仕入れ対象の商品を探す手法の1つとして、セラーリサーチがあります。
セラーとは出品者のこと。
セラーリサーチは出品者が出品している商品から利益商品を探すことです。
中古本せどりでは直接的に仕入れできるわけではありませんが、
どんな商品を仕入れれば良いのかというリストは手に入ります。
この記事では、
・セラーリサーチとは何か
・セラーリサーチの具体的なやり方
・セラーリサーチのメリットとデメリット
を紹介します。
どんな商品を仕入れていいのか途方に暮れている人は
一度やってみてくださいね。
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目次
セラーリサーチとは何か
セラーリサーチは、利益商品を仕入れている出品者を見つけて、
出品リストから仕入れ商品を学ぶやり方です。
もし参考にするのが電脳せどりで仕入れているセラーなら、
ダイレクトに仕入れに活かせます。
メルカリの出品者でもセラーリサーチはできます。
セラーリサーチのやり方をかんたんに説明すると、
まず利益商品を1つ決めて、その商品の出品者から参考になりそうな人を探します。
参考にするセラーの出品リストを見て、
自分も同じように仕入れられないかと検討してみるのです。
（具体的なやり方は後述します）
セラーリサーチで大切なのは参考にするセラーの選び方
セラーリサーチで重要なのは、どのセラーを参考にするかです。
ここでセラーリサーチがうまくいくかが決まります。
参考にするセラーは自分が扱いたいジャンルや手法が似ている人を選びましょう。
例えば家電せどりをしたいなら家電ばっかり扱っている人、
DVDせどりならDVDばかり出品している人が良いです。
仕入先で絞るのもおすすめ。
ドンキホーテで売ってそうなものばっかりを売っている人、
ドラッグストアが仕入れ先だろうなと予想できる人など。
利益が出れば何でも扱うタイプのセラーは避けます。
ジャンルに特化してる人の方が、傾向が分かりやすくて参考にしやすいです。
参考ならないセラーの特徴
選ばない方がいいセラーは、評価が何十万件もあるような業者と逆に評価が1件も無い新規出品者です。
業者と同じような仕入れは、個人ではできないですよね。
新規出品者は経験が浅いので参考にできるかどうか確証が持てないです。
特に出品規制があるようなジャンル（家電など）の場合は、
制限を知らずに出品している場合があるので新規出品者をマネするのは危険です。
セラーリサーチの具体的なやり方
ここからはセラーリサーチの具体的なやり方を紹介します。
1：利益商品を選ぶ
まず利益商品を1つ選びます。
たとえば、ヤマダ電機で仕入れをしたいと思っている人がいたら、
ヤマダ電機で売っていて転売されてそうな商品を1つ選びます。
価格がプレミア化している商品や価格が高止まりしてるものを見れば商品は見つけやすいです。
2：セラーを探して出品商品を調べる
商品を選んだら出品者一覧を見て、業者でもなく新規出品者でもないセラーを探します。
出品者のストア名をクリックすると、”ストアフロント”のリンクがあります。
そこをクリックすると、その出品者（ストア）が出品している商品の一覧が出てくるので、
利益が出そうで、かつ、自分が仕入れられそうなものがないかを見ていきます。
ストアフロントで出てくる商品は、出品順ではなくAmazonランキング順のようです。
（自分のストアフロントで確認しましたが、全商品順を確認したわけではないので推定）
ここで仕入れ先が推測できる商品ラインナップだったら、
当たりのセラーの可能性が高いです。
メルカリでセラーリサーチをする場合
Amazonだけでなく、メルカリでもセラーリサーチできます。
特にメルカリで中国輸入転売をしているアカウントはわかりやすいです。
★メルカリで中国輸入セラーの特徴★
・商品画像がきれいで凝っている（公式画像を流用していて文字を入れている）
・新品で出品していて、同じ商品や色違いの出品が多い
・海外製と書いてある（ほぼ中国製）
アカウントを見つけたら出品一覧を見てみます。
中国輸入はアリババなどで仕入れてるので、
同じ商品を見つければ同じように仕入れができます。
家電、パソコンなどのガジェット系のアカウントもわかりやすいです。
