せどりの送料を徹底解説!自己発送とFBAの違いと送料を抑える重要性

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インターネットを使用した物販ビジネスにとって、送料は避けて通れないコストです。

 

販売量が増えれば送料もそれだけかかるので、

送料を安く抑える=利益に直結します。

 

本せどりで送料と手間を抑えられるのは、クリックポストです。

発送量が多ければ、特約ゆうメールも使えます。

 

販売量が多い、自分で発送する時間が取れなければFBAという選択肢もあります。

ちなみに、わたしは自己発送です。

 

この記事では、

 

せどりにおける送料の重要性

自己発送とFBAの違い

本せどりで使う配送方法

クリックポストがおすすめの理由

 

をご紹介します。

 

こんな人におすすめ!

  • 本せどりを始めようと考えている人
  • 自己発送とFBAで迷っている人

 

具体的な発送方法(クリックポスト・レターパックプラス)は

こちらを参考にしてくださいね。

本せどりの発送手順は?Amazonでの操作から実際の発送まで

 

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せどりの送料を抑える必要性

せどりでは販売したものを購入者に発送しなければなりません。

その際に必要になるのが送料です。

 

送料はコストなので、送料が高くなれば利益が減ります。

 

送料は1注文ごとにかかるので、

送料を抑えることができれば注文数が増えるごとにコスト削減効果が高まります。

 

わたしは1か月に200注文くらい発送しています。

 

1回の送料が10円下がれば、1か月で2000円のコスト削減(利益増)、

反対に1回の送料が10円上がれば、1か月で2000円のコスト増です。

 

せどりの発送は自己発送とFBAがある

 

FBA(フルフィルメント by Amazon)

Amazonによる商品の保管・発送代行サービスのことです。

 

自己発送は、FBAと対比された呼び方なので、

FBAでない通常の発送と覚えておきましょう。

 

自己発送とFBA

FBAでは仕入れたものをAmazonの在庫に送ることで、

保管と注文受注後の発送を代行してもらえます。

 

自己発送は自宅等で在庫を保管しておき、注文受注後に自分で梱包、発送します。

 

まずは自己発送で始めて自分のスタイルに合わせてFBAを検討する

のがおすすめです。

 

考慮すること:

仕入れる商品のサイズ、回転率、自由に使える時間等




FBAの料金体系

Amazonに代行を依頼するということは、当然手数料がかかります。

【FBAの主な手数料】

 

配送代行手数料+在庫保管手数料(+長期在庫保管手数料)

料金は定額ではなく、

商品のサイズ・販売個数・保管日数に応じて決まります。

 

本なら1つあたりの配送代行手数料は198~381円ほどです。

(分厚い本やセット本は除く)

 

料金やルールは頻繁に変更されるので、

詳細はフルフィルメント by Amazonを参照してください。

また、FBAシミュレータで料金のシミュレーションができます。

 

次に、自己発送とFBAのメリット/デメリットを説明します。




自己発送のメリット/デメリット

まずは自己発送のメリットとデメリットを紹介します。

 

 

メリット1:余計なコストがかからない

発送に関しては自分で選択した配送方法の送料しかかかりません。

 

FBAはAmazon倉庫に送る送料、配送代行料、在庫保管手数料がかかるので、

単価が安い本の利益を圧迫します。

 

メリット2:回転率が悪い商品も仕入れ対象になる

自宅に保管する分には在庫保管料がかからないので、

回転率が悪い(なかなか売れない)商品も仕入れ対象にできます。

 

回転率が悪い本は自己発送、回転率が良い(売れやすい)本をFBA

といったハイブリット型も可能です。

 

仕入れ基準と回転率についてはこちら!

初心者でもわかる本せどりの仕入れ基準!回転率と利益率で判断しよう!

