【要約】言葉にできるは武器になる!正しく考えを深める思考サイクルのやり方

アイキャッチ_言葉にできるは武器になる。

仕事はもちろん、ブログやSNSなど、

わかりやすい文章を書きたい場面はたくさんあります。

 

SNSの普及もあり、

自分の言葉で発信したい人・人の心を動かしたい人は多いのではないでしょうか。

 

自分の文章力を上げたい!と文章術の本を次々と手に取るも、

なぜか上達している気がしない・・・

 

そんな中で出会った本、『言葉にできるは武器になる。』で、

小手先のテクニックやスキルだけを追い求めるのは間違いだと気づきました。

 

この本は文章術の本ではなく、その手前の考えることにフォーカスしています。

 

この記事では、

『言葉にできるは武器になる。』の要約と考えを深める思考サイクルのやり方を紹介します。

 

わたし自身も思考サイクルを実践してみました。

本を読むだけでなく、実践するとたくさんの気づきがありますよ!

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『言葉にできるは武器になる。』の要約

言葉にできるは武器になる1

『言葉にできるは武器になる。』では、言葉は内なる言葉と外向きの言葉があるとされています。

内なる言葉 :意見を育てる、考えを深める、自分の思考の言葉

 

外向きの言葉:意見を言葉に変える、伝えるための言葉

頭の中で考えているときに浮かんでは消えるのが内なる言葉、

実際に自分が話したり書いたりして可視化できるのが外向きの言葉です。

 

他の文章術の本は、外向きの言葉だけをピックアップしているものが多いです。

この本のおすすめポイントは、

その前段階の内なる言葉に注目している点

 

『言葉にできるは武器になる。』は全3章の構成です。

1章:「内なる言葉」と向き合う

 

2章:正しく考えを深める「思考サイクル」

 

3章:プロが行う「言葉にするプロセス」

1章で言葉には内なる言葉と外向きの言葉があること、そして内なる言葉の大切さが解説されています。

 

2章では実際に内なる言葉に意識を向けて考えを深めるやり方が紹介され、

3章は内なる言葉を外向きの言葉に変えるプロセス、という内容です。

 

※この記事では、この本のユニークな部分である1章・2章について要約しています。

 

内なる言葉の大切さ

 

『言葉にできるは武器になる。』は、

内なる言葉の大切さや深め方に多く紙面が費やされています。

 

なぜなら、外向きの言葉は表面化して目に見えやすいけれど、

内なる言葉は意識しなければ見過ごされてしまうからです。

 

内なる言葉は、自分の意見を育てる言葉であり、

外向きの言葉に変換するタネになります。

 

内なる言葉で意見を育てる⇒外向きの言葉に変換する

 

つまり、内なる言葉で意見を育てなければ、

いくら素晴らしいテクニックで外向きの言葉に変換しても心に響く言葉になりません。

 

素晴らしい料理人でも、おいしくない素材だけでは料理は完成しない。

調理法だけで素晴らしい料理を作るのは限界があるということです。

 

英語学習は外向きの言葉

この本を読んで、英語の授業を受けたときの大学教授の言葉を思い出しました。

 

「大学で学ぶ英語は、TOIECで高得点を取るためのフレーズや英会話ではない。

英語で自分の意見を論理的に表現するための授業だ。

英語は単なる表現方法であり、ツールではなく自分の意見・表現したいものを磨きなさい。」

 

英語がネイティブのように話せることよりも、話の中身が大切ということですね。

 

 

それでは、内なる言葉を意識して深めるためにはどうすればよいのでしょうか。

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言葉にできるは武器になる。の思考サイクルのやり方

言葉にできるは武器になる2

2章では、考えを深める「思考サイクル」が紹介されています。

実践しながらのほうが理解が深まるので、ぜひテーマを決めてやってみてくださいね。

 

テーマは、『自分が今最も解決したい課題』が良いそうです。

 

ちなみに、わたしは『5年後にどうなっていたいか?』を設定しました。

 

①アウトプット

 

まず、自分の考えを紙に書き出します。

 

ポイントは動かせるようにA4用紙やふせんに書くこと。

あとでグルーピングするときに並び替えるからです。

 

1枚1アイデア(単語や文)!

 

②T字型思考法で考えを深める

①で書いた思考を1つずつT字型思考法で深めていきます。

T字型思考法では3つの質問を使います。

・本当に?:本心から書いているか、建前や常識で書いていないか

 

・それで?:その先にある目的やゴールを考える

 

・なぜ? :奥に隠れている価値観を探る

新しい内なる言葉もどんどん紙に書きましょう。

 

わたしが実際にワークをやったときは、

本当に?で自分の思い込みに気づくことが多かったです。

 

自分ではやりたいと思っていないのに、

世の中の母親像に引っ張られていることに気づきました。

 

③グルーピング

書き出した紙を分類します。

 

自分の感覚で似た者同士をグループにしていき、枚数が多い順に左から横に並べます。

その後、同じグループの中で縦方向に並べます。

 

縦方向に並べる基準は、上から『本心に迫っている、確かにそうだなと思える』ことです。

最後に、グループに名前をつけます。

 

実践したらこんな感じになりました。

言葉にできるは武器になる。のやり方

 

本当はホワイトボードや広いデスクを使うと良いそうです。

うちにはスペースがなかったので、床+ヨガマット・・・

④足りないところを埋める

 

自分の思考を客観視してみると、

「この観点で思考が固まっていたな・・・」など思考の偏りに気づきます。

 

足りない観点をさらに付け加えていきましょう。

 

自分のことしか考えない人と相手のことしか考えない人に二分される傾向があるそうです。

 

わたしも自分のことが多かったです。

家族の視点を付け加えました。

 

ポイントはまず横の方向性を広げてから、縦の深さに移ることです。

 

縦方向を考えているときは近視眼的になりがちなので、

まずは考えるべき方向性をすべて出してから縦方向に移ります。

 

MECE(ミーシー)を意識しよう!

