お金を使ってしまう心理をセルフコーチングする質問リスト

お金を使ってしまう心理をセルフコーチングする質問リスト

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お金を貯めたほうが良いのはわかっているのに、つい使ってしまう。そんなときには、お金を使うことで何を得ているか、お金を使ってしまう背景にどんな理由があるのかをセルフコーチングしてみましょう。

<セルフコーチングをするときの注意点>

 

・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。

 

・ノートなどに書きだして行うと効果的です(ぐるぐる思考を防げます)。

 

・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。

 

・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。

セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。

セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介します

お金を使ってしまう心理をセルフコーチングする質問リスト

・お金を使ってしまう、とは具体的にどんな状態ですか?

 

・お金を使ってしまうことの何が問題ですか?このままだとどうなりそうですか?

 

・理想の状態はどんな状態ですか?それはなぜですか?

 

・使い過ぎたと気づくのはいつですか?気づきながら使っているのか、または、後で気づきますか?

ー気づきながら使っている場合、どんな心の声がしますか?

ー後で気づく場合、使う前に気づけたらどうなりそうですか?

 

・使わずに済むときと使ってしまうときは何か違いがありますか?

(買う対象物、時期、一緒にいる人、オンラインか店舗か等)

 

・お金を使うことでどんな感情を満たしていますか?どんなメリットを得ていますか?

ーその感情を満たすもっと良い、建設的な方法はありますか?

 

・ついお金を使ってしまう自分をどう捉えていますか?

 

・お金を使ってしまうのをやめるために、何に向き合う必要があるでしょうか?

 

・まだ試していないことは何ですか?

 

・助けになりそうな人や仕組み、工夫はありますか?

 

・うまくいかなかった場合、そこから学んだことは何ですか?次はどのようにやりますか?

質問リストの説明

どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。

 

・お金を使ってしまう、とは具体的にどんな状態ですか?

「お金を使ってしまった」と感じる基準は人それぞれです。まず自分にとって「お金を使ってしまう」とはどういう行為を指すのか具体的にします。変えたい対象を明確にするのが第一歩です。

 

・お金を使ってしまうことの何が問題ですか?このままだとどうなりそうですか?

お金を使うこと自体は何の問題もないですよね。でも、使ってしまうと思う背景には変えたい理由があるはずです。何を問題と捉えているのか、このままだとどんな未来が待っているのかを考えてみましょう。

 

・理想の状態はどんな状態ですか?それはなぜですか?

無駄遣いをゼロにするのが理想なのか、収支が収まっていればそれで良いのか、目指す状態を明確にします。無駄遣いとOKな出費の違いを考えてみるのも役に立つかもしれません。

むしろ問題は使う部分ではなくて、収入が低いと思っている可能性もあります。自由に、理想の状態を思い描いてみましょう。

 

・使い過ぎたと気づくのはいつですか?気づきながら使っているのか、または、後で気づきますか?

ー気づきながら使っている場合、どんな心の声がしますか?

ー後で気づく場合、使う前に気づけたらどうなりそうですか?

使い過ぎだとわかりながら使っているなら、心のなかで葛藤があるはずです。使い過ぎだから止めている自分と使いたい自分、どんな葛藤があるのか両者の言い分をよく聞いてみましょう。

月末の残高で使い過ぎに気づくのなら、もっと早く気づけると行動が変わるかもしれません。

 

・使わずに済むときと使ってしまうときは何か違いがありますか?

(買う対象物、時期、一緒にいる人、オンラインか店舗か等)

いつもどんなときでも同じようにお金を使い過ぎる人はめずらしく、たいていの人には使わずに済むときと使い過ぎてしまうときの両方があります。その違いを見てみましょう。

特定のジャンルの出費は聖域になっていないか(教育費や美容、コンビニ代など)、残業後やボーナス後に出費が集中していないか、オンラインショッピングでつい買い過ぎていないか等、自分の傾向を知ることで対策が立てやすくなります。

 

・お金を使うことでどんな感情を満たしていますか?どんなメリットを得ていますか?

ーその感情を満たすもっと良い、建設的な方法はありますか?

お金を使って手に入れた物やサービスに満足していれば、使い過ぎたと思う度合は減るはず。人は物そものよりも、買うことで得られる感情を買っていることが多いです。

お金を使うことでどんな感情を満たしているか明確にし、お金を使い過ぎる以外での満たし方がないか考えてみましょう。

<お金を使うことで得ている感情の例>

喜び :所有できてうれしい

お得感:安い、損したくない、賢い買い物をしたと思いたい

達成感:全種類コンプリートしたくなる

自信 :買ったものを身につけることで自信がつく

優越感:買ったものを自慢できる

ストレス発散:買うことでスッキリする

・ついお金を使ってしまう自分をどう捉えていますか?

お金を使ってしまう自分がどう見えていますか。自己否定に気づくことも多いです。お金を使ってしまう自分も受け容れた上で、どう行動を変えるか考えていきましょう。

 

・お金を使ってしまうのをやめるために、何に向き合う必要があるでしょうか?

