お金を使うことに罪悪感を感じることはありませんか。
どうしてお金を使うことに罪悪感を覚えてしまうのか。
本や実体験から3つの原因と解決策にたどり着きました。
【お金を使うことに罪悪感を感じてしまう原因】
・計画していない出費
・お金に苦労した過去
・お金が減ることへの恐怖
【お金を使う罪悪感を減らす方法】
・リターンが見込めるものに使う
・使う金額をあらかじめ決める
・自分で稼ぐ
お金を使うことに罪悪感を感じてしまうのは、
お金を気持ちよく使えない=お金の使い方が下手ということですよね。
貯金が減ることを怖いと感じる性格でした。
10代の頃は確かに貧乏でしたが、
20代で働き始めてからもなぜか貯金に燃えていた…
この記事ではお金を使うことに罪悪感を覚える原因と対策を紹介します。
★参考にした本★
目次
お金を使うことに罪悪感がある3つの原因
お金を使うのに罪悪感を感じる原因を1つずつ紹介します。
全てに当てはまる人もいるかもしれませんし、どれか1つが強い人もいるかもしれません。
何か改善したい時は、
まずその原因となっていることを客観的に見つめることが大切です。
どのくらい当てはまるか考えてみてくださいね。
原因1:計画していない出費
計画していない出費は罪悪感を感じやすいです。
あらかじめ必要になるものは見越して計画を立てているため、
お金を使っても無駄遣いや不要な出費には感じません。
ただ衝動的に買ってしまったり、急遽必要に迫られて買ったりした場合は、
罪悪感を感じやすいです。
例:罪悪感があるお金の使い方
・買うつもりはなかったのにふと目に留まって買ってしまった洋服
・予定に間に合わせるため子供の機嫌取りで買ったコンビニのお菓子
私の実体験では、
天気予報を見忘れてビニール傘を買わなければいけなくなった時に罪悪感を感じます。
どうして折りたたみの傘を持って行かなかったのか、
ちゃんと天気予報を見なかったのかと自分を責めがちです。
とても悲しいですよね。
原因2:お金に苦労した過去
お金がなくて食費を切り詰めた経験や借金で苦労した経験など、
お金に苦労した経験があると金銭的に余裕があったとしても
お金を使うことに罪悪感を覚えがちです。
学費を滞納したり、食べ物もあまりなかったりしました。
必要以上にお金をありがたがって、
お金を大切にしすぎてしまう傾向があります。
生活防衛資金として、何かあった時に備えておくのは大切ですが、
「じゃあいくらあったら不安がなくなるか?」と聞かれたら
明確に答えられません。
過去の貧乏な経験にとらわれていると、結局いくらあっても安心するのが難しいです。
これは私もまだまだその傾向があるのでよくわかります。
質素倹約で固定費が少ないのは美徳ですが、
行き過ぎると人生を楽しめない・お金の使い方が下手になってしまいます。
原因3:お金が減ることへの恐怖
貧乏な人も金持ちの人でも、
1回増やしたものを減らすというのはものすごくストレスがかかります。
もう定年退職していて、貯金を取り崩しながら余裕を持て生活できる人でも、
残高が減っていくのは耐えられなくて使えないという人も多いのだとか。
資産が1億円ある人でもまだ足りない、上には上がいると思うらしいです。
1度積み上げた数字が崩れるのが嫌という気持ちは、庶民の私でも分かります。
次に罪悪感を感じなくなる3つの対策を紹介します。
お金を使うことに罪悪感を感じるときの3つの対策
ずっとお金を使うことに罪悪感を感じていると、
お金を有効活用できないしお金の使い方が下手なまま人生終わってしまいますよね。
使うときは気持ちよく使いたい人はぜひ試してみてくださいね。
対策1:リターンが見込めるものに使う
リターンが見込めるものにお金を使うのは投資です。
無駄遣いにはならないので罪悪感が感じにくいですよね。
お金の使い方は消費・浪費・投資の3つあると言われています。
罪悪感を感じるのは浪費の部分ですよね。
浪費ではなく投資に使えば、
罪悪感も感じず人生の満足度も上がるのではないでしょうか。
