ってビジネスモデルを所有する

 -投資家:ビジネスモデルに投資してお金に働かせる

 

・クワドラントの左側では時間の自由は得られない

 

・クワドラントを移るにはお金の知識が必要であり、感情のコントロールが重要

 

・B(ビジネスオーナー)になってからI(投資家)を目指すのがおすすめ

 

・なりたいクワドラントに所属する人のあり方を学ぶ

従業員として生きるのが当たり前になっている人が多い中、

他のクワドラントの存在を知るだけでもお金に対する価値観が変わります。

 

「将来のお金が心配…」、「副業で別のクワドラントから収入が得たい」という人にぜひおすすめです!

 

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