『0秒思考』の要約とやり方:メモ書きに思考を深める効果があった

『0秒思考』の要約とやり方:メモ書きに思考を深める効果があった

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『0秒思考』は思考を深めて悩みを解決するためのトレーニング方法が分かる本。

そのトレーニング方法とは、誰でもできるメモ書きです。

 

メモ書きには考えを言語化して思考力を高めるほか、

頭がスッキリするなどのメリットもあります。

著者はマッキンゼー出身であり、課題解決の質とスピードを求める中でメモ書きのトレーニングにたどり着いたそうです。

★『0秒思考』の要約ポイント★

 

・0秒思考=瞬時に言語化して考えを深め、意思決定できること

 

・0秒思考はメモ書きでトレーニングできる

 

・0秒思考のやり方:A4用紙を1枚1分・1日10枚、思いつくままに書く

思考がまとまらなくてモヤモヤする、いつも同じことで悩んでいる気がする、

という人におすすめです。

 

この記事では『0秒思考』の要約とやり方を紹介します。

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『0秒思考』の要約

『0秒思考』の要約ポイントは次のとおりです。

★『0秒思考』の要約ポイント★

 

・0秒思考=瞬時に言語化して考えを深め、意思決定できること

 

・0秒思考はメモ書きでトレーニングできる

 

・0秒思考のやり方:A4用紙を1枚1分・1日10枚、思いつくままに書く

1つずつ詳しく紹介します。

 

0秒思考=瞬時に言語化して考えを深め、意思決定できること

 

0秒思考とは瞬時に情報を整理して的確な意思決定ができることです。

ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。

 

0秒思考ができる人とは日頃から問題について考え続けている人、

仮説を立てて考えることができる人です。

 

たとえ情報が足りなかったとしても、「こうではないか?」という仮説を持ち、

その仮説を元に情報収集することでムダに調べすぎることを防げます。

 

「もっと情報があるはず…」といって意思決定を先延ばしにする組織では、

いつまでも意思決定に必要な情報が集まることはありません。

 

情報収集の結果、仮説が間違っていればすぐに仮説を立て直します。

情報収集の段階から0秒思考を持っていることで、

生産性の高い課題解決が可能です。

 

学校教育では思考を言語化して整理するトレーニングが不足しているので、

自分で鍛える必要があります。

 

0秒思考はメモ書きでトレーニングできる

 

0秒思考で意思決定できるようになるには、メモ書きによるトレーニングが有効です。

メモ書きにはたくさんのメリットがあります。

<メモ書きのメリット>

 

・暗黙知がはっきりする(形式知になる)

 

・頭が整理されて優先順位がつけられる

 

・頭のもやもやがスッキリする

 

・感情をコントロールできる

メモ書きで言語化することによって、なんとなくわかっていたことが人に伝えられる形に整理されます。言語化する過程で、自分の理解があやふやなところもよく見えるでしょう。

頭が整理されるので何が大切か/大切でないかが見えやすく、

成果が出やすいことに集中する等メリハリをつけて仕事ができます。

 

また、仕事の成果に結びつくだけでなく、自分の気持ちを書き出すことでネガティブな感情を解消して切り替えることも可能です。

 

思考を思いつくままに書きだすことはブレインダンプ(ダンピング)とも言われ、

思考のデトックスができる方法として知られています。

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0秒思考のやり方:A4用紙を1枚1分・1日10枚、思いつくままに書く

0秒思考のトレーニングとしてのメモ書きは、やり方が決まっています。

著者がたくさんの方法を試す中で編み出したベストなやり方だそうです。

まずはアレンジせずにやってみましょう。

 

A4用紙をたくさん用意します。1日10枚書くので、まとめ買いしましょう。

A4ノートではなく、スマホやパソコンのメモではなく、A4用紙です。

0秒思考

 

A4用紙を横に使い、左上にタイトル、右上に日付を書きます。

タイトルに関して頭に浮かんだことを4~6行、1行あたり20~30字で書きます。

 

1枚あたり1分、思いついたときに1日10枚を目安に書きましょう。

 

タイトルは疑問形だと考えやすいそうです。

<タイトルの例>

・決めたことを挫折せずに実行するには?

・1年後、自分は何をしていたいのか?

・〇〇さんはなぜ仕事ができるのか?

・ミーティングでうまく発言するにはどうしたらいいか? など

 

本にはテーマ別にタイトル例を載せてくれているので、

テーマが思いつかないときには本のタイトル例を参考にできます。

 

書いた後のメモはどうするの?

書いた後はクリアファイルにテーマごとに保管、3か月後と6か月後にざっと見直します。

 

テーマとは、よく考えるカテゴリです。

(人間関係、リーダーシップ、健康、キャリアプランなど)

 

自分の悩みの軌跡(どう決めてどうなったのか)がわかり、

成長を感じられるでしょう。

『0秒思考』のオーディオブック

 

『0秒思考』は耳で聴けるオーディオブックがあります。

 

『0秒思考』は聞き放題対象外ですが、

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『0秒思考』の次に読むなら?おすすめの3冊

 

『0秒思考』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『メモの魔力』

 

『メモの魔力』はメモの取り方がテーマのベストセラーです。

事実⇒抽象化⇒転用のフレームワークでどんどんメモを取ります。

 

暗黙知の言語化や自分の心を見つめるところに共通点があります。

参考記事:『メモの魔力』の要約:知的生産としてのメモで抽象化能力を鍛える

 

②『仮説思考』

 

『仮説思考』は複数の選択肢の中から仮説→検証を繰り返して最良のものを選び出す思考法です。

仮説を立てることで、必要最小限の情報で素早く最善の選択ができます。

参考記事:『仮説思考』の要約まとめ:速くて質が高い仕事をするには仮説思考を鍛える

 

③『コンサル一年目が学ぶこと』

 

ビジネスの基本スキルがまとまった本です。

思考法だけでなく、生産性の高さにつながる仕事術がわかります。

『コンサル一年目が学ぶこと』の要約:ビジネスパーソン必須の普遍的スキルまとめ

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まとめ:メモ書きで0秒思考を身につける

・0秒思考とは、瞬時に情報を整理して意思決定できること

 

・0秒思考ができる人は仮説を持って日頃から考えている人

 

・0秒思考を鍛えるにはメモ書きによるトレーニングが有効

 

・メモ書きは暗黙知の言語化やネガティブな感情の解消に役立つ

 

・メモ書きはA4用紙に1枚あたり1分、思いついたときに1日10枚書く

 

・書いたメモは3か月後と6か月後に見直して自分の成長を確認する

頭の中のモヤモヤを形にしてアウトプットすることで、

冷静になったり自分を客観視したりできます。

 

解決した悩みは忘れてしまうものなので、

1つ1つ解決した軌跡を残して振り返ることは自信にもつながります。

 

1日10枚は難しいときもあるかもしれませんが、

まずはモヤモヤしたらメモ書き!を試してみませんか?

 

★今回紹介した本★

 

続編として行動編もあります。

 

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