MECEとは、漏れなくダブりなくという意味。

Mutually Exclusive/Collectively Exhaustiveの頭文字をとったものです。

 

よくロジカルシンキングで使われます。

課題について、いろいろな観点から考えられているかチェックしてみましょう。

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⑤時間を置いて寝かせる

 

2~3日置くことで、いったん冷静になることができます。

 

1つのことに集中していると視野が狭くなってしまうので、

潜在意識にある状態のほうが思わぬ発見をすることもあります。

 

本では、セレンディピティを起こす”と表現されていました。

セレンディピティ:計画された偶然性

 

計画された偶然性とは、

自分が考えている課題に対して情報感度が高い状態にしておけば、

必要な情報が認識しやすくなる・良いアイデアがひらめきやすくなるということです。

 

キャリアデザインでいわれる、計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)に似ていますね。

 

計画的偶発性理論は、

目標のキャリアに固執せず、意図的に偶然が起こるように行動することでチャンスを掴むことです。

 

思考を深めてアンテナを張っておく=意図的に偶然が起こるように計画する

だと感じました。

 

↓計画的偶発性理論については、こちらの本が有名です。

 

⑥真逆を考える

自分の思考はあくまで自分の思考の範囲内から出てきたもの。

自分の思考の範囲を超えるために使うのが真逆を考える反転です。

 

たとえば、生き方がテーマなら、

子どもとずっと一緒にいたい      ⇔ バリバリ働いている姿を子どもに見せたい

 

いっぱい働いてお金を稼ぎたい     ⇔ 生活できる分のお金を稼いでなるべく働かない

 

みんなから賞賛されるような仕事をしたい⇔ 自分が納得できる仕事がしたい

 

など

 

⑦違う人の視点から考える(複眼思考)

これも⑥と同様、自分の思考の範囲を飛び出すためのステップです。

家族はどう思うか、性別が違ったらどう思うか、などと考えます。

 

他人の思考で考えることは、自分を客観視することにもつながるので、

メタ認知と近いですよね。

 

メタ認知

 

メタ認知でよく言われる自分と対話する=内なる言葉に意識を向けると感じました。

 

思考サイクルを実践してみた気づき

 

わたしは『5年後にどうなっていたいか?』をテーマ設定して思考サイクルを実践してみました。

 

下記の5つのグループができました。

・知的好奇心を満たす(いつも本を読んでいたい、学んでいたい)

・時間の自由    (時間に追われたくない、自分で決めたい)

・仕事       (知的好奇心を満たす仕事がしたい)

・家族       (子どもの応援隊でいたい、同じ目線で一緒に挑戦したい)

・環境       (健康でスッキリした住環境で過ごしたい)

一番の気づきは、家族に対して常識による思い込みが多かったことです。

 

『毎日、家で出迎えたい』と書いたのですが、

「本当に?」、「なぜ?」に明確に答えられない自分がいました。

 

”よいお母さんは家で子どもを出迎えるべき”、”学童保育に行く子どもはかわいそう”

という暗黙の思い込みに気づき、

常識や世論は置いておいて自分がどうしたいかを見つめ直す良いきっかけになりました。

 

また、④の足りないところを埋めるステップで物質的な観点が抜けていることに気づき、

追加しようと考えたのですが何も求めるものがなかったです。

 

物理的なものを手に入れたい欲求がない自分に改めて気づきました。

 

それなら、大して月収もいらないし、

時間の自由を大切にするライフスタイルに変えるのが自分を幸せにする手段なのかも。

 

『言葉にできるは武器になる。』の実践編として、

『気持ちを「言葉にできる」魔法のノート 』という本もあります。

 

書き込み式になっていて、思考サイクルを体感したい人におすすめです。

 

 

まとめ:内なる言葉を意識することから始まる

・言葉には内なる言葉と外向きの言葉がある

 

・内なる言葉で意見を深めなければテクニックを身に付けても心に響く発信できない

 

・考えを深めるには思考サイクルを回す

 

・T字型思考法で内なる言葉を深める

 

・書きだして客観視+グルーピングすることで足りない視点が見えてくる

 

・自分の思考の枠を飛び出すために反転と複眼思考を使う

自分のことは自分が一番わかっているつもりでも、

頭の中にしまったままではわからないことがありました。

 

内なる言葉に意識を向けるのが第一歩です。

自分を客観的に見ることにもつながるので、自己理解も進みます。

 

ぜひ本を読んで実践してみてくださいね。

 

 

★実践編はこちら★

思考を見つめ直すという点では、思考の落とし穴を知る本もおすすめです。

真逆を考えるや複眼思考に似た考えも出てきます。

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