『錯覚の法則』は、成功するために脳の錯覚をどう活用するかを紹介した本。
肯定的な錯覚、つまり良い思い込みを活用する重要性が説明されています。
★『錯覚の法則』の要約ポイント★
・肯定的錯覚を起こす人は成功する
・不快を感じたらすぐに快に切り替える
アファメーションや『思考は現実になる』に近い内容です。
嘘でいい、思い込みでいいという潔さが新鮮でした。
この記事では『錯覚の法則』の要約と感想を紹介します。
目次
『錯覚の法則』の要約
『錯覚の法則』の要約ポイントは次のとおりです。
★『錯覚の法則』の要約ポイント★
・肯定的錯覚を起こす人は成功する
・不快を感じたらすぐに快に切り替える
1つずつ詳しく紹介します。
要約①:肯定的錯覚を起こす人は成功する
肯定的な錯覚とはポジティブな思い込みのことです。
物事は多面的であり、肯定的にも否定的にも見ることができます。
どうせなら肯定的な錯覚を見るように心がける
⇒脳は肯定的錯覚を信じて活動するという主旨です。
<肯定的錯覚の例>
・根拠なく「自分はできる!」という自信がある
・達成する確かなイメージができている
・自分は運がいいと思う など
肯定的錯覚を起こすためには、ポジティブな言葉やイメージをインプットします。
脳は自分/他人、現実/イメージの区別がつかないそうです。
自分にも他人にも肯定的な言葉をかけ、自分が成功するイメージを持つことで、
脳に肯定的錯覚を起こすことができます。
逆に言えば、他人を批判・攻撃したり、他人の失敗を望んだりすれば、
否定的な錯覚に陥ります。
良くも悪くも自分がアウトプットした言動は自分に返ってくる、
ということです。
要約②:不快を感じたらすぐに快に切り替える
もう1つ、肯定的錯覚を起こすために必要なのは脳を快の状態に保つことです。
ずっと心地よい状態でいられれば理想的ですが、
人間生きていれば不快な気持ちになることはありますよね。
不快になったときにすぐに快の感情に切り替えるよう心がけましょう。
快の感情に切り替えるポイントが3つあります。
・言葉 :肯定的な言葉を言う
・イメージ :うまくいったときをイメージする
・ボディランゲージ:気持ちを切り替える動作を決めておく
肯定的な言葉の代表例は「ありがとう」ですね。
イメージはスポーツのイメージトレーニングがわかりやすいかもしれません。
ボディランゲージは、著者の場合「なし!」と言って指をパチンと鳴らすそうですよ。
(何か体への刺激があったほうがよいのかもしれません)
『錯覚の法則』のto doリスト
『錯覚の法則』で紹介されていた中からすぐに取り入れられそうなことをまとめました。
・不快な気持ちを切り替える動作を決める
・他人を批判/攻撃/評価しない
・朝起きたときに「今日も運がいい」と言葉に出す
・「ありがとう」を口ぐせにする
・”絶対に正しい/絶対に間違っている”を疑う
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『錯覚の法則』の感想
『錯覚の法則』を読んで個人的に心に残ったポイントを紹介します。
私は毎朝、目が覚めると「ああ、神様。今日も生かしてくださって、ありがとうございます」とお礼を言うことから始めます。実際に神さまがいるかどうかは二の次です。
著者は特定の宗教を信仰しているわけではないそうですが、
非活性プラシーボ効果を得るために神さまを活用している点が潔いと感じました。
プラシーボ効果とは、偽薬を処方された患者が思い込みで症状が改善する効果のこと。
処方する医師が偽物だと知っている場合は活性、
医師自身も本物だと信じている場合を非活性といい、
非活性のほうが改善効果が高いという研究があるそうです。
神さまが幸運を運んでくれると思い込めれば良いということです。
無信教が多い日本人には取り入れやすいスタンスではないでしょうか。
周囲や環境が悪いと決めつけてしまえば、自分は変化せずに済みます。実は運が感じられない人は、他責的にならないと自分の脳を納得させられないのです。まさに負のスパイラルです。
周りのせいにしている人で運が良い人に会ったことがありません。
運が良いか/悪いかは確率の問題ではなく、物事の捉え方の問題であるように感じました。
自分の考え方次第で運は良くできますね!
まとめ:『錯覚の法則』で肯定的錯覚を積極的に起こそう
・肯定的錯覚(良い思い込み)を活用して成功する
・脳にポジティブな言葉やイメージをインプットする
・他人に向けたネガティブな言動も自分に返ってくる
・肯定的錯覚を起こすには脳を快の状態に保つ
・言葉/イメージ/ボディランゲージで不快を快に切り替える
・思い込みに根拠は必要ない
・ポジティブな言葉を習慣に取り入れよう
ポジティブになりたいと思っても根拠がないことが気になってしまう人には、嘘でもいい!思い込みでもいい!という内容は勇気をもらえるのではないでしょうか。
それは自分の脳にも聞こえているはず!
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