『幸せのプログラミング』は、人は勝手に幸せになるようにできていると説く本。だから、どの道でも良い、ただルートを迷っているのはもったいないです。
著者は中卒で元パチプロを経て、予約の取れないコンサルタントという経歴の、椎原崇さんです。
★ 『幸せのプログラミング』 の要約ポイント★
・どんな自分も自分の幸せのために存在する
・最も否定している自分が最もパワフルな自分
・お金は罪悪感のない人に流れるようにできている
この記事では 『幸せのプログラミング』 の要約を紹介します。
目次
要約①:どんな自分も自分の幸せのために存在する
この本の一番のポイントは、”僕たちは幸せになるように設計されていて、どんな行動であってもそれは必ず幸せにつながっている”ということです。
もしAとBで迷っていたら、どちらの自分も自分の幸せを考えて違う行動を起こそうとしているのです。
友だちをつくりたい :友だちと楽しく過ごしたい→充実した時間→幸せ
友だちをつくりたくない:自分の時間を大切にしたい→充実した時間→幸せ
あらゆる問題は自分を幸せにしようと起きているので、どのルートでも幸せになれます。最適なルートを選ぼうとぐるぐる考えて、その場から動けない人が一番幸せに遠い人です。
目の前に怒っている問題は10割ダミーであり、解決すべき問題は別のところにあります。本当に望むことを明確にして、それを直接満たせばよいのです。そうすれば、問題は消滅します。
まとめると、問題消滅のための考え方は次のとおりです。
AかBかの葛藤は同じ目的を達成しようとしていると理解する
→どっちでも良くない?→目的、本当に望むことがわかって目の前の問題は放置
→問題消滅
要約②:最も否定している自分が最もパワフルな自分
才能、魅力、あなたらしさは、自分がダメだと思っているところに隠れています。不自然に高いハードルを設定していたり、嫉妬してしまうことをヒントにしましょう。
<高すぎるハードルの例>
・英語はTOEIC990点でも、英語を字幕なしで観れなければ英語ができるとは言えない
・あの女優さんよりきれいじゃないから、わたしはきれいではない など
嫉妬できることは自分が達成できることだ、と言いますよね。アラブの石油王には嫉妬しないけど、同僚が先に昇進したら嫉妬してしまう等、できると思っていることしか嫉妬の気持ちは起こりません。
自分がダメだと蓋している自分を認められたとき、最もパワフルな自分が解放されます。ダメな自分も自分を幸せにするために存在している。それを忘れないようにしましょう。
要約③:お金は罪悪感のない人に流れるようにできている
幸せはお金で買えない、というけれど、お金で買える幸せも確かにあります。
お金で買える幸せをしっかり味わうと、お金で買えない幸せも味わえるのです(この部分はわたしの心に刺さり、さっそく読了後にお金で買える幸せ(美容院)を味わいに行きました)。
お金は罪悪感のない人に流れるようにできています。善悪は関係ありません。
お金=〇〇といったら、何を入れるでしょうか。お金=労働時間、お金=与えた価値などの考え方は罪悪感を和らげるために採用しているだけです。そんな意味なんて考えずとも、罪悪感なくお金を扱える人のところにお金は流れます。
お金の罪悪感をなくすには、罪悪感のない人の考え方に触れることです。本のなかではピカソが挙げられていました。
ピカソは小切手にちょっと絵を描いておきます。そうすると、ピカソの絵だ!と小切手を受け取った人が換金しないので、実質支払いをせずに買い物ができたそうです。
問題消滅の考え方をお金の問題に適用してみます。
・お金がほしい理由
・お金がない状態をつくりだしている理由
上記2つが全く同じ理由だと理解する→本当の望みをまず満たす→問題消滅
たとえば、次のようになります。
・お金がほしい理由→家族を守りたい、家族と旅行に行きたい、安心したい
・お金がない状態をつくりだしている理由→家族との時間を大切にしたい
お金の問題は棚上げしておいて、まずは家族との時間を大切にする
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