せどりで目利きの仕入れはできるのか?利益が出ない商品をスルーする力が大事

せどりで目利きの仕入れはできるのか?利益が出ない商品をスルーする力が大事

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せどりのリサーチって大変だよね。

目利きでサクッと仕入れられないのかな?

 

目利きで仕入れられたらかっこいいし楽だよね。

 

まったくリサーチしないのは難しいけど、

利益が出ない商品をスルーできる力が身につくと仕入れが楽になるよ。

 

結局はリサーチの経験で身に着けるんだけどね・・・

 

目利きで仕入れると聞くと、

商品棚から自分の知識と経験だけでずっと取っているかっこいいイメージ。

 

ただ現実には、ほとんどのせどりの人は目利きでは仕入れておらず、

スマホで検索したりバーコードリーダーで検索したりして仕入れています。

 

せどりの仕入れで目利きができるかの結論は、

・せどりの経験がない人はまず目利きは無理

 

・経験が増えるとざっくり目利きはできる(利益が出ない商品を飛ばせる)

 

・せどりの仕入れは目利きでなくても稼げる

です。

 

わたしの場合、リピート仕入れで相場が頭に入っていたら目利きで仕入れますが、前回の仕入れから時間が経っていたらやっぱりちゃんとリサーチはします。

だから一切リサーチせずに仕入れるのはごく稀、目利きはできていません。

 

ただ、棚に並んでる商品を全部リサーチせず、リサーチ前にある程度絞っている=ざっくりと目利きをしているとも言えます。

この記事ではせどりの仕入れで目利きができるのか?を紹介しています。

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せどりの経験がない人はまず目利きは無理

 

せどりの経験がない人が最初から目利きで仕入れよう!というのはほぼほぼ無理です。

 

目利きで仕入れる=事前に調べた利益商品を狙って仕入れるということ。

 

事前に調べた時点から相場は変わりますし、

利益商品の情報が出回るのが早いので値下がりするリスクもあります。

中古せどりなら、商品情報知っていても買えなければ意味がないですよね。

新品せどりなら、情報が出回ると供給過多で値崩れリスクがあります。

 

だから、利益の出る商品の情報(たとえば有料のLINEグループなど)を元に、

特定の商品を探す手法はおすすめしません。

 

特に中古せどりは、売られている商品の中から利益商品を探す方が仕入れられます。

売られている商品の中からどれが利益が出るかというところを目利きするのは、

やっぱり経験が物を言う領域です。

 

だからせどりを全くやったことない人が目利きで仕入れるには、

・利益商品の情報をどこかから入手して

⇒その商品が売っているところを探して

⇒相場が落ちる前に仕入れて売り切る

という、なかなか高難易度なことをしないといけません。

 

今、目利きで仕入れられている人に出会ったとしても、

その人たちは過去にたくさんリサーチをしているはずです。

 

でもさ、リサーチの量が多くて大変だから目利きで仕入れたいよ。

目利きを習得したら楽じゃん。

せどりは結局、リサーチからは逃れられないんだよ。

 

経験なし&リサーチなしで利益商品を見つけるには情報元に依存するから、

自分の力では稼げるようにならないよ。

 

せどりをするならリサーチの行動量だけはしっかりやる!と覚悟を持って取り組みましょう。

 

商品自体に興味があればリサーチもそんなに大変ではありません。

リサーチを楽しめると、せどりは半分ぐらい成功したも同然です。

 

経験が増えるとざっくり目利きはできる

経験に基づいてざっくりとせどりの目利きはできる

 

まったくの初心者が最初から目利きを目指すのは難しいですが、

経験に基づいてざっくりと目利きはできます。

 

ここで言う目利きは、

利益が出そうなものと利益が出なさそうなものに分けられるという意味です。

利益が出ない商品をスルーする力とも言えます。

 

ピンポイントで「これは買いだ!」と高精度で判断するのは難しいです。

逆に、「これは絶対利益でないやつ!」というのは90%以上の確率で当てられます。

 

利益が出ない商品を目利きでスルーして、

スルーしなかった商品をリサーチすると失敗も少なく効率も良いです。

 

利益商品が光って見える?

