ビットコインなどの仮想通貨投資を考えている人に向けて、
仮想通貨に向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
仮想通貨(主にビットコインとイーサリアム)に投資して1年間の経験から感じたことです。
「なんだか儲かりそう」、「少し増えればいいや」と思って参入する人には、
ちょっと立ち止まって考えてほしい。
逆に、仮想通貨投資の特徴を理解して始めるなら、悪くない投資先だと思います。
(あくまで自己責任ですが…)
ぜひ自分が仮想通貨投資に向いているかを確認してみてくださいね。
目次
仮想通貨に向いている人の特徴
仮想通貨に向いている人の特徴は次のとおりです。
・投資経験がある
・メンタルが安定している
・余剰資金がある
・英語が読める
・他人の意見に左右されない
・仮想通貨の思想に共感できる
・リスク許容度が高い
1つずつ詳しく紹介します。
投資経験がある
株式や外貨の投資経験があるほうが、仮想通貨投資に向いています。
今まで現金や預貯金しか保有したことがない人には、仮想通貨は刺激が強すぎるかもしれません。
暴落・急騰もしょっちゅうあるので、価格が変動することに対する心理的な耐性がある人のほうが向いています。
”投資デビューが仮想通貨”は勇気ある決断です。
無謀な挑戦にならないように、最悪なくなっても困らない少額から始めてください。
ビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨の中でも王道と言われるコインを選びましょう。
メンタルが安定している
仮想通貨は価格の変動(ボラティリティ)が大きいので、
価格のアップダウンに一喜一憂していては身が持ちません。
短期の変動は気にしないくらい、メンタルが安定している人が向いています。
仮想通貨の相場を見なくても安心して日常生活が送れるなら大丈夫です。
余剰資金がある
仮想通貨に限らず、投資は余剰資金で行います。
仮想通貨は換金するときに累進課税で高い税金がかかることに注意が必要です。
利益額によって最大45%の税金がかかります。
税金を考慮せずに他の通貨(たとえば円)に換金すると、「思ったより手元に残らない」なんてことも。
すぐに使うお金で仮想通貨を買うのはやめましょう。
長期的に運用できるお金がある人だけが、仮想通貨も投資先の1つになります。
英語が読める
仮想通貨の情報は英語が多いです。
ビットコインやイーサリアムのような主要なコインは日本語でも情報がたくさんありますが、どうしても二次情報・三次情報が多くなります。
情報元から遠くなるほど、信ぴょう性は薄いです。
名前も聞いたことがないような仮想通貨は、日本語情報だけ、特にどこの誰だかわからない人の情報を元に買うのは危険です。
ビットコインやイーサリアムを少額積み立てるだけなら、
英語の情報まで取りに行かなくても投資はできます。
ただ、英語が読めたほうが、得られる情報量が格段に増えます。
他人の意見に左右されない
自分なりの投資方針を持っている人は、仮想通貨投資に向いています。
逆に、買う・売るの判断を他人に依存している状態では他人の意見に振り回されてしまうでしょう。
仮想通貨が上がったり下がったりすると、twitterのトレンドになるくらい話題になります。
いろんな人がいろんな意見を言うので、情報の取捨選択が必要です。
仮想通貨の思想に共感できる
仮想通貨は分散型金融を利用しており、国家が通貨の価値をコントロールすることへの抵抗という思想があります。
また、国家が不安定で自国の通貨の価値を信用できない場合の防衛手段という側面もあります。
国外への送金手段としても仮想通貨は画期的な方法です。
世界には仮想通貨そのもののニーズが高い国や地域があります。
仮想通貨が実現する未来を良いと思える人・信じられる人は、
短期的な価格の変動が気にならないでしょう。
単に投資目的で買った株が下がるとただただ悲しいですが、好きな会社の株なら少し価格が下がってもすぐに手放そうとは思いませんよね。
リスク許容度が高い
仮想通貨はリスクが大きいです。
リスク=不確実性ですので、大きいから悪いということではありません。
ただ、人によってどの程度リスクを許容できるかは違います。
