せどりでは、仕入れた商品を出品するときに検品します。
新品を扱う場合は未開封なので検品も簡単ですが、
中古本のせどりは検品の結果次第で売値も変わります。
この記事では、
中古本せどりの検品の大切さ
チェックする項目と特に注意する点(付属品と書き込み)
について説明します。
こんな人におすすめ!
- 本せどりを始めてみたい人
- 検品でダメージを見逃してしまうことが多い人
音声で聞きたい方はYoutubeでどうぞ!
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目次
中古本せどりにおける検品の大切さ
本せどりで検品が大切なのは、クレーム防止と差別化になるから。
薄利多売に陥らないように差別化するのは継続するために必要です。
検品でクレーム防止
実物が確認できないネットでの物販、特に状態が物によって異なる中古品は、
クレームがつきものです。
クレームは減らすことはできても、ゼロにはなりません。
クレームをもらうと出品者の評価が下がり、売れにくくなります。
商品の状態を正しく伝えるために、しっかりと検品することが重要です。
↓クレーム対応についてはこちら!

検品で差別化すれば高く早く売れる
状態が良いほうが高く売れるのは当然です。
同レベルの状態でも、
しっかり検品してコンディション説明文を書いているほうが選ばれやすいです。
状態によって高く売れることを知ると、
必ずしも最安値で出品しなくて良いとわかります。
特にコレクション性のある商品は状態による差別化がしやすいです。
状態を気にする人が多いのはどちらでしょうか。
Bのほうが美品を求める人が多いでしょう。
Aは読めればよいという人が多そうです。
つまり、
Aの本はきれいでも最安値付近で売る、
Bの本は同じコンディションのライバルを目安にする(可の最安値は見ない)
と価格設定を調整して利益を多く取ることができます。
せどりの状態抜きとは?
状態抜きとは、状態の違いで利益を出すことです。
最安値が安くても、きれいな状態の商品ニーズが高い商品を見つけて、
良いコンディションを高値で売っていきます。
状態抜きができない人は最安値ばかり見ているので、
価格競争に巻き込まれたり利益商品を見逃してしまいます。
最初は最安値で出品して成功体験・売れる感覚をつかむのもアリですが、
慣れてきたら状態抜きにチャレンジしましょう。
せどり検品時のチェックリスト
検品で見逃してしまうことが多い人やまだ検品の経験が浅い人は、
チェックリストを活用しましょう。
いつも同じ項目をもれなくチェックできるので、
検品の精度を上げることができます。
↓本の具体的なダメージとコンディションごとの判断基準は
こちらを参考にしてください。

