価格設定とロイヤリティ(印税)の関係は?
価格設定はKDPセレクトに参加するかどうかで大きく変わります。
Kindle本を作るには、原稿と表紙画像、KDPアカウントが必要です。
(KDP:kindle direct publishing)
↓Kindleを作るのに必要なものについてはこちら!

↓KDPアカウントの作成についてはこちら!

この記事では、
KDPに原稿と表紙画像を登録して出版する方法を紹介します。
目次
KDPで電子書籍を出版する手順
KDPで電子書籍を出版する手順を紹介します。
KDPアカウント、原稿(EPUBファイル)、表紙画像は準備済みの前提です。
↓まだの方はこちらをご参照ください。

1:Kindle本の詳細設定
1.”電子書籍または有料マンガ”をクリック。
”アカウント情報が不完全です”のメッセージは、
↓下記の手順をやると対応完了になります。

2.言語と本のタイトルを入力。
原稿や表紙画像を作成する段階で決めていると思います。
3.シリーズ、版を入力。
シリーズでなくて初版の場合は空欄でOKです。
4.著者名を入れる。
公開される著者名なので、ニックネーム可です。
5.本の内容を入力。
本を買うか決め手になる部分なので、しっかりと書きましょう。
【本の内容で意識すること】
・誰に向けた本なのか(ターゲット)
主婦、会社員、学生、〇〇が趣味の人、〇〇の悩みを抱えている人など
・この本を読むと何が分かるか(ベネフィット)
〇〇のやり方がわかる、〇〇の悩みが解決する など
・この本の信頼性
著者の経歴や実績 など
まえがきに書いた内容+目次が良いと思います。
6.出版に関して、特別な意図がなければ必要な権利を保有している旨を選択。
キーワードはオプションですが、
ユーザーが検索で発見しやすくするために設定しましょう。
キーワードはタイトルに含まれないキーワードで、
ユーザーが検索するときに使う言葉を意識してつけます。
(例)タイトル『今日から売れる!メルカリ販売術』
×メルカリ ⇒タイトルに入っているから
〇お小遣い稼ぎ ⇒タイトルに入っていない、かつ、お小遣い稼ぎをしたい人がターゲット
詳しくはKDPのヘルプにベストプラクティスが載っているので、
一読してから考えてみましょう。
7.カテゴリーを設定する。
カテゴリーもユーザーに見つけてもらうために重要です。
8.年齢と学年の範囲を入力。
該当しなければ”いいえ”、絵本でなければ空欄でOKです。
これで本の詳細設定は完了です。
2:Kindle本のコンテンツ
次にKindle本のコンテンツを登録します。
1.原稿の設定をして、EPUBファイルをアップロード。
DRMは特別な理由がなければ”はい”にします。(違法な複製や配信から保護するための設定)
2.本の表紙画像をアップロードしてプレビュー確認。
本の表紙画像をアップロードして、プレビュー画面で最終チェックします。
おかしいところがあったら、修正後に再アップロードして確認しましょう。
ISBNは空欄でOKです。
3:Kindle本の価格設定
1.KDPセレクトの登録、出版地域を選択。
KDPセレクトとは?
KDPセレクトとは、
Amazonで限定販売する代わりに高いロイヤリティがもらえるプログラムです。
250円以上の価格設定でKDPセレクトに参加すると、70%のロイヤリティがもらえます。
ロイヤリティは35%に下がります。
ただ、知名度のない一般人の本はほとんど売れないので、
Kindle unlimitedの読み放題が主な収益源です。
Kindle unlimitedで読まれると、1ページあたり0.5円もらえるので、
KDPセレクトに参加してKindle unlimitedの対象にしましょう。
2.ロイヤリティと価格設定を入力。
KDPセレクトに参加するには、70%を選びます。
価格を設定します。
今回は300円に設定したので、1冊売れると190円のロイヤリティがもらえます。
設定が終わったら”出版する”をクリック。
72時間以内に審査が完了します。
まとめ:Kindle本は本の内容とキーワードが超重要!
・kindle本の詳細設定では、
本の内容/キーワード/カテゴリーが重要!
・kindleのコンテンツでは、
原稿と表紙画像をアップロードしてプレビュー確認
・kindleの価格設定はKDPセレクトに参加するかどうか決める
(ロイヤリティが高く、kindle unlimitedになるので参加がおすすめ)
思った以上に簡単に出版できました。
入力内容を考えておけば、全部で10分くらいの作業です。
最後までお読みいただきありがとうございました!