せどりをする人はよく「利益商品が光って見える」と表現します。

それは利益が出ない商品の中に、見覚えのないものや過去に利益が出た商品に似ているものがあると特別に見えるということ。

 

わたしは光って見えるというより、

飛び出して見える・目に飛び込んでくるというほうが近いです。(本の背表紙だからかも?)

 

最初はどれも同じ商品に見えますが、

ちょっとした違和感(見たことないな、気になるな)があったら成長のあかしです。

 

違和感があるものが100%利益商品なら完全に目利きできていることになりますが、

そこまで行かなくても十分稼ぐことはできます。

 

まずは利益が出ない商品をスルーできるくらいのリサーチ経験を積みましょう。
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せどりの仕入れは目利きでなくても稼げる

せどりの仕入れは目利きでなくても稼げる

 

そもそもせどりの目利きができなくても稼げます。

 

目利きの達人になるのが最終目標なら目利きの訓練に取り組んでも良いですが、

せどりで収入を上げることが本来の目的ですよね。

それなら、ざっくり利益商品の当たりをつけられれば十分です。

 

本せどりの場合、リサーチにかかる時間は慣れれば1つ10秒もかからないし、

値札の意味を読み解くだけで当たりがつけられる店もあります。

コストコやドンキホーテ、ホームセンターなど、値札の読み方を検索してみると面白いですよ。

値札のマークやデザインにいろいろな意味があります。

 

完全にリサーチなしの目利きを目指すのは時間がかかりすぎるので、

目利きそのものが目的でない限りチャレンジしなくて良いでしょう。

本せどりで目利きに使えるフック(何を見ているか)

ここからは、本せどりでざっくりとした目利きに使えるフックを紹介します。

(フックとは引っかかり、見た人に気になるって思わせる何か、のことです)

 

棚に並べられた本を見たときに「この本、なんか利益出そう!」と気になること、

手に取るきっかけが何かというのを言語化してみます。

 

本せどり目利きのヒント:過去に仕入れたもの

過去に仕入れた本と同じならすぐわかります。

 

売った本は特にメモしているわけではないですが、

本棚の中に過去に販売した本が並んでたらほぼ見逃さない自信があります。

 

みなさんも一度読んだ本が棚に並んでいたら目が留まりませんか?

 

もちろん、過去に仕入れた時から相場が落ちている可能性があるので、

もう一度リサーチはするんですけどね。

 

本せどりの経験が増えるにつれて過去を仕入れたものに出会う確率も増えます。

だから今なかなか見つけられないな~と思っている人も、

ずっとその状態が続くわけではなく、仕入れは時間とともにやりやすくなるはずです。

 

まったく同じ本ではなくても、同じシリーズの別の本を仕入れることもよくあります。

シリーズものを仕入れたときは他の本の相場も調べておくと知識が広がります。

(いわゆる派生リサーチの基本です)

 

参考記事:本せどりのリサーチは派生させるべし!見つけた利益本を使い倒す方法

 

本せどり目利きのヒント:タイトルのキーワード

今まで売ったことない、リサーチしたことない本は、

半分以上はタイトルのキーワードで見つけています。

 

どんなキーワードがいいか?はたくさんあって、

ブログのジャンル別攻略法の記事にジャンルごとにまとめています。

<ジャンル別キーワードの例>

 

教育:アクティブラーニング/インクルーシブ教育/学級経営など

芸術:古文書/演劇/映画論など

※流行りもあります

キーワードが頭の中にあって、背表紙のタイトルで見た時に目が留まります。

何もないところでキーワードだけ列挙するのは難しくて、本の実物を見たときにピンときます。

 

過去に自分が売ったものを見返す、ネット上の販売例をみると良いです。

 

Amazonで高額の本を覚えるのは役に立つ?

