【要約まとめ】いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

【要約まとめ】いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

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『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』は、

仕事のアウトプットの質とスピードを上げるための段取りについて書かれた本です。

 

著者はくまモンなどを手掛けたクリエイティブ・ディレクターの水野学さん。

何十件も同時にプロジェクトを並行して進めているそうです。

段取りが大切になるわけですね!

★『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』のポイント★

 

・目的地はビジュアルで具体的に想像する

 

・型を決めて選択回数を減らす

 

・時間を基準にタスクを並べる

段取りと聞くと計画の実行段階を思い浮かべますが、

目的地のゴールから描くことが重要だとわかりました。

この記事では『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』の要約を紹介します。

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要約①:目的地はビジュアルで具体的に想像する

 

仕事の段取りは次の3ステップで進みます。

①目的地を決める

 

②目的地までの地図を描く

 

③目的地まで歩く

仕事の段取りを決めて進めるためには、まず目的地を決めます。

目的地をビジュアルでリアルに想像できることが大切です。

 

言葉だと人によって定義があいまいな場合があります。

ビジュアルは言葉よりも情報量が多く、チームで共有するにも便利です。

 

どうなったら成功なのか?を考えるうえで、売上や利益、販売数などを目標とするのは間違い。

それは結果であり、目標ではありません。

 

誰がどう喜んでなんと言っているかをイメージしましょう。

 

要約②:型を決めて選択回数を減らす

 

目的地までの地図を描くプロセスは、型を決めておくことで選択の回数を減らせます。

選択をすると意志力(ウィルパワー)を使ってしまいます。

なるべく選択回数を減らして、意志力は重大な決断に取っておきましょう。

いつも決まった服を着ていたスティーブジョブズの逸話が有名です。

 

仕事の流れは大まかに次のとおりです。

調べる⇒方向性を決める⇒具体的なプランをまとめる⇒仕上げる⇒完成

 

調べるときには、興味を持つ・わかったふりをしないこと。

基本情報は小冊子が書けるくらいインプットするそうです。

 

方向性を決めるときは、目的を表すわかりやすい言葉でコンセプトを作ります。

コンセプトは後に続く仕事の判断基準になるので、常にコンセプトに立ち返りましょう。

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要約③:時間を基準にタスクを並べる

 

目的地まで歩くときは、必ずしめきりをつくります。

著者は”しめきりが完成”という言葉を大切にしているそうです。

締め切りが完成であるならば、「一生懸命にがんばったけれど、できなかった」という言い訳も通用しなくなります。

たとえば「3月中に、新しい商品の企画案を3つ提出するように」と上司に言われたとして、3月31日になって「できなかった」というのはありえません。

3月31日の時点でできていた企画ーたとえそれが「なんかわからないけど、とにかくむちゃくちゃ売れる商品!」としか書かれていない子どもみたいなメモだけだったとしてもーそれが自分の仕事の「完成形」であり、自分の実力の「すべて」と判断されるということです。

精神的に軽い・重いなどを考慮すると、判断がぶれます。

所要時間としめきりを基準にタスクを並べ、段取り表をつくります。

 

段取りをつけるメリットは、頭の外に出すことで空白をつくりことができ、

アイディアが生まれやすくなることです。

 

未完了タスクやモヤモヤしたことが頭に残っていると、生産性が落ちます。

『段取りの教科書』の次に読むなら?おすすめ本3選

 

『段取りの教科書』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『神メンタル』

 

目標達成に向けたマインドセットがわかります。

 

達成したときの感情や周りの状況をありありと思い浮かべるビジュアライゼーションなど、

目的地を明確にする重要性と具体的なアクションが載っています。

参考記事:【要約】神メンタルで思い通りの人生を手に入れる方法!未来の自分で生きる

②『生産性』

 

生産性とはなにかから始まり、まず仮説を持つ・ポジションを取る等、

コンサルタントの仕事術がわかります。

 

まずアウトプットをイメージしてゴールまでの最短距離を考えましょう。

 

③『センスは知識からはじまる』

 

同じ著者、水野学さんの本。

 

センスは生まれ持ったものではなく、知識として学べるものであり、

数値化できない物事の良し悪しを判断できる能力です。

 

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まとめ:段取りが仕事の質とスピードを上げる

・目的地をリアルに想像してビジュアルで共有する

 

・目的地は売上や利益ではなく、誰がどう言って喜んでいるかをイメージする

 

・仕事の型を決めて選択の回数を減らし、意志力(ウィルパワー)を温存する

 

・対象に関心を持って情報収集にこだわる

 

・しめきりが完成:しめきり時点の完成度が今の自分の実力

 

・段取りで頭に空白をつくるとアイディアが生まれやすくなる

どんな仕事でも一定の型に落とし込めること、しめきりを決めることが参考になりました。

 

相鉄線のリニューアルなど、著者が関わった実際のプロジェクトの裏側も知ることができ、

クリエイティブ・ディレクターの仕事がのぞけます。

 

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