メリット3:仕入れた本が自由に読める

本好きの人限定のメリット。

 

在庫を自宅に保管するので、売れるまで自由に読むことができます

自分の趣味では手に取らなかった本やレアな本が集まるのは結構楽しいです。

 

在庫の整理をしよう!と思って、読みふけってしまうことも・・・

 

ここから、デメリットです。

デメリット1:休むときは販売休止

発送を自分でしなければならないので、

長期の旅行等では販売を止めなければなりません。

(休むためにはセラーセントラルから休止設定をします)

 

↓休止設定についてはこちら!

出荷遅延を防ぐ!Amazonで休止設定をする方法!料金はどうなる?

 

休んでいる間は出品が止まるので、商品は売れなくなります。

デメリット2:在庫保管スペースが必要

自宅に在庫保管スペースが必要なので、

家が狭い・保管スペースが足りない場合は思ったように仕入れができません。

 

狭いスペースに在庫が溢れていると、

注文が入ってから探す(ピッキングする)のが大変です。

 

わたしはまだ使っていない子ども部屋(5.5畳、クローゼット付)を

せどりの作業部屋にしています。

 

↓在庫の置き場所についてはこちら!

本せどりの在庫管理本せどりの在庫管理!置き場所と保管方法の工夫【スペースはどのくらい必要?】




FBAのメリット・デメリット

次に、FBAのメリット/デメリットを紹介します。

 

 

メリット1:仕入れに専念できる

発送を自分でしなくて良いので、仕入れに専念できます。

 

梱包や発送は誰がやっても品質はそんなに変わらないですが、

仕入れは経験が必要です。

 

仕入れの時間を増やすことによって、早く利益を大きくすることができます。

 

また、仕入れるときにクリックポストに入るかどうか気にしなくて良いので、

より仕入れに集中できます。

 

メリット2:休んでも販売を続けられる

休んでも販売を止める必要がありません。

 

資金を回して増やしていくのが大切なせどりにとって、

販売を止めなくて良いのはメリットです。

 

メリット3:Amazonプライム対象商品になる

FBAを利用すると商品一覧でAmazonプライムのマークが付きます。

お急ぎ便なども使えるので、お客様に選ばれやすく売れやすいです。

 

本ではプライム対象のほうが10%~20%高く売れるので、

手数料のコストと相殺できる、と考えても良いかもしれません。

 

 

ここからFBAのデメリットです。

デメリット1:コストがかかる

FBAの手数料は決して安くありません。

FBAシミュレータで自己発送とFBAを比べてみました。

 

一般的なサイズの単行本を同じ値段で売った比較です。

fbaシミュレータ

・利益は183円自己発送のほうが高い

・実際はFBAのほうが高く売れる可能性がある

・Amazon倉庫への送料を考慮していない(1冊あたり数十円)

 

売れない商品をAmazon倉庫から回収したい

Amazon倉庫で保管している商品を回収したいときは、

返送してもらうか、所有権の放棄ができます。

(返送/所有権の放棄にも手数料がかかります)

デメリット2:値上げの可能性がある

わたしがせどりを始めてから4年間で2回ほどFBAの値上げがありました。

 

また、コロナウイルスの影響でFBA倉庫への納品方法が変更になり、

15kgを超える荷物は受領されなくなりました。

 

これは納品時の発送料がアップして利益を圧迫することになります。

 

今まで30kgの荷物1つで発送できていたのに、

15kgの荷物2つで発送しなければいけなくなりました。

 

納品時の重量制限やサイズ要件など、細かい規約や仕様変更もよくあります。

 

Amazonの規約変更の多さ、手数料の値上がりは

せどりのデメリットです。

 

↓デメリットをしっかり理解したい人はこちらをチェック!

せどりやめとけは本当?せどりが稼げない・儲からないと言われる理由

 




自己発送とFBAは結局どっちが良いの?

