『常識の1ミリ先を考える』はヒットする企画を考えるための着眼点がわかる本。
ベストセラーを生み出してきた編集者の著者が、本の企画の立て方を詳しくレクチャーしてくれます。
商品企画やイベント企画、情報発信など、人の心に刺さるアイデアや届け方のコツが学べます。
★『常識の1ミリ先を考える』の要約ポイント★
・企画力=他人が見えていないことが見える、気づけること
・時代の流れは正確に読めなくても準備して待ち構える
・潜在的ニーズを捉えて1秒で興味を引く
出版に興味がある人にもおすすめ!
この記事では『常識の1ミリ先を考える』の要約を紹介します。
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目次
要約①:企画力=他人が見えていないことが見える
企画力とは、他人が見えていないことが見える・気づけることです。
ほんの少しズラした着眼点=1ミリの差別化
タイトルの”常識の1ミリ先”とは、みんなが見えているもの(常識)から1ミリだけズラすという意味が込められています。
1ミリだけでなく、もっとズラしたほうが画期的なアイデアになりそう、と思いませんか?
しかし、”人は理解できないものを買わない”という原則があります。
何か買うときには、買った後に得られる効果や未来などへの期待を込めて買います。
ズラしすぎると理解できなくて期待がわきません。
著者が企画した本『なぜ社長のベンツは4ドアなのか?』で、1ミリずらす具体例が紹介されています。
『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』がベストセラー
→一般的な会計を身近な例でわかりやすく解説した本
一般的な会計を中小企業向けの会計にずらす
→『なぜ社長のベンツは4ドアなのか?』
他にも、外国人著者の本を同じテーマで日本人著者で企画する、
年代別やるべきことの本を”やるべきこと”と”してはいけないこと”を並べる形で企画する、
ニッチな業界の本をメジャーな業界にずらして企画する(洗脳→自己啓発)など、
1ミリずらす具体例がたくさん紹介されています。
自分でゼロからマーケットをつくるのは至難の業です。
誰も見つけていないブルーオーシャンには魚がいないかもしれません。
すでにヒットしているものを参考に、ずらすほうが確率は高くなります。
レッドオーシャンの中で切り口・着眼点を変えるほうが、失敗しにくいです。
要約②:時代の流れは準備して待ち構える
ヒットはタイミングが10割であり、トレンドが読めればヒットは作りやすいでしょう。
しかし、トレンドが読めないから難しいんですよね。
トレンドは読むことができませんが、準備して待ち構えることはできます。
なぜなら、人間の悩みは本質的に変わらないからです。
人間の根本的な悩みや関心事:人間関係、お金、健康、自己実現
(参考)HARMの法則は人間の悩みの9割をカバーすると言われています。
Health :健康、外見
Ambition:社会的な成功
Relation :人間関係
Money :お金
インターネットが普及して情報が溢れている中で、誰も知らない新しい情報はほとんどなく、新しい切り口があるだけです。
たとえば、コミュニケーションに関する本はたくさんありますが、言っていることは20年くらい前に発売された本と大して変わりません。
トレンドは定期的にやってくるので、トレンドが来たときに乗れる準備をしておくのが大切です。
要約③:潜在的ニーズを捉えて1秒で興味を引く
ほしいもの・必要なものを真正面から聞いても、本当に望んでいるものは答えに表れません。
なぜなら、本人も望んでいるものが言語化できていないからです。
目の前に提示されてはじめて、「こんなのがほしかった!」とわかります。
ヒットする企画やサービスは潜在的ニーズを捉えたものになっています。
潜在的ニーズを捉えるには、頭で考えてもわかりません。感じる力を鍛えることが必要です。
<感じる力を鍛える方法>
・初体験を取り入れる(行ったことがない場所、やったことがないこと等)
・定点観測(同じ曜日の同じ時間に同じ場所に行き、小さい変化に気づく)
いくら素晴らしい企画でも、興味を持ってもらう工夫が必要です。
読んでもらうから評価対象になるわけで、まずは目を留めてもらわなければ始まりません。
とにかく時間がなくて忙しい人が多いので、1秒で興味を引けること、パッと見た印象が勝負です。
・数字を入れる
・漢字/ひらがな/カタカナのバランス
・ギャップと疑問を利用(対比、なぜだろう?と思わせる)
・言い切る(~するな/~しなさい等)
ベストセラーのタイトルの特徴に当てはまりますね。
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『常識の1ミリ先を考える』の次に読むなら?
『常識の1ミリ先を考える』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『人を操る禁断の文章術』
『人を操る禁断の文章術』はメンタリストDaiGoさんの本。
セールスライティングのゴールは相手を動かすこと。
読者が興味を持つ要素がわかります。
参考記事:『人を操る禁断の文章術』の要約まとめ:心理学・メンタリズムを使った人を動かす文章とは
②『伝え方が9割』
人の心に響く強い言葉を作るヒントがわかる本。
ギャップをつくる、カラダの反応を描写して赤裸々にする、繰り返して印象を強めるなど、
誰でも使える簡単な方法が紹介されています。
参考記事:『伝え方が9割』を要約!強い言葉を作る5つの方法【センスではなく技術】
③『マーケターのように生きろ』
1ミリずらした差別化の方法や価値の伝え方がわかります。
相手の潜在的ニーズを理解して応える=マーケターのように生きるということです。
参考記事:『マーケターのように生きろ』の要約まとめ:相手からはじめる生き方をしよう
まとめ:1ミリずらして企画力を上げよう!
・企画力=他人が見えていないことが見える・気づけること
・理解できないものは買わない!1ミリだけズラす
・レッドオーシャンの中で切り口・着眼点を変える
・人間の悩みは本質的に変わらない
・潜在的ニーズを捉える感覚を磨く(初めての体験、定点観測)
・1秒で興味を持てるタイトル、見た目にこだわる
なぜその商品を手に取ったのかを言語化すれば、
潜在ニーズを捉える練習になりそうですね。
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