『話し合いの作法』の要約まとめ:わかりあえなさを楽しんで違いを味わう

『話し合いの作法』の要約まとめ:わかりあえなさを楽しんで違いを味わう

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『話し合いの作法』は、他者と共生するための話し合いの方法がわかる本。

 

話し合いを通じて、多様な価値観を理解することや自分とは違う意見を持つ他者と協力することができます。

しかし、話し合いの作法は学校でも社会でも教わらないので、話し合いが機能せず、理解し合えない・協力し合えない事態が起こります。

 

『話し合いの作法』では、話し合いに必要な姿勢・態度やテーマ設定が学べます。

★ 『話し合いの作法』 の要約ポイント★

 

・話し合いはなぜ必要なのか

 

・対話で違いの理解を深める

 

・ケリのついていないテーマの惹きつける問い

価値観の違う他者同士をチームとしてまとめたい人、共通の目標達成に向けて協力を引き出したい人におすすめです。

この記事では 『話し合いの作法』 の要約を紹介します。

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要約①:話し合いはなぜ必要なのか

 

『話し合いの作法』のなかで、話し合いは次のように定義されています。

話し合いとは?

”人々が、ともに生きる他者と対話を行いながら、自分たちの未来を自分たちで決めていく(自己決定・決断していく)コミュニケーション”

話し合いは他者との違いの理解を深める対話のパートと、自分たちの未来を決める議論のパートにわかれます。

 

今はVUCA(ブーカ)の時代と表現されるように変化が激しく不確実性の高い時代と言われています。

多様な価値観からくる違いを認識し、自分たちはどうしたいのか・どうすべきかを対話して決断することが必要です。

 

「日常で会話をしているのだから、話し合いの作法を学ばなくても話し合えるよ」と思うかもしれませんが、実は話し合いの作法は学校でも社会でも教わりません。

 

対話は普段の会話とは違う、非日常の特異なコミュニケーションです。

普段の会話でいちいち他者との違いの理解を深めていたら非効率ですよね。たとえば今日の夕飯に食べたいものが他人と違っても、その違いがどこからくるのか・どんな価値観の違いが表れているのかをいちいち明らかにしません。

 

対話には、フラットな関係と自分事として考えられるテーマの問いが必要です。

要約②:対話で違いの理解を深める

 

対話は違いの理解を深めるコミュニケーションです。

対話をせずにいきなり議論して決断すると、ただお互いの意見を主張するだけで多様な価値観を理解して活かすことができません。

 

対話で違う意見の存在を認め、自分の意見に他人の意見の見方が加わることに意味があります。

Aさんの主張:A

Bさんの主張:B

 

⇓ 対話

 

Aさんの主張:A+b

Bさんの主張:B+a

AさんとBさんがまずお互いの意見を出し合うことで、Aさんの意見にAさんから見たBさんの意見が加わり(A+b)、Bさんの意見にBさんから見たAさんの意見が加わります(B+a)。

 

違う意見に同意する必要はありませんが、そういう意見もあると存在を認めることで、自分の元々の意見に新しい見方が加わるかもしれません。

 

このとき重要なのは、”自分を持ち寄る”ことです。

自分を持ち寄る:

”自分が、ひそかに抱きしめてきた意見や価値観を、他者の目の前に、そっと差し出すこと”

言いかえれば、「私」を主語にすること。

第三者が主語の意見は”べき論”に終始し、対話にはなりません。

(例)第三者が主語の意見

 

・上司の考えは~

・一般的には~、普通は~、世間的には~

・〇〇さんが言うには、~

対話とは自己を表出することから始まります。

そのためには、役職や年齢は関係なく、対等な立場で安心して自分の意見を言える場づくりが必要です。

appreciation:鑑賞、吟味

わかりあえなさを楽しむ、自分との違いを考えるしっとりした時間

違いを吟味して楽しむ姿勢を持ちましょう。

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要約③:ケリのついていないテーマの惹きつける問い

 

対話には、ケリのついていないテーマについての惹きつける問いが必要不可欠です。

対話に意味があることをはじめに理解してもらうことで、当事者性(自分に関係ある)を感じてもらいましょう。

・why do?:なぜこのテーマで対話するのか

 

・why now?:なぜ今対話するのか?

 

・why us?:なぜ私たちが対話するのか?

 

・what’s merit?:対話の先にどんなメリットがあるのか?

 

当事者であるテーマを選んだら、みんながグッと考えさせられる問い(driving question)を設定します。

<みんながグッと考えさせられる問いの条件>

 

問いを開く:はい/いいえで答えられないオープンクエスチョン

 

問いで解像度を上げる:映像が浮かぶくらい具体的に

 

問いと自己を関連させる:自分なりの答えが浮かぶか

 

さらに一歩踏み込んだ問いをつくるために、次のような切り口も考えてみましょう。

・定量的な要素を入れる

ここ3か月で~、~なことを1つだけ挙げてください。

 

・定性的な要素を入れる

想定外にうれしかったできごとは?

 

・仮定法を使う

もし仮に~だったらどうしますか?

 

・ジレンマを問う

時間をかけたいが早く結果もほしい場合、何から始めるか?(トレードオフを問う)

問いの表現1つで、参加者の意欲や頭に浮かべるものの方向性が変わってしまいます。

対話の目的に沿っていて、かつ、聞いた人が考えたくてたまらない問いになっているかチェックしましょう。

 

『話し合いの作法』には、対話のあとの議論の作法もくわしく紹介されています。

ぜひ読んでみてくださいね。

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参考記事:【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】12万冊以上の本が聞き放題で効率的に読書できる

『話し合いの作法』 の次に読むなら?おすすめの本3選

 

『話し合いの作法』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『問いかけの作法』

 

『問いかけの作法』では、質の高い問いかけでチームの魅力と才能を引き出すための本です。

 

メンバーのどういう行動に注意して観察し、どんな仮説を立てるのか?など、

ファシリテーターや研修講師だけでなく、チームリーダーをはじめ多くの人に参考になる内容です。

参考記事:『問いかけの作法』の要約:問いかけのサイクルモデルでチームのアイディアを引き出す

②『対話する力』

 

対話とは何か、対話を促進するファシリテーターとしての心構えがわかる本。

人と人をつなげるには、ファシリテーターの役割が重要です。

 

場づくりや問いづくりのヒントを知ることができます。

参考記事:『対話する力』の要約:ファシリテーションに大切なマインドセットがわかる

 

③『対話をデザインする』

 

どうやって対話を進めるか、意見がぶつかったときにどう対処すればよいか等のスキルではなく、何を対話するかの重要性がわかります。

 

自分に引き付けて考えること、自分なりのテーマを持つことが、自分を形作っていくという考え方が新鮮でした。

特に10代、20代の若者に読んでほしい本です。

参考記事:『対話をデザインする』の要約まとめ:対話を通して自分を見つける

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まとめ:わかりあえなさを楽しもう

・話し合いは他者との違いの理解を深める対話と未来を決める議論からなる

 

・対話は非日常の特異なコミュニケーション

 

・違う意見の存在を認めると自分の意見に他人の意見の見方が加わる

 

・ひそかに抱きしめてきた意見や価値観を、他者の目の前にそっと差し出す

 

・対等な立場で安心して自分の意見を言える場づくりが大切

 

・当事者性(自分に関係ある)のある魅力的な問いを設定する

話し合いの作法を学校で習い、早いうちから話し合いの実践を積み重ねれば、

他者を理解できる優しい社会になると思います。

 

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