仮想通貨の価格が気になって、日常生活に支障をきたすようでは本末転倒です。
リスク許容度が大きい人なら、価格変動が大きい仮想通貨投資を楽しめるでしょう。
仮想通貨投資に向いていない人の特徴
仮想通貨投資に向いていない人の特徴は次のとおりです。
・生活防衛資金が貯まっていない
・リスク許容度が低い
・他人の意見や価格変動に影響されやすい
・金融に興味がない
1つずつ詳しく紹介します。
生活防衛資金が貯まっていない
生活防衛資金とは、当面の生活に困らないためのお金(現金・預貯金)です。
人によって金額は違いますが、一般的には生活費x3~6か月分と言われます。
安定した仕事をしていて毎月お給料が入ってくるなら、3か月分で十分でしょうし、
収入が不安定になりがちな個人事業主や変動制のお給料なら、生活防衛資金は多めに設定します。
仮想通貨は大きく価格が下がることがあるので、必ず使う予定のないお金で投資しましょう。
生活防衛資金がない人は、向いていない以前に仮想通貨投資をしてはいけません。
危険です。
他人の意見や価格変動に影響されやすい
仮想通貨投資に関して、いろいろな発信をしている人がいます。
お金を稼ぐ系は人の興味を引くので、twitterやYoutube、ブログなど情報は山ほど出てきます。
金融知識を教えてくれる真摯な発信者もいれば、中にはポジショントーク(自分に都合の良い発言)もあります。
他人の意見は参考程度に、信頼のおける情報源から情報を入手して最終的には自分で判断する姿勢が大切です。
価格が下がったら「やっぱり売ろうかな…買わなければよかった(泣)」
価格が上がったら「ちょっと贅沢しちゃおうかな♪」
・・・こんな感じの人は向いていないです。
金融に興味がない
仮想通貨投資の情報は、はっきり言って難しいです。
買うだけなら簡単ですが、用語や仕組みの理解、なぜ上がったのか下がったのかを考察するのに、労力がかかります。
金融や経済に興味がない、金融知識やブロックチェーンの仕組みを学ぶのが苦痛…という人は、仮想通貨投資は向いていないでしょう。
投資信託の積立などのように少額を積み立てるだけなら、そこまで深い知識は必要ないかもしれません。
投資する以上きちんと理解したい!という人は、金融への興味がないと情報収集が辛いです。
リスク許容度が低い
何度も繰り返しますが、仮想通貨投資はリスクが大きいです。
リスク許容度が低い人にはおすすめできません。
価格変動が気にならないくらいの少額で始めるか、もっと安定志向のインデックス投資信託の積立などのほうが向いているでしょう。
↓こんなにアップダウンがありますよ~
わたしも価格変動に一喜一憂してしまいました。
仮想通貨投資のはじめ方
わたしは仮想通貨投資に向いている!と思った人でも、まずは少額からはじめることをおすすめします。
「価格変動を気にしない」と頭ではわかっていても、実際にやってみるとやっぱり気になったり不安になったりするからです。
徐々に仮想通貨投資に慣れていくほうがストレスなく投資を続けられます。
まずは仮想通貨投資のための口座を開設します。
おすすめの仮想通貨取引所はコインチェックです。
取引高とアプリ利用者数がNo.1で、管理画面が初心者にも使いやすいのがポイント。
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参考記事:コインチェックの口座開設はかんたん3ステップ!仮想通貨投資をはじめよう
そして少額だけまず仮想通貨を買ってみましょう。
「仮想通貨投資に興味があるけどどうしようかな~」と考えているより、
買ってしまったほうが必死に情報収集するようになります(経験談)。
まとめ:仮想通貨投資を始めるなら少額から
仮想通貨投資に向いていない人の特徴に多く当てはまった人は、
インデックスファンドの積立投資など、リスクが低い投資のほうがおすすめです。
仮想通貨投資に向いている人でも、まずは少額からはじめましょう。
本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
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