どんな商品が売れるかわかれば、あとは仕入れるだけなので、
再現性があって簡単にマネできます。
セラーリサーチのメリット・デメリット
次に、セラーリサーチのメリット・デメリットを紹介します。
★セラーリサーチのメリット★
・仕入れ商品を自分で探さなくて良い
・ネット仕入れなら即マネできる
・ネットで仕入れの知識がつく
★セラーリサーチのデメリット★
・自分もマネされる可能性がある
セラーリサーチのメリット
セラーリサーチのメリットは、
なんといっても仕入れ商品を自分で探さなくて良いところです。
自信を持って自分も仕入れに踏切やすいですよね。
また、ネットで仕入れ知識がつくのもメリットといえます。
店舗に行く時間がない・家から離れられない人にとっては、セラーリサーチは良い手段です。
基本的にネット仕入れの電脳せどりとの相性がいいので、
セラーリサーチで見つけた商品がネットで仕入れられればすぐにマネできます。
セラーリサーチのデメリット
反対に、セラーリサーチのデメリットは、
自分のアカウントでセラーリサーチされることです。
セラーリサーチをすること自体にデメリットはないのですが、
自分がマネされる＝穴場だと思っていた商品にライバルが増えて相場が下がることがあります。
だから誰でも仕入れられるところで仕入れをしている人、
つまり全国に店舗があるようなチェーン店やネットの仕入れをしている人は、
自分しか知らない利益商品なんてものはない！と覚悟した方がいいです。
他の人も簡単に見つけるので次々に利益が出る商品を見つけていかないといけません。
これは、せどりの（特にネットで仕入れするせどりの）宿命かなと思います。
セラーリサーチが向いている・向いていないジャンル
セラーリサーチは他の出品者のマネをすることなので、
誰でも同じように買えるものを扱うジャンルに向いています。
セラーリサーチが向いているジャンル：
新品せどり、家電せどり、中国輸入せどり、楽天ポイントせどり
セラーリサーチが向いていないジャンル：
中古の店舗せどり、アパレル転売
わたしがやっている中古本せどりはセラーリサーチが向いていないジャンルなので、
そこまで積極的には活用していません。
本せどりを始めたばかりの頃、
高い本の傾向を掴むためにセラーリサーチをしていました。
中古本せどりでは、セラーリサーチをそのままマネして仕入れるのは難しいでしょう。
中古本の商品数が多く、利益商品を知っても同じ商品が仕入れにくいからです。
セラーリサーチの限界
電脳せどりや中国輸入せどりでは、利益の出る商品をずっと探し続けなければいけません。
それは本せどりも同じなのですが、
マネしやすい＝相場が崩れやすいと心得ておきましょう。
セラーリサーチは安心・安全で稼ぎ続けられる方法ではないです。
もしどういうものを仕入れたら良いかわからない、
教えてくれる人もいないという場合は、
ネット上のセラーを師匠に見立てて、出品しているものを参考にするのは良いと思います。
初期の勉強には良いと思いますが、ずっと他のセラーのマネでは厳しいです。
★セラーリサーチから脱出するコツ★
・自分しか仕入れられない仕入れ先を見つける
・商品に付加価値をつける（リペアやセットなど）
・その地域にしかない穴場の店舗を見つける
・仕入れの目利き力アップ
など
まとめ：セラーリサーチで仕入れ知識を身に付ける
・セラーリサーチとは、利益商品を仕入れている出品者を見つけて出品リストから学ぶこと
・業者や新規出品者以外で、ジャンルや仕入れ先が似ているセラーを参考にする
・Amazonでは出品者のストアフロントから商品一覧を見る
・セラーリサーチのメリットは仕入れ商品が見つかる／仕入れ知識が身につくこと
・セラーリサーチのデメリットは自分もマネされる恐れがあること
・ネット仕入れや誰でも同じように仕入れられる商品はセラーリサーチしやすい
・マネされない強みを作ることが大切
セラーリサーチは仕入れ商品を見つけるのに役立つ手法です。
特にネット仕入れや全国どこでも買える商品なら、
見つけた商品をすぐに仕入れてマネすることもできます。
セラーリサーチは最初の勉強にはうってつけです。
うまく活用してくださいね！
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