何か新しいことに踏み出したいとき、「できなかったらどうしよう、わたしに自信があれば…」と思うことがありますよね。
残念ながら自信は突然湧いてきません。自分の内側に目を向けてみましょう。
自信がないという悩みに向き合うための、セルフコーチングに使える質問リストを用意しました。ぜひノートとペンを持って、自分と向き合ってみてくださいね。
<セルフコーチングをするときの注意点>
・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。
・ノートなどに書きだして行うと効果的です(ぐるぐる思考を防げます)。
・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。
・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。
セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。
セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介します
目次
自信がない時にセルフコーチングする質問リスト
・自信がないとはどういう状態ですか(感情や思考、身体の状態など)?
・自信がないと何が困りますか?自信をつけて何を手に入れたいのでしょう?
それは自信がないまま手に入れることはできないのですか?
・自信がある、とはどういう状態ですか?
・何があれば/どういう状態だったら自信があると言える(わかる)のか?
・自信があることは何ですか?それはなぜ自信があるのですか?
・今の自信は10点満点で何点ですか?
ーその点数の中身は何ですか?
ー+1点上げるとしたら何ができそうですか?
・自信を持つために何と向き合う必要がありますか?
・”自信がないから〇〇”、原因と結果が逆だとしたらどうでしょうか?
・「自信がなくてもやればいいじゃん」って言われたら何と答えますか?
・自信のない自分をながめてみて、何と声をかけたいですか?
自信がない友人や家族に、何と声をかけたいですか?
・本当はどうなりたいですか?
質問リストの説明
どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。
・自信がないとはどういう状態ですか(感情や思考、身体の状態など)?
「自信がない」と感じているとき、どんな感情や思考が浮かびますか。自信がないときに感じる身体の感覚はありますか。その感情や思考、感覚に留まってみましょう。自信がない自分は見たくないので、見て見ぬふりしてしまうもの。
何を恐れているのか、どんな場面が出てくるのかが自信のなさを明確にするヒントになるかもしれません。
・自信がないと何が困りますか?自信をつけて何を手に入れたいのでしょう?
それは自信がないまま手に入れることはできないのですか?
自信がないことに良い・悪いはありません。自信がないと何が困るか、自信があるとどんな良いことがあるのかを明確にします。自信がないと〇〇できない、と思いこんでいるだけで、自信は必ずしも必要ないのかもしれません。
・自信がある、とはどういう状態ですか?
・何があれば/どういう状態だったら自信があると言える(わかる)のか?
「自信がない」を明確にするのと同様、「自信がある」という状態も具体化しましょう。
どうなったら自信があると言えますか。自分だけがわかればいいのか、他者にも自信が伝わってほしいのか、理想の状態を詳しく考えてみます。
・自信があることは何ですか?それはなぜ自信があるのですか?
自信がある状態が思い浮かばなければ、すでに自信があることをヒントに考えます。他人と比べてすごい実績がなくても、自分が自信を持っていることならなんでも大丈夫です。なぜ自信があるのか?から、自信を持つために必要な要素が見えてくるかもしれません。
・今の自信は10点満点で何点ですか?
ーその点数の中身は何ですか?
ー+1点上げるとしたら何ができそうですか?
今の自信を10点満点で可視化してみましょう。もし4点だとしたら、4点の中身(自信がある部分)と足りない6点の中身(自信がない部分)を具体的に考えてみます。もし1点上げるとしたら、何ができそうでしょうか。
・自信を持つために何と向き合う必要がありますか?
自信を持つために必要なことは人それぞれ違います。たとえば、実績/スキル/服装/話し方/声/姿勢など、簡単に取り組めそうなところからやってみるのも良いでしょう。
コーチングでは内側を重視しがちですが、外側から自信をつけるのもアリだと思います。
・”自信がないから〇〇”、原因と結果が逆だとしたらどうでしょうか?
これはちょっとわかりにくいかもしれませんが、「自信がない」が本当のテーマなのかを確認する意図の質問です。
たとえば、「自信がないから転職できない」と思っている場合、原因と結果を逆にすると、「転職できないから自信がないことにしている」となります。本当は、転職できない現実に直面するのが怖いのです。その場合、いくら自信をつけようとしても、転職できないと思っていることに取り組まない限り、自信のなさは解消されません。
自信がないからできないこと、不本意なことを挙げてみて、本当に自信がないからなのか?を考えてみましょう。
・「自信がなくてもやればいいじゃん」って言われたら何と答えますか?
「自信がなくてもやればいいじゃん」と言われたら、どんな反論が出てきますか。その声をじっくり聞いてみましょう。「そうだよね、やればいいよね!」となったら、それも良しです。
・自信のない自分をながめてみて、何と声をかけたいですか?
自信がない友人や家族に、何と声をかけたいですか?
自信のない自分を少し離れてみてみます。どんな言葉をかけたいと思いますか。また、それが自分ではなく、友人や家族だったらどうでしょうか。
友人や家族には自然と労いや慈悲の気持ちが湧いてくるのに、自分には厳しい言葉をかけている人が多いです。自分を親友だと思って声をかけてみてください。
・本当はどうなりたいですか?
自信がない/自信がある状態、自信がない背景を深掘りしてきましたが、それらを踏まえて、本当はどうなりたいでしょうか。そのために何ができるでしょうか。
自信がないという悩みに関するtips
「自信がない」いう悩みに関するtipsを紹介します。ヒントになればうれしいです。
内側から/外側から自信をつける
自信をつけるには、内側からのアプローチと外側からのアプローチがあります。
内側からのアプローチ:自分のセルフイメージを変える、できる限り準備する など
外側からのアプローチ:自信がなくてもとにかくやってみる、外見から変える など
コーチング好きな人は内側からのアプローチを推しがちですが、外側を変えるのも手っ取り早くて有効です。どちらかのアプローチに限定せず、できることからやってみましょう。
メンタルリハーサル
メンタルリハーサルとは、不測の事態をあらかじめ想定しておくことです。
これにより、どんなときでもいつも通りのパフォーマンスを発揮することができます。
・目標達成のためにどんな課題や障害が予想されますか?
・課題や障害にどのように準備・対処しますか?
何か目に見える行動が、自信の拠り所になります。たとえば、勉強したノートの山や使い切ったボールペン、ボロボロの単語帳などを見ると、これだけやったんだという自信が生まれますよね。
心のなかだけでつくれるのは根拠のない自信で、根拠のない自信が行動を後押しし、根拠のある自信につながっていくのだと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。
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