休むことに罪悪感があるのはなぜだろう?セルフコーチングの質問リスト

休むことに罪悪感があるのはなぜだろう?セルフコーチングの質問リスト

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「休むことに罪悪感がある」、「休んではいけないような気がする」と感じていませんか。

だらだらする、ぼーっとする、用事がないのに有休をとる等しようとすると、「申し訳ないな」、「休んでいていいのか、意味のあることに時間を使わないと!」という声が聞こえてくるかもしれません。

 

罪悪感の源は人によって違います。休むことに罪悪感があるのはなぜなのか?をセルフコーチングしてみましょう。

休むことに対する罪悪感に向き合うための、セルフコーチングに使える質問リストを用意しました。ぜひノートとペンを持って、自分と向き合ってみてくださいね。

<セルフコーチングをするときの注意点>

 

・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。

 

・ノートなどに書きだして行うと効果的です(ぐるぐる思考を防げます)。

 

・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。

 

・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。

セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。

セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介します

休むことに罪悪感がある時にセルフコーチングする質問リスト

・休まないとどうなってしまいそうですか?休むと、今とどう変わりますか?

 

・「休む」とはどういうことを指しますか?

どのくらいの時間/頻度で、何をする/しないことが休むことですか?

 

・今休めている度合は10点満点中、何点ですか?

ーできているところとできていないところはどこですか?

ー+1点上げるとしたら何ができるでしょうか?

 

・休もうとするとどんな心の声がしますか?その声は何を望んでいますか?

 

・休まないことで何を得ていますか?

 

・休むと周りの人はどう思うでしょうか?

 

・罪悪感なく休むために、必要なサポートや工夫は何かありますか?

 

・いつもと違うやり方があるとしたら、どんなやり方でしょうか?

 

・まず何から始めますか?

質問リストの説明

どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。

 

・休まないとどうなってしまいそうですか?休むと、今とどう変わりますか?

休むことに罪悪感があって悩んでいる裏には、「それでも休みたい」「休まないとまずいことになる」という危機感があります。危機感がなければ、休まなくても悩む必要はないですよね。

休まないとどうなってしまいそうで怖いのか、休むと今と比べてどんな良いことがあるのかを明確にします。

 

・「休む」とはどういうことを指しますか?

 どのくらいの時間/頻度で、何をする/しないことが休むことですか?

「休む」の定義は人それぞれです。文字通り何もしないことが「休む」の人もいれば、趣味に打ち込めることを「休む」と感じる人もいます。どのくらいの時間があれば十分休んだことになるのかも人によって違うので、あなたの「休む」を具体的にしましょう。

 

・今休めている度合は10点満点中、何点ですか?

ーできているところとできていないところはどこですか?

ー+1点上げるとしたら何ができるでしょうか?

今休めている度合を数値化します。数値化することで、現状と理想との距離感が明確になります。

もし4点だとしたら、4点の中身(土日は休みが取れている等)と足りない6点の中身(休んでいていも仕事のことを考えてしまっている等)を答えます。そして、+1点するにはどんな行動が取れるか考えてみましょう。

 

・休もうとするとどんな心の声がしますか?その声は何を望んでいますか?

休むことに罪悪感がある人は、休もうとすると心の声がするはず。よく耳を傾けてみましょう。その声はなんと言っていて、何を望んでいますか。わかりにくいときは、例を参考にしてください。

<休もうとするときに聞こえる心の声の例>

・「休んだら同僚に申し訳ない」⇒同僚に迷惑をかけたくない

・「休んだらずるいと思われる」⇒ずるいと思われたくない

・「休むと周囲から取り残される」⇒周囲から取り残されたくない

 

・休まないことで何を得ていますか?

休まないことを選択しているのは、休まないことにメリットを感じているからです。休まないことで何を得ているでしょうか。

たとえば、がんばっているという自己評価/他者評価、他者からの感謝、タスクの進捗、昇進の可能性など、何が休まないことを後押ししていますか。

 

そして、あなたはそれが本当にほしいですか。それを得るために、休まないことが最善の選択でしょうか。休みながら得ることはできませんか。

 

・休むと周りの人はどう思うでしょうか?

周りの人の目が気になって休めないという人も多いです。休むとどう思われそうだと思っていますか。

本当にそう思う確率は何%ありますか。そして、そう思われることの何が問題でしょうか。

 

・罪悪感なく休むために、必要なサポートや工夫は何かありますか?

会社の制度、助けてくれる人、周りでうまく休んでいる人、休みの切り出し方のコツなど、罪悪感なく休むために役立ちそうなリソースは何でしょうか。何があったら休みやすいでしょうか。

 

・いつもと違うやり方があるとしたら、どんなやり方でしょうか?

せっかくなので、最善の休みの切り出し方、最善の休み方を追求してみましょう。いつものやり方が最善ですか。他にもっと良い方法はないでしょうか。試してみたいことはありますか。

 

・まず何から始めますか?

小さくてもよいので、何か行動を設定してみましょう。たとえば、「今月中に有休を取れる日はどこか考える」「うまく休んでいる人の休みの切り出し方を聞いてみる」「自分にあった休みの過ごし方を調べる」など、休める自分に向かう一歩を実行してみてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

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