投資というとお金を増やしてくれるようなお金の使い方、
例えば金融投資などが思い浮かびます。
ただリターンとはお金に限らず、
人生の幸福度が上がるものや楽しい思い出が残るものなども広く投資と考えられます。
書籍『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』によると、
今しかできない体験にお金を使うのが良いそうです。
なぜなら体験や思い出はずっと色褪せずに満足度が続くからです。
さらに若いほうがお金から価値を引き出せる能力が高いのだとか。
たとえば10代で海外旅行をした経験と60代で海外旅行経験した経験だったら、
その経験が人生に与える影響や思い出話を楽しめる期間も違います。
同じ100万円でも、20歳でもらうのと70歳でもらうのでは、
使い道の選択肢が天と地ほど違いますよね。
レミニセンス・バンプとは、
自分のことを思い出そうとするときは10~30代のことが多い傾向のこと。
レミニセンスは記憶や思い出、バンプはこぶや隆起を意味する言葉です。
死ぬ間際に「楽しかったなぁ」と思い出すのは10~30代ぐらいまでの記憶が多いので、30代が終わるまでに素敵な思い出をたくさん作りたいものですね。
対策2:使う金額をあらかじめ決める
たとえば、月に1万円までは好きに使ってもいいと決めてみましょう。
あらかじめ予算として組み込んでおくことで罪悪感が減ります。
たとえ金額が小さくても自分で自由に使えるお金の枠があるのは、
ワクワクしますよね。
人間は自己決定権が与えられている、
自分には選択肢があると思えると幸福を感じるそうです。
一人のランチをちょっと豪華にすることが多いです。
「何に使おうかなあ」と考えている時間も楽しめるので
ぜひ試してみてくださいね。
対策3:自分で稼ぐ金額を増やす
自分の稼ぐ金額が大きくなれば、相対的に罪悪感を感じない金額も大きくなります。
小学生の時、500円の出費はとても大きかったですよね。
雑誌1冊、お菓子1つ買うにも悩んでいた記憶があります。
500円の出費はカフェ代1回分、大したことないと感じませんか?
稼ぐ金額が大きくなれば、相対的にお金を使う罪悪感は減ります。
私は副業を始めて給料以外でお金を稼げるようになってから、
お金を使う罪悪感が減りました。
月1万円くらいは自己投資に使ってもいいと思えました。
(それでも少ないかもしれませんが・・・)
まとめ:お金を使う罪悪感を減らそう!
・お金を使うことに罪悪感を感じてしまう原因
‐予期しない出費/お金に苦労した過去/お金が減ることへの恐怖
・お金を使う罪悪感を減らす方法
‐リターンが見込めるものに使う/使う金額をあらかじめ決める/自分で稼ぐ
・お金を使うと罪悪感がある=お金の使い方が下手
・お金から価値を引き出せるうちに使おう
お金は稼ぐ・貯めるだけのものではなく、
上手にお金から価値を引き出してこそ意味があります。
稼ぐ方も上手くなりたいですが、使う方も同じくらい上手くなりたいですね。
お金に対する考え方が変わる本でした。
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
補足:『DIE WITH ZERO』を無料で読む方法
『DIE WITH ZERO』は耳で聴けるオーディオブックがあります。
Amazon Audibleの無料体験を活用すれば1冊無料で読むことができます。
いつでも解約が可能で、
解約後も無料体験でもらったオーディオブックは聴き続けられますよ。
オーディオブックは3000円するので、
無料の1冊に選ぶとコスパが良いです。
⇓⇓登録手順や解約手順はこちら!
【Amazon Audibleの無料体験はかんたん】課金前に解約しても1冊無料でもらえる!
本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
自分を信じて行動が続けられる方法:コーチングを受けてみませんか?