『1%の努力』は、最小の努力で最大限の効果を得るための思考法がわかる本。
著者は2ちゃんねるやニコニコ動画をつくったひろゆきさんです。
努力できる才能がある人と渡り合うには、
同じように努力するのではなく、努力すべきところを見極めるのが大切です。
いつも片手を空けておきましょう。
★『1%の努力』の要約ポイント★
・最小限の努力で最大の成果を得られる場所を選ぶ
-能力を評価する仕組みがあるか
-社会のニーズに合っているか
-人に選ばれる人になる
・チャンスをつかむために手を空けておく
-優先順位を決める
-努力やお金ですぐ解決しない
どこで努力するかを選ぶ大切さがわかりました。
この記事では『1%の努力』の要約まとめを紹介します。
『1%の努力』はAmazonAudibleの無料体験で読めます。
✅30日間の無料体験で何冊でも聴き放題!
✅月額1500円(ビジネス書1冊で元が取れる)
✅手が離せないときに耳から学習できる
目次
要約①:最小限の努力で最大の成果を得られる場所を選ぶ
最小限の努力で最大の成果を得られる場所にいるには次のことを意識しましょう。
・能力を評価する仕組みがあるか
・社会のニーズに合っているか
・人に選ばれる人になる
1つずつくわしく紹介します。
能力を評価する仕組みがあるか
いくら能力が高くても、能力を評価する仕組みがないところでは努力が報われません。
収益を上げる構造を持っている世界を選ばなければ、
能力を対価にお金を稼ぐことができないのです。
『1%の努力』ではマイナーなスポーツ、ペタンクの例が出てきます。
天才的なペタンクの選手だったとしても、
日本ではペタンク1本で食べていくことはできません。
でも野球やサッカーなら、プロ選手になって生活する選択肢があります。
だからペタンクに100%努力をするのはコスパが悪く、
別で生活の基盤を確保した上で趣味でペタンクをやるほうが良いです。
自分が努力しようと思っている領域に、ちゃんとお金が流れているか確認しましょう。
能力ではなく、どこにいるかで成果は大きく変わります。
ほどほどに努力するエンジニアのほうが給料は多い可能性が高いです。
社会のニーズに合っているか
社会のニーズに合っている場所では、努力のコスパが良くなります。
Googleで受付をしていた女性は、自社株で約1億5000万円を得たのだとか。
場所を見極める直観があったのかもしれません。
努力を神格化するのはやめましょう。
たまたまラッキーで資産を築けたことも、
成功者に成功の秘訣を聞いたとき、「素直にラッキーだった」という人は少数派です。
本当は運が良かっただけでも、努力のおかげになってしまうかもしれません。
人間は自分の行動を過大評価し、偶然を過小評価する傾向があります。
”努力すれば報われる”というのは真実ではなく、努力する場所次第です。
環境や遺伝子の影響は間違いなく存在し、なんでも努力で解決できるわけではありません。
それでも自分で変えられる部分を見極めて、そこで努力しましょう。
⇓どこまでが能力でどこまでが運かというテーマは『実力も運のうち』がおもしろかったです。
参考記事:【要約】実力も運のうちー能力主義は正義か?ー能力主義のデメリットとは?