お金を使ってしまうことを表面的にやめることは簡単です。でも、長続きしないなら、お金を使ってしまう背景にある心理や事柄に向き合わなければなりません。

お金を使うことで満たしている感情、収入を上げる努力、毎月の収支を直視すること等、人によって何に向き合うかは変わりますが、向き合うことできっと人生は良い方向に進みます。

 

・まだ試していないことは何ですか?

これまでに試してきたことがあれば、そこから得た学びを次に活かしましょう。前に試したのは何が続かなかったのか、今度は何を試したら良さそうか、広くアイデアを出してみます。

 

・助けになりそうな人や仕組み、工夫はありますか?

意志の力よりも、他人の目や仕組みのほうが継続に効果的です。一緒に収支を見てくれそうな人や自動的に使い過ぎを防ぐ仕組み、工夫がないか考えてみましょう。

家計簿アプリ、天引き貯金、使用上限額の設定など、方法は調べればたくさんあります。

 

・うまくいかなかった場合、そこから学んだことは何ですか?次はどのようにやりますか?

習慣をやめるのは難しいことです。一回でうまくいかないかもしれません。そんなとき、失敗したと諦めず、失敗から次につながるヒントを考えましょう。次につながれば単なる失敗ではなく、学びの機会になります。

「お金を使ってしまう」という悩みに関するtips

「お金を使ってしまう」という悩みに関するtipsを紹介します。ヒントになればうれしいです。

シンプル&王道な財産の築き方(本多静六さん

突然ですが、本多静六さんをご存じですか。

大学教授をしながら100億円の財産を築いた人で、著書『私の財産告白』は50年以上読み継がれています。100億円を築いた資産形成方法の原点は、天引き貯蓄と投資というとてもシンプルで誰にでもできる方法です。

読めば貯金の大切さがわかり、お金の使い過ぎをやめるモチベーションになると思って紹介しました。

参考記事:『私の財産告白』の名言と要約まとめ:誰でもできる財産のつくりかた

数か月分の貯金(生活防衛資金)が心の余裕をつくる

お金を使ってしまって生活防衛資金が貯まっていないという人は、早急に改善しましょう。

日本は社会保障が整っているとはいえ、自分で備えておくのも重要です。

 

お金がないと短期的にしか物事が見えなくなり判断力も低下します。

貧困層の研究では、愚かな判断をするから貧困層なのではなく、貧困だから短期的なやりくりで頭の処理能力がいっぱいになり、長期的に見れば愚かな判断をしてしまうと言われています。

お金を使わない=ただの我慢ではなく、心の安定と賢明な判断力を手に入れていると考えてみるのはどうでしょうか。

参考記事:『隷属なき道』の要約まとめ:ベーシックインカムが貧困を効率的に解決する

お金のブロック

お金のブロックとは、お金に対する否定的な感情、思いこみです。

代表的なものは次のとおりです。自分にあてはまるか、どこでその思いこみができてしまったのか考えてみましょう。「こういうブロックがある」と気づくだけでも、はまりにくくなります。

・お金は上限がある、わたしがお金をもらうと誰かのお金が減る

 

・お金をほしがると良くないことが起こる、下品だ

 

・お金をもらうのは申し訳ない

 

・苦労しないとお金をもらってはいけない

 

・お金を使うことは良くないことだ、罪悪感がある

 

・お金で人は変わってしまう

 

・わたしはお金を稼げない

 

・わたしはお金を搾取される  など

変化を起こすときに生じる不安を可視化する(免疫マップ)

人は本能的に変化を恐れる生き物。どんな不安を感じて変化できないのかを可視化するツールが免疫マップです。

お金を使うことで得ている感情、メリット(=裏の目標)を明確にするときに役立ちます。

免疫マップ1

参考記事:『なぜ人と組織は変われないのか』の要約:免疫マップで自己改革をする方法

⇓参考にした本

 

コーチングを受けてみたい方へ体験セッションのご案内

「やっぱり1人でセルフコーチングするとぐるぐるしてしまう」、「誰かに話を聞いてほしい」、「コーチングを体験してみたい」という方は、ぜひ体験モニターを受けていただけるとうれしいです。

⇓コーチングについてはこちらにまとめています。副業がテーマでない人でも受けつけています。

自分を信じて行動が続けられる方法:コーチングを受けてみませんか?

 

⇓下記の申し込みフォームからお申し込みください。

体験セッションお申込みフォーム (google.com)

体験セッションで気に入っていただけたら、継続セッションもぜひ受けてほしいな~と思いますが、強引な営業はいたしませんのでご安心ください。ご自身に必要なタイミングで、ご検討いただければ幸いです。

また、セッション内で見聞きしたことは許可なく口外いたしません。

体験セッション(モニター)・・・1000円(60分)

お互いの自己紹介・コーチングの説明(15分)/セッション(30分)/感想共有(15分)

 

継続セッション(モニター)・・・3000円(60分)

チェックイン(5分)/セッション(50分)/感想・チェックアウト(5分)

※セッションはzoomで行います。

※お支払い方法:Paypay

※基本は平日19時~、土日は夕方~夜(日によって調整させてください)

※セッション後、アンケートにご協力ください。感想は、匿名でSNSなどに掲載させていただく場合がございます。

※通算100時間まではこの価格で行う予定ですが、途中で変更する可能性があります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

自分を信じて行動が続けられる方法:コーチングを受けてみませんか?