 

個人のスタイルによってどちらが良いか変わります。

 

【自己発送が向いている人】

  • 比較的、自由な時間がある
  • のんびり売りたい
  • コストはかけたくない
  • 売れるまでに本を読みたい

 

【FBAが向いている人】

  • 家事や仕事であまり時間がない・忙しい
  • コストがかかっても効率化したい
  • セット本や大型本が多い
  • 長期で不在になることが多い(旅行、出張など)

 

わたしは、

回転率が悪い本でも気長に売りたい、本を読みたい、梱包と発送が苦ではない

という理由で自己発送をしています。




送料を抑えるおすすめの配送方法はクリックポスト!

まずは、自己発送から始める人が多いですが、おすすめの配送方法を紹介します。

本せどりをするなら、1番のおすすめはクリックポストです。

 

クリックポストは郵便局のサービスで下記の特徴があります。

  • A4サイズ(34cm×25cm)、厚さ3cmまで
  • 重さは1kgまで
  • 追跡番号あり
  • 宛名ラベル印刷(手書き不可)
  • ポスト投函
  • ネット決済(YahooウォレットかAmazonPay)

(参考)クリックポストのHP




クリックポストのメリット!おすすめの理由は?

クリックポストがおすすめの理由は4つあります。

 

・ほとんどの本が送れる

A4サイズ(34cm×25cm)、厚さ3cm、重さは1kgまで198円で送れるので、

ほとんどの本は規格内に収まります。

 

月に200冊以上発送していますが、95%はクリックポストです。

単行本だけでなく、巻数が少ない文庫セット本もクリックポストで送れます。

 

 

・追跡サービスがある

Amazonでは追跡番号が付いている配送方法が推奨されているので、

クリックポストはぴったりです。

 

3000件以上発送してきて、

追跡番号を使って追跡した(郵便局に問い合わせた)ことはありません。

 

・全国一律料金

全国一律198円でへんぴなところにも配達してくれます。

 

中継料金もかからないので、

「利益計算してみたら送料が高くて利益0だった!」

という悲しいことは起こりません。

 

・宛名ラベルを作成してくれる(手書き不要)

ネット上で手続きすると宛名ラベルのPDFが作成されます。

 

自分の住所、氏名(屋号)の記載もあるので、

宛名ラベルを印刷してクラフト封筒に貼るだけでOK。

 

手書きや住所・氏名(屋号)のゴム印を押す必要がありません。

 

↓具体的なクリックポストの発送手順はこちら!

本せどりの発送手順は?Amazonでの操作から実際の発送まで

 

ポストマップで最寄りのポストをチェック!

最寄りのポストの位置と集荷時刻はチェックしておきましょう。

ポストマップが便利です。

>>ポストマップ

 

クリックポストのデメリットは?

クリックポストのデメリットをあえて挙げるなら、下記の2点です。

・保障がない

・YahooウォレットかAmazonPayが必須

保障がない、支払い方法が限られるとしても全国一律198円は魅力的です。

 

本せどりで自己発送する人は、ぜひ利用を検討してみてください。

クリックポストの値上げ

クリックポストが始まったころから使っているヘビーユーザーですが、

今まで2回値上げされました。

 

164円→185円→198円

 

しばらくは本せどりの自己発送方法の最有力候補ですが、

値上がりしたときは他に良いサービスがないか比較検討してみましょう。

 

クリックポストで送れない厚さはレターパックプラス

レターパックプラス

レターパックプラスはA4サイズ・重さ4kgまでで追跡番号あり。

厚さ制限はなく、封ができればOKです。

(多少変形してもOKなら厚さ10cmくらいはいけます)

 

厚さ制限なしで全国一律520円というのが魅力です。

 

ローソンや郵便局で購入でき、リサイクルショップでも10円引きくらいで売っています。

 

レターパックプラスのデメリットは宛名を手書きしなければならないこと

ただし、印刷した宛名を張り付けてもOKでした。

 

また、とても分厚い本だとポスト投函できません。

その場合は郵便局の窓口に出す必要があるので手間が増えます。

 

