『「レジリエンス」の鍛え方』は、困難や逆境からの回復力(レジリエンス)を鍛える実践的な方法がわかる本です。
優秀なビジネスマンが長く成果を上げ続けるために、レジリエンスが必要だといわれています。
ネガティブな感情をどう断ち切り、日頃からどうレジリエンスを鍛えておくか
が7つの方法にまとめられています。
★レジリエンスの鍛え方:7つの方法★
①ネガティブ感情の悪循環から脱出する
②役に立たない「思いこみ」をてなずける
③「やればできる!」という自信を科学的に身につける
④自分の「強み」を活かす
⑤こころの支えとなる「サポーター」をつくる
⑥「感謝」のポジティブ感情を高める
⑦痛い経験から意味を学ぶ
嫌なことがあるとズルズル引きずってしまう人に特におすすめです。
この記事では『「レジリエンス」の鍛え方』の要約まとめを紹介します。
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目次
『「レジリエンス」の鍛え方』の要約
『「レジリエンス」の鍛え方』の要約ポイントは次のとおりです。
★『「レジリエンス」の鍛え方』の要約ポイント★
・ネガティブ感情を反芻せずに区切りをつける
・日頃からレジリエンスマッスルを鍛える
・経験から教訓を引き出すリフレクション(内省)が重要
1つずつくわしく紹介します。
要約①:ネガティブ感情を反芻せずに区切りをつける
まずネガティブ感情を感じたら、その感情を抑え込まずに感じ取ります。
【ネガティブ感情の対処法】
〇:ネガティブな感情を受け止めてなるべく早くセルフケアする
✖:心の中でずっとモヤモヤ思い出して反芻する
セルフケアは有酸素運動、音楽、呼吸、感情を書き出すなどがおすすめされています。
特に運動は健康にも良いのでおすすめです。
また、ネガティブ感情をそもそも抱かないようにするために、
ネガティブ感情のオートパイロット(自動操縦)を停止します。
ネガティブな体験が起きたときに、ネガティブな感情を抱くかどうかは本人の選択次第です。
出来事はコントロールできませんが、どう感じるかは自分でコントロールできます。
”刺激と反応の間にはスペースがある”という理論です。
出来事に対してどのような解釈を与えるかは自分が決めます。
よく使ってしまう思いこみがあるなら、名前をつけて客観視してみましょう。
本の中では、”正義”、”批判”、”負け犬”などの思いこみを犬の姿にしてなだめる方法が紹介されていました。
困った感情や問題に名前をつけて自分から切り離すことを問題の外在化と言います。
自分と切り離して観察対象にすることで、自分の気持ちをメタ認知することができます。
メタ認知:自分を俯瞰して客観的に眺めること
要約②:日頃からレジリエンスマッスルを鍛える
困難な状況から回復するには、立ち上がる筋力が必要です。
筋トレと同じように、レジリエンスに必要な筋肉を日頃から鍛えておきましょう。
レジリエンスに必要なレジリエンスマッスルは次のようなものがあります。
・自己効力感
・自分の強みを発揮する経験や実感
・支えてくれる家族や友人などのサポーター
・感謝のポジティブ感情
特に自分の強みを把握していない人が多く、弱みにばかり目が行きがちです。
弱みを克服しても平均レベルにしかなりません。
弱みがかすむくらいに強みをどんどん伸ばすほうがレジリエンスも鍛えられ、
魅力的な人材になるのです。
弱みではなく強みに焦点を当てることが、その人の最高のポテンシャルを発揮させる近道です。
強みはなかなか自分ではわからないので、他者からコーチングを受けるか診断を受けてみましょう。
診断ツールはVIA-IS、ストレングスファインダーがおすすめされていました。
ストレングスファインダーは本を購入すると診断できるコードがついてきます。
ちなみに、わたしがVIA-ISをやってみたらこんな結果が出ました。
24項目の強みがランキングで表示されます。
要約③:経験から教訓を引き出すリフレクション(内省)が重要
辛い経験を内面的な成長に変えるために、リフレクション(内省)が欠かせません。
リフレクション(内省):自分の行動や気持ちを振り返ること
修羅場や落ち込む経験は見方によっては成長のチャンスです。
そこから立ち上がったストーリーを語ることで、
自分のレジリエンス力が上がり、また辛い経験があっても立ち上がる自信になります。
ポイントは被害者ではなく、再起を果たした者として物語を語ること。
回復したきっかけや回復のためにした行動を盛り込みましょう。
リフレクション(内省)の重要性は『リフレクション 内省の技術』もおすすめです。
参考記事:『リフレクション 内省の技術』の要約:経験から学びを得るために自己理解を深めよう
『「レジリエンス」の鍛え方』を無料で読む方法
『「レジリエンス」の鍛え方』は耳で聴けるオーディオブックがあります。
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『「レジリエンス」の鍛え方』の次に読むなら?おすすめ本3選
『「レジリエンス」の鍛え方』とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『反応しない練習』
『反応しない練習』は、不安、嫉妬、悩みなどネガティブな感情の仏教的対処法を教えてくれます。
自分の心をどう見つめればよいかがわかり、すっきりする本です。
参考記事:『反応しない練習』の要約まとめ:悩みの原因は心の反応である【ブッダの合理的解決策】
②『セルフトークマネジメント入門』
セルフトークとは感情や行動を支配するひとり言のこと。
怒りに支配されているときは、ネガティブなセルフトークが頭にかけめぐっていませんか?
ネガティブなセルフトークを断ち切って、ポジティブに置き換える方法がわかります。
参考記事:セルフトークとは何か&活用方法がわかる!『セルフトークマネジメント入門』の要約まとめ
③『幸せになる勇気』
哲人と青年の対話から、アドラー心理学の実践でぶつかる壁がわかる本です。
「どんな人間関係も尊敬から始まる」という価値観のもと、
人間関係、自分と他者との関わりについて理解できます。
参考記事:『幸せになる勇気』の要約まとめ:人間関係は無条件の尊敬から始める
まとめ:レジリエンスはこれからの必須スキル
・レジリエンスは困難や逆境から立ち直るための回復力
・長く活躍するビジネスマンにはレジリエンス力が高い
・ネガティブな感情はフタをせずになるべく早くセルフケア
・刺激と反応の間にはスペースがあり、反応は自分で選べる
・レジリエンスマッスルを日頃から鍛える(自己効力感、サポーター、感謝など)
・自分の強みを活かしている実感がレジリエンスを鍛える
・リフレクション(内省)で辛い経験も学びに変わる
人生は順調なときばかりではないので、
自分の感情を自分で立て直せるスキルは必須ですね。
自分の思考のクセや強みを客観的に把握することで、
こうすれば立ち直れる!という自信になります。
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