人に選ばれる人になる
チャンスは人が運んでくることが多いです。
他人に選ばれる人になれば、チャンスを手にする可能性が増えます。
人が人を選ぶ理由は、おもしろさ・ユニークさです。
ユニークな人になるには、次のようなことに取り組みます。
・特殊なポジションに手を挙げる(生徒会長など1人しかいないような役割)
・知らないこと、新しいことにお金を払って体験する
・逆張りして常識と違う意見を言う など
要約②:チャンスをつかむために手を空けておく
努力のコスパがよいところに身を置き、チャンスが来たらすぐつかめる状態にしておきます。
”チャンスの神さまは前髪しかない”=すぐつかまないと逃してしまいます。
チャンスをつかむために片手を空けておく、つまり余裕を持っておきます。
そのためには次の2点を意識しましょう。
・優先順位を決める
・努力やお金ですぐ解決しない
1つずつ紹介します。
優先順位を決める
優先順位を決めて、大切なことから取り組みます。
『7つの習慣』でも有名な”壺の石理論”が紹介されていました。
壺に石を入れる⇒「これで満杯か?」
さらに壺に砂を入れる⇒「これで満杯か?」
最後に壺に水を入れる
教訓:大きな石は最初に入れないと、その後2度と入れるチャンスはない。
優先順位を決める1つの方針として、修復可能か?不可逆的か?という視点があります。
あとから取り返せる(可逆的)なら優先順位は低く、
そのときしかできない・あとから回復できないなら優先順位は高くする考え方です。
女性なら出産もタイムリミットがあります。
努力やお金ですぐ解決しない
片手を空けておくために大事なのが、努力やお金ですぐ解決しないこと。
その代わりに、なんとかできないか自分の頭で考えます。
「がんばればなんとかなる」、「時間と体力でなんとか乗り切る」、「お金で解決する」
というのは現状を疑わずに思考停止に陥ります。
1%のひらめきがなければ努力はムダになります。
やみくもに努力する前に、
努力すべきところなのか?努力を最小限にできないか?を考える習慣が大切です。
『1%の努力』を無料で読む方法
『1%の努力』は耳で聴けるオーディオブックがあります。
Amazon Audibleの無料体験を活用すれば無料で読むことができます。
いつでも解約が可能です。無料体験中に解約すればコストはかかりません。
⇓⇓登録手順や解約手順はこちら!
【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】課金前に解約しても1冊無料でもらえる!
『1%の努力』の次に読むなら?おすすめ本3選
『1%の努力』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『エッセンシャル思考』
努力するところを見極めるのは、まさにエッセンシャル思考です。
”大きなイエス以外はすべてNO”というスタンスで、1番大切なことに集中します。
愛読書に掲げる経営者も多いので、ぜひ読んでみてくださいね!
参考記事:エッセンシャル思考を要約まとめ!デメリットや実践の注意点はある?
②『メモの魔力』
どこで努力するか、ユニークな人になるかを決めるには、自分を理解する必要があります。
自分は何が好きで、どんなことなら努力を努力と思わずにずっとやっていられるのか。
そのためにメモで自分と対話・内省するのが効果的です。
参考記事:『メモの魔力』の要約:知的生産としてのメモで抽象化能力を鍛える
③『実力も運のうち』
努力はみなが思っているほど重要ではない、
生まれた場所や時代、遺伝子の影響を過小評価する弊害がわかります。
運がよくて成功した人でも「自分が努力したからだ」と言いがちで、
努力神話が広まれば広まるほど、恵まれない人たちが自己責任論で追い込まれます。
現代の日本に生まれたことに謙虚に感謝できます。
参考記事:【要約】実力も運のうちー能力主義は正義か?ー能力主義のデメリットとは?
まとめ:努力する前に努力のコスパを考える
・最小の努力で最大限の成果を出すには努力する場所を見極める
・能力を評価する仕組みがあるところで努力する
・努力を神格化しない。環境や遺伝子の影響はたしかにある。
・ユニークさで人から選ばれる人になる
・チャンスをつかむために片手を空けておく
・大きな石(重要なこと)から予定を入れる
・努力やお金で解決する前に自分の頭で考える
努力する場所の大切さがわかる本でした。
チャンスが来たときに飛びつける余裕があるか、
を振り返ってみましょう!
★今回紹介した本★
★読書好きな人におすすめのサービス★
・Amazon Kindle Unlimitedで電子書籍を無料体験
・Amazon Audibleで聴く読書を無料体験
電子書籍で多読したい!人にはAmazon Kindle Unlimited!
定価より安くてコスパがいいです。
時間がないけど読書したい人にはAmazon Audible!
手が離せないときにも耳で読書できます。
無料体験後はいつでも解約可能です!
⇓⇓登録手順や解約手順はこちら!
【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】課金前に解約しても1冊無料でもらえる!
★さくっとインプットしたいなら本の要約サービスflier(フライヤー)★
読み放題のゴールドプランが7日間無料で試せます。
参考記事:本の要約サービスflier(フライヤー)の料金プランはどれがおすすめ?【お得に試せる】
本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
自分を信じて行動が続けられる方法:コーチングを受けてみませんか?