レターパックにはもう1つ、レターパックライトという種類があります。

サイズはA4、厚さ3cmですが、重さ4kgまで送れます。

 

レターパックライトはクリックポストで重さのみ超過したときに使います。

 

重さ1kgを超える本はたいてい厚さも3cm超えているので

レターパックプラスになることが多いです。

 

今までに1回だけ、A4ギリギリサイズの医学書の発送に使用しました。

 

おすすめの配送方法をまとめると下記のとおりです。

 




本せどりの送料は厚さがポイント

本せどりの自己発送では、厚さ3cm以下ならクリックポストでたいていの本が送れます。

 

注意すべきは厚さ3cmを超える本。

 

レターパックプラスが最安の選択肢になりますが、

それでもクリックポストより約320円も高いです。

 

本は1商品あたりの利益が安いので、

送料の違いで利益がなくなることもあります。

 

送料は利益計算のときに考慮に入れなければなりません。

つまり、発送時にチェックするのでは遅いのです。

 

仕入れ前に店頭で判断できるように、3cmの目安になるものを携帯しておきましょう。

わたしは3cmちょうどのステッカーをスマホにつけています。

 

仕入れ前にチェックしますが、梱包・発送時に最終チェックも必要です。

↓厚さを測定する定規は1つあると便利!

本せどりでおすすめしない配送方法

クリックポストか特約ゆうメール、レターパックプラスがおすすめです。

それ以外の配送方法はおすすめしません。

 

その理由を紹介します。

 

ゆうメール

追跡番号もなく送料も割高(重さによって変わる)なので、

クリックポストやレターパックに勝る点がないです。

 

ゆうメールの特約を結べる場合は1通100円前後になるので、

ある程度の発送量があるという人は最寄りの郵便局で交渉してみましょう。

ただし、厚さによって料金は変わります。

 

また、税込み2000円以上の本は追跡番号がないとAmazonのアカウント健全性が下がります。

 

特約ゆうメールを使ったとしても、

2000円以上の本はクリックポストなどの追跡番号があるサービスを使用しなければなりません。

 

ゆうパック等の宅配便

ゆうパックは届け先の都道府県によって送料が変わるので利益計算が手間です。

沖縄や離島の人が購入すると、送料で利益がなくなるリスクもあります。

 

土日は中央郵便局しか発送できず、持ち込むのも大変。

 

手間を考えた結果、

わたしはレターパックプラスで送れるサイズまでのものしか扱わないことにしました。

(送料を差し引いても数千円利益が出るものは除く)

 

レターパックに収まらないコミックのセット本等は、

らくらくメルカリ便が使えるメルカリを使っています。

 

レアな本は売れませんが、コミックセットならメルカリでも問題なく売れます。

 

ちなみに、メルカリでおすすめの発送方法はゆうパケットポストです。

厚さ3.5cmくらいまでなら205円で送れるのでとてもおすすめ!

参考記事:厚さ3cm以上の商品を安く送る方法は?メルカリで微妙に3cm超え⇒ゆうパケットポスト




まとめ:FBAと自己発送で利益は変わる

FBAはAmazonが商品の保管と発送を代行してくれる

 

・FBAは楽/手数料がかかる

⇒時間がない人向け

 

・自己発送はコストが安い/発送に忙しい

⇒のんびり売りたい人向け

 

・自己発送はクリックポストがおすすめ

⇒安い、手間がかからない、本せどりにピッタリ

 

・分厚い本はレターパックプラス

 

送料は、販売するたびに発生する軽視できないコストです。

 

なるべく安くはもちろんですが、

発送作業がどれくらい楽になるかという点も考慮しましょう。

 

自己発送ならクリックポストがおすすめです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

あなたの人生に良い変化をもたらしますように…

具体的な発送方法(クリックポスト・レターパックプラス)は

こちらを参考にしてくださいね。

本せどりの発送手順は?Amazonでの操作から実際の発送まで

 

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