Amazonで高額で売られているものを見て行く手もありますが、あまり身になりません。

Amazonランキングが悪いものもあるし、本は種類が多いので見ていくのが大変です。

 

私は Amazon上でリサーチするよりも店頭に行く方が勉強になると思います。

 

本せどり目利きのヒント:出版社

たくさん本を売るうちに「この出版社はよく出会うなぁ」と感じ始めます。

利益本が多いか少ないかやどういうジャンルの本が多いかなど出版社ごとの特徴がわかります。

 

「この出版社は一般向けの実用書が多くて定価が全然高くないから期待が薄いなぁ」や、

「この出版社は哲学の専門書が多いなぁ」と分かってくるので、

出版社で気になって手に取ることもあります。

 

普通に本を読むだけ・読書を楽しむだけだったらあんまり出版社って意識しないですよね。

 

私は本せどりをする前から本を読むのはすごい好きだったんですけど、

あんまり出版社の名前は知らなかったです。

 

私の経験則で、利益が出やすい出版社をいくつか紹介します。

・〇〇大学出版はほぼ専門書なので利益が出やすい

(東京大学出版とか上智大学出版とか、理系の棚に多い)

 

・ミネルヴァ書房は大学の教科書に採用されるような本が多い

(書き込みがある確率が高い)

 

・明治図書や東京出版は学校の先生向けの本が多い

 

・河出書房新社は海外小説が多い

 

・文庫だったらちくま学芸文庫、講談社学術文庫、岩波文庫、岩波現代文庫

 

出版社にも目を配れるようになったら、

経験値がたまってきたんじゃないかなと思います。

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本せどり目利きのヒント:著者

著者を気にするのはベストセラーのビジネス書とスピリチュアル系、海外小説が多いです。

 

海外小説で著者から他の作品を調べるのは利益本の知識を増やすのに効果的。

 

1冊海外小説の利益が出る本を見つけたら、

「同じ著者で他にも本出してないかなぁ、他に利益が取れそうなのないかなぁ」

とAmazonを見てみます。

 

海外小説の本のデザインはおしゃれなものが多くて、

Amazonの商品ページで見ても印象に残りやすいですよ。

 

⇓同じ著者で仕入れることもあります。

同じ著者の販売例

 

本せどり目利きのヒント:本のデザイン、装丁

シリーズものは本の装丁が統一されているので同じシリーズが見つけやすいです。

 

〇〇選書もそれぞれデザインが分かりやすくて見つけやすいです。

朝日選書、角川選書、新潮選書など)

 

そんなに大きな利益は取れたことがないんですけど、

1200円から1500円で売れる本なら割と見つかります。

 

あとは〇〇全集が仕入れやすいです。

 

 

 

シリーズ物以外では、本のデザインで新しそうか・古そうかもわかるようになります。

 

新しいものだけをささっと見たいビジネス書や健康本では、

本のデザインもヒントになります。

 

タイトルにも流行りがあるので、

新しさはタイトルと見た目のデザインをセットで判断していることが多いです。

 

最初からすべてに気を配るのは難しいので、

ヒントになりそうなものから注意してみてくださいね。

 

↓本せどりのリアルな仕入れを体感できるクイズにチャレンジしてみよう!

参考記事:【本せどりの仕入れクイズに挑戦】仕入れのレベルをチェックしてみよう! 

まとめ:せどりの目利きを目指すべき人は少ない

・まったくの初心者にせどりの目利きはほぼ不可能

 

・利益が出ない商品をスルーする目利き力は大切

 

・利益が出る/出ないの感覚はリサーチの経験で培われる

 

・ちょっとした違和感があったら上達の証

 

・副業収入を得るためなら目利きは目指さなくて良い

 

・本せどりの目利きには過去に仕入れたものやジャンルごとのキーワードが役立つ

ざっくりと利益が出ない商品を飛ばす目利きは、効率よく仕入れるのにとても大切です。

 

まったくのせどり初心者には難しいので、コツコツとリサーチするのみ。

リサーチを避けていては、せどりで稼げるようにはなりません。

 

まったくリサーチしない目利きは難易度が高く、

収入を得る目的ならそこまで必要ない特殊能力です。

 

まずは違和感を感じるところまで経験値を貯めましょう。

 

本せどりでは過去に仕入れたものやタイトルのキーワード等を参考に、

仕入れしてみてね!

 

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