【本の検品チェックリスト】
たくさんチェック項目がありますが、 特に検品で見逃してはいけないポイントを2つ紹介します。 付属品の欠品と書き込みは見逃すとクレームの可能性大ですので、 しっかり確認しましょう。 付属品が付いている本は、付属品目当てで購入する人もいるので注意が必要です。 付属品の欠品を見逃さないコツを紹介します。 付属品が多いジャンルでは、付属品が完備されているかを丁寧に確認します。 【付属品が多いジャンル】 語学 発音やリスニングの本は付属のCDがないと意味がない。 最近は音声ダウンロードができる(=CDはついていない)ものも増えてきた。 ダンス・スポーツ DVDが付いていることが多い。 DVDがメインなので、本だけコンディション可で出してもなかなか売れない。 雑誌(芸能関係や趣味系) ポスター、クリアファイル等いろいろな付録がある。 ライバル出品者は付属品なしの状態が多いため、 逆に言えば、付属品完備で仕入れられると高利益が出せる可能性が高い。 楽譜・音楽雑誌 別冊で楽譜がついていたり、演奏CDが付いていたりする。 付属品がついている場合は、たいてい表紙に付属品の内容が書いてあります。 【付属品の記載の例】 CD2枚付き 付録:〇〇特製ポスター 別冊ガイドつき 等・・・ このような記載を見て、付属品が足りているか確認しましょう。 付属品つきの本は分厚くなりがちです。 女性誌の雑誌の付録なんか、雑誌のほうがおまけみたいですよね。 自分の選ぶ配送方法の規定内に厚さが収まるかどうか、 よく確認しましょう。 サイズのせいで送料が高くなれば、 想定した利益が取れなくなります。 本の書き込みがある場合は、 必ずコンディションを可にしてコンディション説明文に記載しましょう。 本当は1ページ1ページめくるのが良いのですが、 そんな時間はかけられませんよね。 効率的に書き込みを見つけるコツを覚えておきましょう。 書き込みが多いジャンルの本は、いつもより丁寧に検品します。 学習参考書・資格本: 特に語学系は書き込みが多い 大学の教科書: みな同じ本を持っているので記名する。 レポートの提出日や課題のメモが多い。 医学書: 書き込みやアンダーラインが多い。 パッと見はきれいでも、側面に蔵書印が押してあるものも。 書き込みが多い場所を知る 全体はパラパラと検品して、 書き込みが多い場所だけしっかり検品すると効率が上がります。 本の冒頭部分: 読み始めはモチベーションが高かったけど、だんだん流し読みに・・・ という経験はありませんか? 中古本では「はじめに…」の部分と最初の章に書き込みがよく見つかります。 余白ページ: 最初と最後に白紙のページ(中表紙)がある場合、 そこにメモ書きや記名をしている人(特に学生)が多いです。 チェックリストやワークシート: 本の内容に自分でチェックする部分や自分で考えて書き込むページがある場合、 その部分は書き込み率が高いです。 (タイプ別診断、自己分析させるワークシートなど) 心理学や意識高い系のビジネス書に多いです。 書き込みがある本を仕入れるかどうかの判断については、 こちらの記事でもくわしく紹介しています。 出品のときだけでなく、仕入れ前にも簡単に店頭で検品します。 なぜなら、出品のときにダメージに気づいても気軽に返品できないからです。 レシートを持っていけば返品できるのですが、 これからも行く(かもしれない)店舗なのでわたしはやっていません。 店頭なので、書き込みの有無をパラパラ見る、付属品を確認する程度ですが、 無駄な仕入れを防ぐことができます。 検品のついでに簡単なクリーニングもやってしまいましょう。 売れた後の梱包のときにも簡単に確認はしますが、 検品のときにやっておくと楽です。 売れるタイミングはコントロールできないので、 仕事や家事がすごく忙しいときにたくさん発送があるとクリーニングが疎かになります。 クリーニングといっても、わたしはウェットティッシュで軽く拭くだけです。 本はあまりメンテナンスしようがない商品なので、 ウェットティッシュで拭くだけで十分だと考えています。 ※クリーニングされていない!とクレームが来たことはありません。 紙についた汚れは頑張っても落とせないし、書き込みは消せないので、 その代わり、しっかりコンディション説明文を書くことを意識しています。 わたしは消しません。 消しても”書き込みなし”の状態にはならないし、 消す時間がもったいないからです。 コンディション説明文に鉛筆の書き込みがあることを書いて、 消すかどうかは購入者の方におまかせします。 もちろん、コンディション可で出しましょう。 どんなにしっかり検品しても、 人間ですから見逃すことはあります。 「見逃してしまったらどうしよう」という不安が強い人は、 コンディション説明文で保険をかけておきましょう。 【保険の例】 書いておいてもクレームが来る可能性はありますが、 心理的に楽になるかもしれません。 クレームが来たら、すぐ謝って返金。
中古本の検品方法(付属品、書き込み)
要確認ポイント1:付属品の欠品
付属品が多いジャンルを知る
表紙をよく見る
要確認ポイント2:書き込み
書き込みが多いジャンルを知る
本せどりで書き込みがあったら仕入れる?売れる?仕入れ判断のポイント!
仕入れ時に簡単な検品をする
検品のついでに簡単なクリーニングをする
中古本のクリーニング
検品が不安なら、コンディション説明文で保険をかける
それでもクレーム率は0.2%くらいなので心配しすぎないことです。
↓コンディション説明文の詳しい書き方はこちらを参考にしてください。

本せどりの検品は他ジャンルに比べて楽
ここまでで、
「中古本のせどりって検品が面倒そうだな・・・」
と感じた人へ。
確かに面倒なので、あたりです。
ただ、他のジャンルに比べて本せどりの検品はまだ楽なほうです。
【他ジャンルの検品例】
家電 :付属品の確認(説明書、アタッチメント、リモコンなどの動作確認)
アパレル :シミ、ほつれ、サイズ、素材、付属品(ベルトや飾り等)の確認
※ブランドものなら真贋も確認
フィギュア:傷、外箱の状態、付属品の確認(状態に敏感な人が多い)
CD・DVD :盤面の傷、特典や付属品の確認
検品が面倒でどうしてもやりたくない!という人は、
新品せどりのほうが向いているかもしれません。
(初期資金が数万円~数十万円かかるのが難点)
中古品は検品がついて回ります。
自分の性格も考慮して、自分に合ったジャンルを選択してみてくださいね。
まとめ:中古本の検品はしっかりやろう!
・検品はクレーム防止&他者との差別化
・状態抜きで利益を増やす
・チェックリストで検品の精度を上げる
・付属品の欠品と書き込みは要注意!
・仕入れ時に簡単な検品をする
・検品のついでに簡単なクリーニングをする
・心配性ならコンディション説明文で検品の見逃しの保険をかける
本は単価が安いので、丁寧な検品は難しいです。
ポイントを押さえて効率的に検品し、わずかな見逃しなら仕方ないと割り切ることも必要。
クレームを恐れてせどりが始められない人もいますが、
実際やってみると年に数件あるかないかです。
検品の大切さを理解して真面目にやっていれば、
全然クレームは来ないですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたの人生に良い変化をもたらしますように…
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