『心配事の9割は起こらない』はムダなものをそぎ落としてシンプルに生きる方法がわかる本。
禅僧の著者が、禅の言葉を紹介しながら、心配事など心を縛るものを手放すヒントを教えてくれます。
★ 『心配事の9割は起こらない』 の要約ポイント★
・心を縛るものはすべて妄想
・あるがままに受け取る
・あたりまえに感謝する
この記事では 『心配事の9割は起こらない』 の要約を紹介します。
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目次
要約①:心を縛るものはすべて妄想
心配や不安、嫉妬など、心を縛るものはすべて妄想です。
その根源にあるのは対立で捉える考え方であり、勝ー負/貧ー富/損ー得/生ー死などのものさしで物事を見ていると心を縛るものが生まれます。
禅はどんなものも、どんな人も、他とは比べようがない「絶対」の存在と教えます。
勝負の勝ち負けに意味はありません。自分が精一杯やったと納得できることが重要で、結果はときどきにそれぞれの風が吹いているだけ。そう考えれば心が軽くなります。
他人の価値観に縛られない自分のものさしがあれば、心が揺れなくなります。自分のものさしを持つためには実践が重要です。禅でも実践を重視します。
実践する中で経験を積み重ねて、体でわかる、つまり、「体感」することで、自分にとって正しい判断ができて、もちろん、行動もついてくるのです。知識だけでは「ものさし」を持つことはできないのです。
禅には喜捨(きしゃ:喜んで捨てる)という言葉があり、お賽銭をこのように呼ぶそうです。ひとつ捨てることは執着からひとつ離れること。執着は心を曇らせるので、捨てて身軽になるのはうれしいことになります。
要約②:あるがままに受け取る
禅的な生き方はいまここを大切にします。
過去の栄光にいつまでもこだわるのは、今の生き方に対する自信のなさの表れです。
いまここで、精いっぱい生きていれば、あとはあるがままに受け取ります。
松下幸之助さんの言葉が引用されていました。
「逆境もよし、順境もよし、要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」
自分でなんでもコントロールできるというのは思い上がりで、明日突然死ぬ可能性もあります。どうにもならないことに心を砕いても、事態は変わらないし、無力感やイライラが募るばかりです。
流れに抗うのは無意味であり、流れに身を任せるようにします。流れに身を任せるというと主体性がない感じがしますが、流れを見定めて主体的に身を任せることを選択するようなイメージです。
流れに任せるというのは、ただ流されるままになることとは違います。流れの方向を見定め、速さも読みきって、そのうえで、むやみに流れに逆らわず、みずから、すなわち”確固たる自分”として流れとともにゆく。任せるとはそういうことだと思います。
大事なのはいまここで何ができるか、どうにかなることに意識を向けて取り組むことです。
素直に生きていたら、よい境遇もないのです。そこにはただ、一生懸命に生きる「場所」があるだけです。
要約③:あたりまえに感謝する
禅に本来無一物という言葉があります。
本来無一物:
人間は本来、なにひとつ持たずに生まれてきた。失っても元に戻っただけ。
なにひとつ持っていないのがスタートなら、今あたりまえに持っているもの・できていることがとてもありがたく感じませんか。
「いま」「ここ」にある「あたりまえ」のことにどれほど自分が支えられているか、あるいは、癒されたり、励まされたり、勇気づけられたりしているかー。そのことに気づいてください。すると、心は大きく変わります。
「おかげさま」という言葉は、もとはご先祖様を指しているそうです。わたしがここにいるのはご先祖様のおかげであり、ご先祖様を10代さかのぼったら約1000人、20代さかのぼったら約100万人います。
1人1人の存在がもはや奇跡で、人と人が出会うのは縁が働いています。
人とのつながりで意識することは次のとおりです。
・自分がされていやなことをしない
・人からされてうれしかったことやありがたかったことを積極的にする
感謝しながら自分の日々の実践に集中することで、心を軽くしてシンプルに生きられるでしょう。
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『心配事の9割は起こらない』 の次に読むなら?おすすめの本3選
『心配事の9割は起こらない』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『反応しない練習』
『反応しない練習』は、不安、嫉妬、悩みなどネガティブな感情の仏教的対処法を教えてくれます。
自分の心をどう見つめればよいかがわかり、すっきりする本です。
参考記事:『反応しない練習』の要約まとめ:悩みの原因は心の反応である【ブッダの合理的解決策】
②『ぜんぶ、すてれば』
伝説の経営者と言われる中野善壽(なかのよしひさ)さんの生き方がわかる本。
家や車、時計は持たず、お金も生活に必要な分以外すべて寄付。何も持たない、過去や所有物にとらわれない生き方をされています。
自由に・いまここに生きる、身軽に生きることの大切さを感じます。
参考記事:『ぜんぶ、すてれば』の要約まとめ:今日がすべて、今ここを生きる
③『「感謝」の心理学』
感謝日記で感謝を記録することで、幸せで充実した人生を送れるような世界の見方になっていきます。
感謝する性質を高めるコツや感謝の日記を継続するポイントなど、人生に感謝の習慣を取り入れるためのヒントがたくさん載っていました。
参考記事:『「感謝」の心理学』の要約まとめ:感謝を持続的に生み出すには記録しよう
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